日本と違う!? オーストラリアの紙事情

先週までお休みを頂き日本に帰国をしていました。オーストラリアに長く住んでいると、オーストラリアの常識が身につき、日本で帰国した際に改めて感じる"発見"が多く出てきます。 

普段当たり前のこととの違いを考えながらの滞在も、なかなか面白いものです。以前に、私が発見した日本帰国後の"気付き"は以下よかったらご覧ください。

非喫煙者には天国!のオーストラリア
留学するということ

今回の滞在で、まさに面白かったのは、オーストラリアと日本に関しての「紙」に関しての考え方の違いでした。

役所や病院などに行った時に渡されるお知らせの紙やお店ですでにナイロン袋に入っているチラシなどなど。。。求めていない紙類を渡されることが、日本ではとても多く、毎回不思議に感じました。オーストラリアではなかなか無い体験です。

ですので、今回オーストラリアの紙事情についてシェアしたいと思います。

ゴミの分別については以前、弊社加藤のブログ:ゴミの分別 ~黄赤緑のゴミ箱の使い分け (ブリスベン編)~でも紹介していますが、まずオーストラリアで紙類を捨てる時は、汚れていない紙は基本"リサイクルビン"に捨てることが出来ます。

基本的にオーストラリアは紙や文房具類がとても高い国なので、紙を節約するという文化が他国より自然に根付いている感じがします。

特に最近は、広告類、明細、カタログ、レシート、契約書など、どんどんデーター化されてきています。


◆携帯会社、銀行、公共料金などの明細書◆

 
最近はすべてオンライン管理が基本となってきています。

携帯会社や銀行はその会社でのアプリやWEBサイトがあって、そこにアクセスすることで最新の明細を確認することが出来ます。なので、銀行は記帳はもちろんありませんし、毎月明細書が自宅に届く、なんてこともほとんどありません。

公共料金の明細はまだ紙のところもあるようですが、最近はメールでPDF明細書を届けるのが主流です。

私も実は最近まで水道代がずっと紙だったのですが、いつも届く封筒に、「ペーパーレスにしてね」と大きく書いているので急いで変更しました! 銀行や携帯会社も含めてまだ紙が届いている方は、ペーパーレスへの希望を出しましょう。


◆ポイントカード◆

 
日本に帰っていつも困るのがこのポイントカード。日本にいるとポイントカードで財布がパンパンになりますよね。。

オーストラリアは基本的に、スーパー、百貨店、薬局などほとんどがチェーン店です。なので、店の種類数自体がとても少なく、ポイントカードがあるのは大型のチェーン店が多いです。

なので基本的に私がいつも持ち歩くポイントカードはこの三点(スーパーと百貨店)とプライスライン(薬局)のみ。ただ基本ポイントカードは紙ではなくプラスティックが多いです。

ですが、この3点も気づけばアプリになっていたのでもう持ち歩く必要がなくなりました。どんどんアプリ化されてほんとうに便利になります。


◆署名書類系◆

 
弊社でお手続き頂いた学生さんはよくご存知かと思いますが、学校を申し込みした時に届くオファーレターや、その他色々契約をすると必ず出てくる契約書などは、PDFファイルでメールで届くことが多いので、署名や記入が必要になります。

何十枚もある書類にすべて記入して、、、という面倒な作業が必要になるのですが、これもIpadと専用ペンさえあれば、ペーパーレスで簡単に送信が可能です。

また、Ipadがない方でも大丈夫。写真撮影して、自動的にスキャン書類にしてくれる便利なアプリがあります。現在無料アプリでお勧めなのは、「Scannable」です。

以前弊社の泉もブログ:スマホのアプリで資料をスキャンにてスキャン方法について案内していますが、ここで紹介している「IScanner」は現在有料になっているようなので、現在は「Scannable」がオススメです。

これからももっといい資源削減の方法が広まり、世界的に環境保全に対しての取り組みが高まることを願うばかりです。

私も自分に出来ることはこれからもどんどんやっていきたいと思います。以前の私のブログ:環境のために私達が出来ることでも、エコについて書いてますので、こちらも是非お読みくださいね。

大橋 麻衣子 / Maiko Ohashi

オーストラリア、メルボルン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I138)。初めての留学は、シドニーでの短期留学。その後、パースでのワーキングホリデー生活を経て、2006年 ゴールドコーストで、調理師とホスピタリティーの専門学校に進学。レストランで調理師として3年働いた後、キャリア転換でメルボルンへ。日本での事務と接客経験、そしてオーストラリアでの留学経験を活かすため、現職に就く。シドニー、パース、ゴールドコースト、メルボルンと、ほとんどの主要都市で暮らした経験から、都市によって色の違うオーストラリアの良い点・悪い点も含めた留学カウンセリングを行う日々。このカウンセラーに質問する