大学・大学院用語シリーズ「On Campus」「Off Campus」

久々にオーストラリアの大学・大学院用語シリーズ、第11弾は「On Campus(オンキャンパス)」「Off Campus(オフキャンパス)」。
大学のホームページなんかを読んでいると、色々なところでこの言葉を見かけると思います。

On Campus:キャンパスの上で(on)なので、「キャンパス内」の意味。

Off Campus:キャンパスから離れて(off)なので、「キャンパス外」と、オンキャンパスとは反対の意味になります。

学生用の住まいの説明等で、この用語がよく使われています。

例えば、グリフィス大学(Griffith University)の住まいのページを見てみると、「On Campus Accommodation」「Off Campus Options」といった分類があります。
On Campus Accommodationは、大学のキャンパスにある住まいのことです。Off Campus Optionsでは、大学のキャンパス外にある住まいを検索することができます。

大学によっては科目詳細の箇所に、「On Campus」と表記しているものもあります。

例えば、ウーロンゴン大学(University of Wollongong)の「The Making of a Globalised Japan」という科目の詳細を見ると、「Delivery Method - On Campus」と記載されています。
「On Campus」の科目は、大学のキャンパスで受講します。On Campusではない授業はオンラインで受けたりすることができ、「Distance」や「External」といった表記がされています。

On CampusとOff Campus、よく見かける言葉なので、これから進学を考える方は覚えておくと便利です!

大学・大学院用語シリーズ
第1弾「Credit(クレジット)
第2弾「Major・Minor(メジャー・マイナー)
第3弾「Tutorial(チュートリアル)
第4弾「Degree(ディグリー)
第5弾「Tuition Fee(トューイション・フィー)
第6弾「Accommodation(アコモデーション)
第7弾「Scholarship(スカラーシップ)
第8弾「Compulsory・Elective(コンパルソリー・エレクティブ)
第9弾「Orientation(オリエンテーション)
第10弾「Grade(グレード)

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する