大学・大学院用語シリーズ「Compulsory」「Elective」

オーストラリアの大学・大学院用語シリーズ、第8弾は「Compulsory(コンパルソリー)」「Elective(エレクティブ)」。
大学・大学院の科目に関する言葉です。

Compulsory:そのコース・専攻で必須となる科目
Elective:そのコース・専攻の選択科目

オーストラリアの大学では、基本的に1学期に4科目、1年2学期で合計8科目を受講します。
※3学期制の学校や科目の単位数によっては1学期に2科目、3科目受講となる場合もあります。

例えば、メルボルン大学で国際関係と政治(Politics and International Studies)を学ぶ場合。

メルボルン大学の場合、科目のレベル分類があり、下記のような授業の取り方で国際関係専攻として認められます。

レベル1:1科目Elective
レベル2:2科目Compulsory、2科目Elective
レベル3:1科目Compulsory、2科目Elective

ちなみに、1年で8科目なら、3年で24科目、全然科目数が足りないじゃん!と思われた方、用語シリーズ第2弾の「Major・Minor(メジャー・マイナー)」をご覧ください。

例えば、レベル3の選択科目にはこのような科目があります。

・ジェンダーと国際政治
・民主主義のジレンマ
・オーストラリアの外交政策
・社会的差異と不平等
・現代インド
・アメリカ政治
他13科目(インターンシップ科目もあります)。

西オーストラリア大学(UWA)の国際関係と政治(Political Science and International Relations)の科目を見ると、こちらのような構成になっています。

レベル1:2科目Compulsory(UWAでは「Core」という表現が使われています)
レベル2:3科目Elective
レベル3:3科目Elective

レベル3の選択科目はこちらになります。

・アジアの民主化
・オーストラリアの外交政策
・政治とメディア
・アフリカの国際政治
・社会運動と政治変動
・南アジアと中東政治
他6科目。

実際の大学・大学院での科目選びの際は、大学のアカデミックアドバイザーと相談をして決めることもできます。

日本の大学と同じように必要な科目を受講していなければ、卒業ができなくなるので、科目選びは慎重に行ってください!

科目に関する用語として「Capstone(キャップストーン)」や他の用語もあるのですが、その説明はまたの機会に。
大学・大学院用語シリーズ
第1弾「Credit(クレジット)
第2弾「Major・Minor(メジャー・マイナー)
第3弾「Tutorial(チュートリアル)
第4弾「Degree(ディグリー)
第5弾「Tuition Fee(トューイション・フィー)
第6弾「Accommodation(アコモデーション)
第7弾「Scholarship(スカラーシップ)

坂本 岳志 / Takeshi Sakamoto

オーストラリアのメルボルン在住。豪政府公認PIER教育カウンセラー(QEAC登録番号:H297)。日本の大学を卒業後、日常英語もままならないレベルから、メルボルン大学大学院進学を決意。卒業後は、日本の商社で海外取引に3年携わる。現職に就いたきっかけは、メルボルン大学と商社時代に感じた「危機感」でした。各国の優秀な人材が海外で経験を積み、どんどん活躍していく中、日本の縮小を実感し、何か自分が役に立つことができるのでは、という思いから留学業界へ転職。東京オフィス→パースオフィス→石川県でリモート勤務を経て、2021年2月よりメルボルンに戻り、主にオーストラリア全都市の大学・大学院進学希望者のカウンセリングとサポートを行っています。このカウンセラーに質問する