お土産でオーガニック&エコ文化を持ち帰ろう

メルボルン支店、安藤です。

オーストラリアに暮らしていると、一般的なご家族で、生野菜のゴミをお庭の肥料として再利用したり、お値段は高めでもオーガニック製品を選んで買うようにしたりなど、つくづく彼らのライフスタイルにはオーガニックやエコの精神が浸透しているんだな〜と感じます。そんなオーストラリアの文化に触れていると、できるだけ体に優しいものを取り入れた方が、心身健康でいられることや、環境のために小さな貢献をすることで自分もハッピーになれる!ということを実感します。

皆さんが日本の家族や友人にお土産を選ぶ際も、ぜひそんなオーストラリアの文化が反映された製品をチョイスしてお持ち帰りいただけたらなと思い、今回はちょっと特別な人へ贈りたいものからお手頃な品まで、オーガニック、自然、エコに因んだオススメのオーストラリア土産をご紹介します。


〜ちょっとスペシャルなお土産編〜

◆MOR
乙女心をくすぐるMORはメルボルン生まれのブランドでキャンドル・ハンドクリーム・ルームフレグランスなどが人気です。中でもお土産としてぜひオススメしたいのが、燃やしても環境に優しい大豆由来のワックスで作られたキャンドルです。特別な人、もしくは自分へのご褒美にお気に入りの香りを選んでみてはいかがでしょうか?写真はエリザベスストリートに位置しエンポリウムと直結しているThe Strand Melbourneの中にあるお店のものです。


◆ビーワックスラップ
ラップの代わり、洗えば何度も使えるビーワックスラップはエコ文化が根付くオーストラリアならではのお土産になるかもしれません。抗菌作用のある蜜蝋が布に張り付けられている製品で、手の熱でお皿や包むものにフィットさせることができます。2025年までに海には魚よりもプラスチックゴミの方が増えるかもしれないという衝撃的なコメントをニュー記事で読んだことがあります。この蜜蝋ラップを使用すればラップのゴミを減らすことに少しでも貢献でき、地球に優しい!そして見た目もオシャレですしお土産にぴったりですよね。お値段は30ドル前後となかなかですが、何度も使えるラップなので、そう考えると安いものです。写真はヤラバレーのチーズ工場で見かけたラップですが、インターネットでも購入可能で種類も豊富です。帰国前に余裕を持って購入しておくと良いかもしれません。


◆メルボルン発祥プラナチャイ
こちらに関しては以前ブログを書いていますので、「メルボルン発祥!プラナチャイでほっと一息」もあわせてご覧ください。メルボルンからのお土産にぴったりな添加物不使用のチャイティーです。

〜お手頃なお土産編〜

◆Grants of Australiaの歯磨き粉
こちらはフッ素など入っていないオーガニックの歯磨き粉です。パッケージもコアラの絵がプリントされていて、オーストラリアらしい製品ですよね!フレーバもミント・アロエ・ティーツリーなどたくさんありますよ。値段も店舗によりますが、ウルワースなどスーパーだと3ドル程度です。どのスーパーでも売っているわけではないので、スーパーで見かけたら買っておいた方がいいかもしれませんよ。他にも値段は高めですが、オーガニック系のお店で購入できます。歯磨き粉は毎日使うものなので、身体に優しい成分のものだと安心ですよね。


◆スキンのミストトナー
オーガニックコスメで有名なスキンもお土産にオススメします。ただ液体は重いのが難点、そこでわたしからのご提案は旅行用のミニサイズを購入することです。写真は通常の125mlなのですが、旅行用セクションなどをみると小さいサイズがあるはずですよ。小さいサイズは重さの心配があまりありません。また化粧品は贈る相手の好みや肌に合うかも少し気になりますが、ミニサイズならお試し感覚で使ってもらえるのでいいと思います。


◆ティーツリーオイル
オーストラリアの家庭に必ず一本はあると言われるティーツリーオイル。殺菌作用のある植物由来のオイルで、万能なのだそう。霧吹きに水とティーツリーオイルを入れて部屋の消臭に使ったり、ワインのシミなどが洋服についた時シミ取りで使う人もいます。薬局・スーパー・ヘルスショップなどで小さなビンに入って売っているのでスーツケースの隙間にスッと入れて帰れそうですよ。


◆パナチョコレート
ヘルスストア、オーガニック店、スーパーなどに売っているメルボルン発祥のオーガニック&ビーガンチョコレートです。乳製品が含まれていないアイスもあるのですが、アイスは残念ながら持ち帰れない...でもチョコレートならお手軽ですよね!カカオの風味たっぷり、ココナッツオイルでしっとりなめらか、パッケージに謳われている通り、わぉ!と思わず言いたくなるお味のチョコレートです。小さい箱なのですが、こだわりのチョコレートとあって値段は7ドル前後。あまり半額セールなどになることはないので写真のようにスーパーで20%オフなどになっていたら即買うようにしています。(お土産になる前に自分のお腹に入っているのが現実です)


◆ラノリンクリーム
こちらは私の友人も一押しのラノリンクリームで、羊の毛から抽出した成分で作られており自然由来の保湿クリームです。BIG Wでは3ドル程で売っています。保湿力が高く優れものでありながら、プチプラ!素晴らしすぎます。BIG WはシティのQVというデパートの中にあるので是非いってみてくださいね。このお店の隣にはスーパーのウルワース(上で紹介したGrants of Australiaの歯磨き粉も数種類置いてます)もあるので、QVの中だけでも色々お土産が買い揃いそうですね!


▼ちなみにBIG Wって何?と思われた方は、弊社のブログ「何でも揃うBIG Wで上手にお買い物!」を是非ご覧くださいね。

▼他にもスーパーなどで買えないメルボルンのお土産を探している方は弊社のブログ「メルボルン産のお土産を探そう〜食べ物編〜」や「メルボルンらしいお土産を発見!」も参考になさってくださいね!

いかがでしたか?皆さんがお土産に買いたい自然派の製品は見つかったでしょうか?

オーストラリアは「オーガニック大国」や「エコ先進国」とよく言われます。でもそれは”自然とともに、自然のままに生きよう”という意識を持った人たちが暮らしていく中で、じわじわと生活に溶け込んでいったカルチャー(文化)なのだと思います。"カッコイイ流行"に敏感なわたしたち日本人は、オーガニックやエコもそんな視点で捉えがちかもしれませんが、本当に大切なのは”自然を愛する心”なんですよね。わたしも日本に帰る時は、このブログに書いた品々とともに、オーストラリアで学んだ自然への想いをお土産として持ち帰りたいと思っています。

安藤 桃 / Ando Momo

自分の可能性を広げるために海外で生きた英語を学びたい!という思いで2011年に語学留学を決意しました。2年間の留学生活ではケンブリッジ英検の取得をはじめ、世界各国に大切な友ができたりと人生の糧となる貴重な経験ができました。留学は新しい価値観を持つきっかけになったり、経験を積むいい機会になります。メルボルンは多国籍文化、アート、スタイリッシュなカフェなど魅力がいっぱい詰まった街なので皆さんの挑戦の場として本当におすすめです。皆さんが色々な事にチャレンジし素敵な日々を過ごせるように、メルボルン支店より精一杯サポートさせていただければと思っています。

※メルボルンオフィスアシスタントとして2019年2月から7月まで勤務(ブログはその当時の内容となっています)このカウンセラーに質問する