Into the Wild! オーストラリアで冬キャンプ

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

オーストラリアは一年で一番寒い季節に向かっているのですが、さすが温暖なクイーンズランド。朝晩冷えますが、日中はまだ20度近くまで上がって、冬晴れがとっても気持ち良いです。

さて、先日人生初の冬キャンプに行ってきました!!


「冬にキャンプなんて寒くて凍えてしまう‥!」と、いつも身軽な暖かい時期を選んでいましたが、友人に

「冬のキャンプも最高だよ!寒いけど火を囲んでワインとか飲んだりさ!星空を見たりとかさ〜‥」

と力説され、心が踊り、冬キャンプになんの装備が必要なのかも分からないまま、手探りで準備し行ってきました!

目的地はMaleny(マレイニー)。サンシャインコーストの内陸にある、Hinterland地域の小さな街です。

※ "マレニー"と発音するとこちらの人は "??"となってしまうので、発音良さめのマレイニーでいきますっ



酪農が盛んな地域で、あたりにはたくさんの牛がいてムームー言ってます。馬や羊もとっても多い!チーズやジェラートがおいしい場所です。

ブリスベンは立地が神がかっており、旅がしやすいのがいつも嬉しくなってしまうポイント。車で1時間半程であっという間に到着しました。


マレイニーの街は胸キュン必至、とっても可愛いのでまた改めて別のブログでご紹介させてもらうとして‥

今日は、牛いっぱい、自然いっぱいのマレイニーを拠点にした冬キャンプの様子や、オーストラリアのキャンプサイトってどんな感じ?をご紹介します!



オーストラリアのキャンプサイトを覗いてみよう!

キャンプ場の規模や設備はそれぞれの場所によって違います。

キャンプ場内の一画を予約し、そこにテントを張ったりキャラバンを置いたりするキャンプ場もありますが、人や、みんなの立派なキャンプ道具で少しワチャっとしているので、私は広そうなキャンプ場を予約することが多いです。予約前に写真を見て確認します。

広いキャンプ場では、ででーんと広い土地の中、"勝手に自分の好きな場所を確保してね〜"というスタイルのところも多いです。

今回のキャンプ場はこちら。山と空!以上!!という感じ。ゲストも少なかったので場所は使い放題!

その他ゲストの人たちを見ると、さすがはキャンプ大国オーストラリア。みなさん色んな装備を持っています。


もうそれ家じゃん!というようなキャラバンを持っていたり、ソーラーパネルで自家発電、BBQセット、遊び用具、ハンモック‥さすがオージーキャンパー上級者たち!!

選んだキャンプ場はここ!
Running Creek Parklands




キャンプ場の料金は?

オーストラリアには無料キャンプサイトもありますが、有料の方が多いと思います。

ここのキャンプ場は一人一泊12.5ドル(1000円ちょっと)。中には1泊6.5ドル(約540円)いう場所もザラにあります。



キャンプサイトはどうやって見つける?

テクノロジーに感謝!アプリで見つけるのが簡単で早いです。アプリも有料・無料とあるのですが、ダントツでオススメはWikicamps。7.99ドルの有料アプリですが、キャンプ場が網羅されており、色んな条件を入力して検索が可能です。

料金は一度払ってしまえば追加がないので、もしオーストラリアで何度もキャンプする!というのであれば是非ダウンロードしてみてください。

※写真はOfficial HPより


▶私と、ブリスベンオフィス、キャンパー林もオススメ!
Wikicamps

▶無料・有料アプリオススメ10選 (外部サイトに飛びます)
10 Amazing Camping Apps for Australian Travellers



キャンプ場の設備は?

設備はアプリやウェブサイトで事前確認しておきましょう。シャワーは冷水か温水かもチェックすることをおすすめ。冬の冷たいシャワーは修行以外のなにものでもありません。笑

キャンプ場によっては共同キッチン、BBQ台、ダイニングテーブルなどがあるところも!



【今回のキャンプサイトの設備】

■トイレ
簡易トイレが3つと洗面台が一つついていました。


■シャワー
シャワーどこかな‥と探していたら、うんと向こうに見えました。遠っw そして…う〜ん、ぬるいっ!(あるだけ感謝)


■売店
なんと売店が時間限定で開いていて、遊び道具や焚き木、電池などが売られていました。焚き木のお使いに来てる女の子。木、めっちゃ重いよ。持てるかな?



冬キャンプ装備

さて、先にもお伝えしたとおり、初の冬キャンプ‥必要装備も分からなかったので、ブリスベン支店長ことキャンプ隊長、林ファミリーにアドバイスを頂きつつ、色々と装備をお借りしました。

今回のキャンプはテントスタイル。

気に入った木を見つけたので、ここを拠点にすることにしました。

あらよっと!テントは簡単に組み立てができ、あっという間に家がいっちょ上がり!


持ってきたテーブルやチェアを広げ、ダイニング&キッチンを作ったら‥

はいっ!山の中に、あっという間に住まいができあがり〜!



どんな装備だったのか、一部振り返ってみますね。

―テント編―

・テント
・断熱敷物
※テントの床に敷くものがあると、寒さを格段にしのげます。
・床用ラグ
膨らませ式マットレス
※簡単に膨らませることができました。
※寝袋でもよさそう!
・掛け布団
・ブランケット
・まくら
・S字フック
※何かと便利
・ポータブルライト&電池


―ダイニング&キッチン編―

・BBQセット&トング
・ポータブルコンロ&ガス
・折りたたみテーブル
・折りたたみイス
・折りたたみオットマン!(林家ありがとう)
・簡単な食器(皿、コップ、お椀、カテラリー)
・簡単な料理道具(まな板、包丁、フライパン、鍋、トングや木べら)
・食材(色々、塩コショウ・オイル、おやつも忘れず!)
・洗剤・スポンジ
・ゴミ袋


―その他必需品編―

・防寒具をたっぷり
・飲料水
※何かと使うので10L等大容量を。スーパーで調達
・着火剤
・焚き木
・ライトや懐中電灯
※夜は驚くほど真っ暗です!
・遊び道具



冬キャンプに欠かせない‥火!

冬キャンプには火の準備がとっても大事だと学びました。暗くなる前に焚き火をつくらないと凍えます。

着火剤、木材(Bunnings(大型工務店)で購入しました。キャンプサイト周辺でも個人で販売している方が結構いましたよ。


林ファミリーからあまり大きな木材だと、自分で薪割りをしないといけないので、小さめのほうが使い勝手がいいよとの神アドバイスを頂いていました。

小さめの木と着火剤と一緒に燃やし、火ができたら、フーフー息を吹きかけたりあおいだりしながら酸素を送り込み、火をパワーアップさせます。


火を絶やさないように追い木をするのも忘れずに。

ちゃんと火を起こして焚き火をするのなんておそらく子供の頃以来でした。

火はぼーーーーっと永遠に見ていられます。これこそ無心で。

どんどん形を変えて、二度ともとには戻らない形を繰り広げて…諸行無常〜なんて思いながら見ていました。笑

一生懸命おこした火の暖かさはとても貴重に思えて、あたっているととても幸せな気分になりました。火があるなら寒くても冬キャンプは最高だっ!と体感することができました。

あ!とても大事なことを伝え忘れました。焚き火をするときにはさつまいもを濡れた紙に包んで、ホイルでくるんで一緒に入れておきましょう!ほっぺが落ちるほどの焼き芋ができます。





Into the Wild!

キャンプ場の中はとにかく自然でいっぱい。動物たちや色んな鳥の声が聞こえます。

クカバラ(ワライカワセミ)がおっきな声で「ア〜ハハハハハ〜ッッ!!」と本当に笑っているような鳴き声で近くまで来たりして、こっちまでつられ笑いしてしまいます。wwワラビーがぴょんぴょんはねてるのも見かけました。たちも絶えずもしゃもしゃと牧草を食べています。


夜には真っ暗な闇と星空が訪れます。聴こえるのは風の音と動物の鳴き声と、焚き火がパチパチと鳴る音だけ。

そんなキャンプ場での電波は、この5G時代にSOSモード、良くて3Gを記録!!


なのでほぼスマホを見ることなく過ごしました。

暇さえあればスマホ片手にすぐオンラインに乗っちゃう現代。

そんな毎日だからこそ、ときに自然にとけこみデジタルデトックスするのは心がとってもリフレッシュ。キャンプから帰ってきてからスマホを見る時間が減ったかもしれません。

オーストラリアには大きな大きな自然があります。心を解放しにキャンプに行ってみませんか?

とってもかわいい街、マレイニーの景色はまた改めてお伝えさせてくださーいっ!


今までのキャンプブログはこちら!

▼キャンピングカーでのキャンプはどんな感じ?バンの借り方、中はどうなってる?世界遺産Spring BrookへGO!
【山々】VANTASTIC! キャンピングカー旅①

▼キャンパーバンごとフェリーに乗り込む!ブリスベンからすぐ行ける島、North Stradbroke IslandでLet's camp!
【島探検】VANTASTIC!キャンピングカー旅②

▼クイーンズランドは見どころ満載! Rainbow Beachにキャンパーバンで行ってみた!
絶景・大自然!レインボービーチ・キャンプ旅

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する