ブリスベンに到着をしてから数日しか経っていない、学校初日ということで皆さんまだまだ不安と期待でいっぱいの様子のオリエンテーション。そんな時、一つあることについて約10分程割いてお話をしてから、ブリスベン生活についてお話をしていました。
それは、「好きなことを通して、現地コミュニティにチャレンジしてくださいね」ということ。
観光ビザ、ワーキングホリデー、学生ビザ。ビザや留学期間に関係なく、留学生だけのコミュニティだけではなく、現地学生や現地で生活をしている人たちの中に飛び込むこと、思い切って挑戦して欲しいなと思います。
「好きなことを通して、現地コミュニティにチャレンジしてくださいね」とお話をしていたのには、いくつかの理由があります。
①お友達の輪が広がる

留学中にお友達が出来る場所は、「学校」「シェアハウス」「アルバイト」の3本柱だと私は思っています。それ以外でもちろんお友達を作ることも可能ですが、いきなり道端で歩いている人に「友達になってください!」と言うことは出来ないと思うので、お友達を作るためにはきっかけが必要です。そのきっかけが、何かのコミュニティに参加することです。
語学学校の場合だと毎日約4時間同じクラスメイトと一緒に、シェアメイトとは毎日会い、アルバイトでも一緒に働く時間は1回平均4時間前後だと思うので、仲良くなる・相手のことを知る・自分のことを知ってもらうためには、あまり時間がかからないことが多いです。
何かのコミュニティに入ると、人数が多い場合もありますし、作業(運動)をしながらだと話すことが出来る時間が限られてくることも。そのため、お勧めとしては渡航をして1ヶ月目〜2ヶ月目には自分がやりたいことからコミュニティを探し始めることです。
ホームステイや学生寮から移動し、シェアハウスの場所が決まれば、生活拠点が決まります。今後の生活拠点が決まれば、どのエリアのコミュニティに参加することが出来るか?!検討していくことが出来ます。
好きなことから広がるわ・ワ・輪!
②生活感が出てくる、その街のことをさらに知ることが出来る
私はプライベートでトライアスロンをしていますが、トライアスロンを始めて「ブリスベン」で生活されている方々の生活習慣を間近で見て、新しい発見をすることが出来るようになりました。
今朝も5時前に家を出て、自転車でプールへ向かいましたが、何十人ものサイクリストとすれ違いました。また、6時半頃に帰って来る際はブリスベン川沿いでランニング・ジョギング・ウォーキングをしている人が本当に多い!
何度かブログで紹介しているParkrun。これは毎週土曜日の朝にオーストラリア全土で行われていますが、クイーンズランド州は7時から始まります。他の都市は8時からなのに、クイーンズランド州は7時から。他の州よりも早起きの人が多いのかも?!しれません。

晴れた日には参加者が600〜700人程になるSouth BankのParkrun!!!!日本でも出来ないか・・と考えていたparkrunですが、日本でも、2019年前半にこのparkrunが上陸の予感♫企画者は恐らくオーストラリア人。楽しみです★
ちょっと体を動かしたあとは、ジャージのままでカフェでそのままコーヒーまたは朝ごはん。もちろん夕方に走っている方も多いですが、やはり多いのは朝型生活。朝型といっても、開始時間は5時前後〜6時が一番多いです。これを知ることが出来た、自分もそんな生活習慣が身についたのも、ブリスベンでトライアスロンを始めたからだと思っています。

チームの練習は朝5時15分からなので、最近は8時半〜9時半の間に寝て、4時10分にはアラームが鳴る生活です。(あ、これは毎日です笑。)一人で練習をする、練習をしなくても良い日も、残念ながら?!アラームがなくても4時半、5時過ぎには目が覚めてしまう、夜9時半には眠くなってしまう・・・体になってしまいました。
ジャージカフェ
ランニングをして感じるその街の良さ!
絶対参加すべし、無料イベントPARKRUN!
土曜日の朝7時から5KM走ってみませんか?
ただ遊びに行くだけでなく、トライアスロンを始め、トレーニングキャンプに参加するようになったことで、Noosaの良さをさらに知ることが出来、さらに多くの人に足を運んで欲しいなと思うようにもなりました★

何か不思議なパワーを持っている、NOOSA!
③心のサポートが出来る

そんな時、現地で生活している人と仲良くなることが出来れば、上のような状況になった場合でも、頼ることが出来る、心強い存在・お友達が自分の周りにはいることになります。
私は、トライアスロンチームでお姉さまと呼べる方たちが出来、何かあると心配・サポートをしてくれるようになりました。仕事でうまくいかない時、気持ちの切り替えが必要な時、自分の問題とは全く関係ない人たちと過ごすことは、心を落ち着かせる特効薬。
クリスマスには、お友達のお家にお呼ばれしました。
オーストラリアの田舎町で過ごしたクリスマス!
この話をするようになったのは、素敵な留学体験談をお聞きしたお客さま達に、「やりたかったけれど出来なかったことはある?」と質問をすると、「留学生の友達はたくさん出来たけれど、現地の人とお友達になることが出来ませんでした・・・」という解答が非常に多かったからです。
同じ解答が減ることを願い、少しでも多くの方がブリスベンでのコミュニティにチャレンジ出来るようにとこの話をはじめました。
そうすると、「どうやって探したら良いですか?」「●●やりたいんですけど・・・」という生活相談が増えてきたように感じました。
しかし、少し時間が経ってから聞いてみると「忙しくて行けてないんですよね・・・」というお返事も。忙しいから行けないのではなく、行きたい・輪を広げたいと思うのであれば、やりたいことを中心に生活習慣を変えてみると良いですよ。
心地よい・安心出来る環境での生活を送ることは簡単で、新しい予定・プランを生活に組み込み、習慣にしていくことには時間が掛かります。やりたいなら、やりたいことがあるなら、継続出来るよう続けることも大切だと思います。
新しい環境に飛び込むと、うまく話すことが出来ない、緊張する、どうしたら良いか分からない・・とストレスが溜まることもあるかもしれません。だけど、少し我慢をして続けてみるかやめてしまうかで、その後楽しい生活になるかならないかが変わりますよ。