大学・大学院用語シリーズ「Tuition Fee」

オーストラリアの大学・大学院用語シリーズ第5弾、今回は「Tuition Fee(トューイション・フィー)」※カタカナで何と書けばいいかわからない・・・。

皆さんが気になる「授業料」のことです。

オーストラリアの大学・大学院の学費は、1科目ごとにいくら、と設定されています。大学・大学院では1年で8科目受講することが基本なので、8科目の費用合計が1年の学費となります。

便宜上、大学側も年間費用いくらと概算を出しており、私たちもその情報に基づきお客様に学費を伝えていますが、いくらの科目を受講するかによって年間学費が変わります。そのため、実際の学費と予想学費がぴったり一致しないこともあります。

メルボルン大学は、学費に幅があることをあらかじめ表示しており、例えば、ビジネス系学士号、Bachelor of Commerceの場合、「年間36,832ドル~39,316ドル(約324万~346万円)」としています。

ご参考に、マードック大学の得意分野、国際開発・協力を学べる「Bachelor of International Aid and Development」で具体的に計算をしてみます。

英語と数字が苦手な人は、■箇所の合計学費をご覧ください。

1年次の受講科目と各科目費用はこちらとなります。

Academic Learning Skills: 3,495ドル
Ideas and Identity: 3,180ドル
Understanding International Politics: 3,180ドル
Introduction to Community Development: 3,180ドル
Introduction to Sustainable Development: 3,180ドル
選択科目3科目:基本的に1科目3,180ドル x 3科目 = 9,540ドル

■1年次年間学費合計: 25,755ドル(約227万円)

2年次になると、「Social and Development Psychology」とその他の専攻で、受講科目が1つ変わります。科目の費用は、4科目が3,180ドル、そして選択科目が3科目あり、何を取るかによって学費が変わりますが、ここでは全て3,180ドルで統一して計算してみます。

【Psychology専攻の場合】
Psychology: Measurement, Design and Analysis: 3,705ドル
その他、3,180ドル x 7科目 = 22,260ドル

2年次年間学費合計: 25,965ドル(約228万円)

【その他の専攻の場合】
Developing Research Skills and Methods: 3,180ドル
その他、3,180ドル x 7科目 = 22,260ドル

■2年次年間学費合計: 25,440ドル(約224万円)

同じ学部でも、どちらの専攻を取るかによって525ドル(約4万6千円)の学費の差が出てきます。

余談ですが、3,180ドルの科目の単位を落としてしまうと、それを補うために再度同じ科目かその代わりとなる科目を履修しなければならず、追加で学費が発生します。留学生の場合は学費だけではなく、学生ビザの延長やOSHCといった費用も追加で発生します。

オーストラリアの大学・大学院の学費はこのように計算されており、1科目あたりの費用がわかるので、単位を落とさないように勉強にも気合が入りますね。

大学・大学院用語シリーズ
第1弾「Credit(クレジット)
第2弾「Major・Minor(メジャー・マイナー)
第3弾「Tutorial(チュートリアル)
第4弾「Degree(ディグリー)

**備考**
・本ブログは、2017年2月6日現在の関係機関からの情報に基づいており、今後予告なく変更されることもございます。
・ご参考の日本円は1ドル=88円換算としております。

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリア、パース在住。豪政府公認留学カウンセラーPIER認定資格保持(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。現在は、日本出張を交えながら、オーストラリア留学センターパース支店より、主にオーストラリア全都市の大学、大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行う。このカウンセラーに質問する