2月から大学・大学院開始の方は、2月中旬頃からのオリエンテーションに向けて準備中かと思います。
「Orientation」、その言葉のままで、これから大学・大学院生活を始めるにあたっての色々な案内があります。メルボルン大学を参考に、実際にオリエンテーションではどのようなセッションがあるのか、そして1つお勧めのセッションをご紹介致します。
各大学、オリエンテーション用のページがあります。
例えば、メルボルン大学の場合は、こちら。
Undergraduate(学士課程)のオリエンテーションをご覧頂くと、こちらのような項目があり、さらにテーマごとにセッションが開催されています。
Start your course | 学部のオリエンテーション案内。 |
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Meet new people | クラブ活動や大学生活についての案内。 |
Get involved | 交換留学やボランティア活動、キャリア等、授業以外の経験についての案内。 |
Develop your skills | 大学のIT関係、図書館の利用や勉強についてのスキル等についての案内。 |
Build solid foundations | カウンセリングや健康、住まい、学費の支払い、キャンパスのセーフティ等、学生生活のサポートについての案内。 |
個人的に、日本人学生に絶対出て欲しいのは、「Develop your skills」にある「Study and library skills」のセッション。メルボルン大学に限らず他の大学でも、こういったセッションはオリエンテーション中に必ずあります。
なぜこのセッションを推すかといえば、自分もメルボルン大学の大学院で勉強した経験上、「図書館を制するものは勉学を制する」と勝手に思っているからです(あくまでも私個人の意見です)。
大学・大学院の勉強はとにかく膨大です。
そして、日本と勉強の仕方が違うので、最初は戸惑うことも多いかと思います。
そんな時、図書館をうまく使うことができると勉強を効率的に進めることができます。
「図書館を使う」と言っても、物理的に図書館に行って本を借りたり勉強をしたり、というだけではありません。図書館の利用法は色々とあり、例えば、大学・大学院では世界中の論文や学会誌等にオンラインでアクセスをすることもできます。効率的に勉強をするには、本やオンラインのリソースを使って、自分の欲しい情報をいかに早く見つけ出すかが必要です。
そして、難しいアカデミック情報の検索には、慣れもありますがコツもあります。
「Study and library skills」で提供される内容は、図書館のリソースの利用方法はもちろん、タイムマネジメント、リファレンスの仕方、クリティカルシンキング、チュートリアルでのディスカッション等々、大学・大学院の勉強に必要なスキルの宝庫です。中には、「Aussie English(オーストラリア英語)」なんてセッションもありました。
1つ1つの項目についても長文ブログが書けてしまう内容で、これを見ているだけでも、わくわくしてきて、またがっつり勉強したいなぁ、と思います(変?)。
オリエンテーションは、これから大学・大学院生活に入っていく上で重要なので、しっかりと計画を立てて臨んで下さい!
大学・大学院用語シリーズ
第1弾「Credit(クレジット)」
第2弾「Major・Minor(メジャー・マイナー)」
第3弾「Tutorial(チュートリアル)」
第4弾「Degree(ディグリー)」
第5弾「Tuition Fee(トューイション・フィー)」
第6弾「Accommodation(アコモデーション)」
第7弾「Scholarship(スカラーシップ)」
第8弾「Compulsory・Elective(コンパルソリー・エレクティブ)」