趣味に没頭!心を落ち着かせる方法

ひそかに次の「心を落ち着かせる方法」は、スタッフの誰が書くんだろう?と待ってましたが、一足先に、自身の「心を落ち着かせる方法」をブログ投下したいと思います。シリーズ化なるかな?

林のブログはこちら「心を落ち着かせる方法を身につける
坂本のブログはこちら「私流心を落ち着かせる方法
辻井のブログはこちら「私の心を落ち着かせる方法

自分の場合はベタですが「趣味の時間に没頭する」につきます。まぁ、林の包丁研ぎも、坂本のカラオケ、辻井の料理も趣味といえば趣味でしょ?(林のは違うか・・もし初対面で、趣味は「包丁研ぎです」と言われたら 友達になる自信がない。笑)

そして、最近の自分の趣味と呼べるものは、キャンプ、ワイン、そして釣りなのですが、この中で ざわついた心をリセットしてくれるのは「釣り」です。心がざわついている時に飲むワインは「負の感受性」も高まりますし、キャンプは精神的に1人になれません。

さて「釣り」というと、釣り針にエサをつけて、海(川や湖も)で「ぽーーん」と投げて、あとは魚がかかるまで「ぼーーっ」と待つ、というイメージを持たれる人がほとんどではないでしょうか。(心を落ち着かせる方法で、釣り、なので、そう思う人も多いことでしょう。)

イメージとしてはこんな感じ↓
(こういう釣りも楽しいですけどね)

初対面で会う人に、とりあえずの趣味を聞かれ「釣り」というと、「へー、のんびり良いですねー」とか当たり障りのない答えが返ってきます。興味がなければ大抵そんなもんですし、それも外れではないですが、正解でもない・・

釣りにも大変多くの種類があります。

自分はのんびり屋さんではないですし、どちらかといえば「短気」です。そして、自身がチャレンジすることは上手になりたい人(練習好きともいう)です。

そんな自分がする釣り(ルアーフィッシング)をご紹介したいと思います。

自分はエサ釣りはしません。対象魚は海の魚だけ。
ルアーと呼ばれる疑似餌をキャスティングして、リールで巻いて、ルアーに動きをつけるために ロッド(竿)でアクションを加え、魚を誘う(食いつく)を繰り返します。

反応がなければ、ルアーを変える、アクションを変える、巻く速度を変える、棚の変化を探る、と常にトライ&エラーを繰り替えす、1日何百回もキャスティングします。

またラン&ガンと呼ばれるもので、同じ釣り場でも、何回かキャスティングしていろいろ試して反応なければ、ポイントを移動します。車でポイントごと移動することもあります。そして魚のいるポイントを探り、上記の一連の動作を繰り返し、決してその場でずーっと佇んで、魚がかかるのを待っているわけではありません。釣り場もジェッティー(桟橋)のときもあれば、岩場(ロック)の場合もあります。(ボートも欲しいけど置き場所ないので、来年の夏はフィッシングカヤックに挑戦したい。)

また、そのための研究・戦略も日々精進です。

・対象魚の生態
魚種により活性のあがる季節と時間、好むルアーなど異なります.
こちらは 最近のお気に入りの対象魚。Flathead / マゴチ(和名)で体長 38cm(SA州は30cm以下はリリースです)。
ちょっと見た目はグロいですが、刺身でも天ぷらでも、とても美味しい魚。

・タックル/道具
ロッド(竿)、リール、糸(PEライン、リーダーもフロロカーボン、ナイロンなど素材も様々)も狙う魚で異なります。例えば、パワーのないロッドとリール、ライン(糸)で大きな魚は釣れないですし、繊細なあたりの魚は大味なロッドでは釣れません。
ルアーには、魚型のミノー、クランクベイト、バイブレーションなどの他にも、ソフトプラスティックワーム、イカ狙いのエギ(エビ型)、ヒラマサなど青物狙いのジグ、など対象魚でルアーの種類は数万種類、

・自然
季節、天候、風、潮の満ち引きと流れ、日の出、日の入り、月の満ち欠け、釣り場・ポイントの地形や棚(下層、中層、上層などの水中の層、海の中の地層の変化)

など、様々なことを総動員して、頭も体もフル稼働、没頭していますので、釣果に関わらず、ざわついた心はリセットされています。

そして、ルアーフィッシングは、エサ釣りに比べて圧倒的に釣れません・・・
じゃ、なんで?なのですが「戦略性」が好きなのです。研究と経験を元に仮説を立てトライして、また戦略を立て、、、というプロセスが、フィッシュオン(釣れた)時は、やってやったぜ!の達成感があります(もちろん、エサ釣りにも戦略性はありますよ)

と、なんとなくカッコいい風に言ってみましたが、たんに釣れないと嫌だから(悔しいから)、いろんなことちょこちょこ試して絶対に釣って帰るんだ! という短気な自分には、ぴったりだと思っています。(エサで手も臭くならないしww)

そして釣りの良いところは、自然が相手!朝日や夕日をみて心は癒されます。

そして、みんな大好きな海の動物にも会えます。


偶然、イルカが近づいてきたりとか。
イルカに癒される人は多いんじゃないでしょうか。笑(よーく見るとわかりますが、実はこれ野生イルカが魚をおいかけての捕食シーンです)

ただアングラー的(*Fisherman/フィッシャーマンは漁師。釣りを趣味とする人は Angler/アングラーと呼びます)には、対象魚が一目散に逃げるので、イルカが通ったあとの大抵1時間くらいはその場所は釣れなくなります・・・この日はボウズ(一匹も釣れない)でした。ちなみにイルカの大好物はイカです。

ということで、心を落ち着かせる方法として、自分は「趣味(釣り)に没頭する」と書いてますが、没頭できる趣味がないという人もいると思います。
留学中、英語を学ぶ、そのことが没頭できる趣味になれば良いのですが、そうもいかないですよね。

ただ、趣味を持たなきゃ!と思っているけど、趣味が見つからない人と、趣味をそもそも必要としない人とでは大きな違いがあると思います。必要としない人は、無理に趣味を見つける必要はないし、趣味とは関係なく、その他の「術」で、心を落ち着かせる方法を見つけてくれればと思います。

趣味を見つけたいなーと思っている人は、

・自己分析含めて、趣味になりそうなネタを集めてみる
・とりあえずやってみる(ちょっとでも気になったらGO-!)
・体験レッスン(オーストラリアだとヨガとかしょっちゅう体験やってます)
・友達の真似(趣味を持つ友達についていく)
・交流関係を広げる(無料会話クラブ、エクスチェンジとか、いろんなところに顔を出す)

などで、自分にあった心を落ち着かせる趣味を見つけることが出来るかもしれません。

もちろん、ざわついた心を落ち着かせる趣味がある(没頭してリセットできる)人は、ぜひ留学中も趣味を楽しんで(極めて)もらえればと思います!

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する