【島探検】VANtastic!キャンピングカー旅②

こんにちは!ブリスベン支店の芽衣です:)

【山々】VANTASTIC! キャンピングカー旅①

に引き続き、キャンピングカーでクイーンズランド州、ヴァントリップ第二弾!!

前回のあらすじ:
①人生初のキャンピングカー。気分はハウル、"動く家"体験に大興奮

②世界遺産、Springbrookの大自然に驚愕

③山と自然以外なにもない場所に到着&キャンプ

④ヴァン生活が楽しすぎて”Vantastic”という造語が生まれる



山を思いっきり楽しんだら次に見たくなるのは…そう、海!!

目的地進路は「島」に照準合わせ、引き続き家ごと移動します!

ブリスベン市内からめちゃくちゃ気軽に行ける、しかしその気軽さとは裏腹に、非日常体験が思いっきりできる場所…

その名もNorth Stradbroke Island!なんでも愛称で呼ぶのが大好きなオージーたち。島はストラディー”Straddy(ストラディー)”というニックネームで愛されています。


ストラディーがどのくらい気軽かというと、ブリスベン市内から車で45分の場所にフェリー発着場があり、そこからフェリーで45分で島に到着という距離感。

すなわちブリスベン市内からたった1時間半で別世界…!

今日はこの島の魅力とキャンプで気づいたことをお伝えします!



車ごとフェリーによっこらせ

島へ向かうフェリーには身一つでも、車ごとでも乗り込むことができます。(予約時に選択、金額が変わります)時間より少し前に発着場につくと、あたりには他の車も並んで待っていました。


フェリーが動き出すと、車から降りてフェリー内、屋上から海の景色を楽しむことができます。小さなカフェが入っているので、コーヒーや軽食を楽しむこともできますよ♪

優雅な船移動にみんなのワクワク感が伝わってきます。

フェリー発着場はここ▶Stradbroke Ferries, Cleveland

フェリー予約サイト▶SEALINK




カンガルーさん、コアラくんこんにちは!

この島に何を一番期待していたか‥。”海を見に”とは言ったものの、いきなり撤回させてください。私が一番求めていたのは、”野生動物との出会い”です。

自然たっぷりのストラディーには野生動物がたくさん住んでいます。島内の道路には”カンガルー・コアラに注意!”の標識がうんと沢山立っています。

うろうろしているカンガルーには何度も遭遇しました。

3匹のカンガルーが連なって、道路を車のようにぴょんぴょん走っていく姿にびっくり。

かゆいのかな‥wずっとぼりぼり掻いてるカンガルーの姿がじわります。


キャンプ場で朝起きると、幸運にも隣の木にコアラくんを発見しました!!

お隣のファミリーの解説によると、このコアラくんは昨日の夜頑張って彼女作りに励んでいたそうなのですが、残念ながらモテず、一人で朝を迎えたとのこと‥。

そのエピソードを聞くと、丸い背中にちょっと哀愁を感じました。笑(次はがんばれ)


島内屈指のビーチエリアAmity Pointではたくさんのイルカ、ウミガメに出会えました。野生イルカたちは慣れた様子で桟橋近くまでやってきます。

またストラディーはオーストラリア内でも有数のウェールウォッチングスポット。運が良ければクジラたちも見られるはずです!



自然じゃないような自然の色

島内には、とびきり美しい湖が2つあります!

・Brown Lake


えっ、茶色?

これは水が汚れているのではなく、近くに生えているユーカリの成分が湖に浸透しているため起こるのだそうです。水はとっても透き通っています。ブロンズカラーがキラキラ!!ここは遊泳できるので、気持ちの良いスイミングができます。

実はユーカリの成分には嬉しい効果もたくさんあるんです。泳ぐだけで浄化されそうですよね。

詳しくは‥BLOG▶中古家具の入手法と、万能ユーカリスプレー


・Blue Lake



島内で一番大きい湖で、古くから神聖なものとして大切にされています。本名は”Kaboora”といい、”深く、静かなプール”という意味です。この湖は3kmほどの散策道を歩いていくとたどり着くことができます。
※遊泳は禁止されています

なんとも落ち着く場所でした。泳ぐ小魚を見ながら穏やかで静かな時間を過ごすことができました。



裸足で探検しちゃおうよ

ストラディーは世界で2番目に大きな砂の島で、なんと95%が砂でできています。

なので道路以外の散策道は白砂や芝生が多く、裸足で歩いていても痛くなく、とても気持ち良いです。

島内にはいろんな散策道があるので、是非靴を脱いで裸足でさんぽしてみてください!


英語では裸足で歩くことを”Earthing"とか”Grounding”と呼ぶんだとか。(いいネーミングだな)

裸足で歩くことは、ストレス軽減・足裏ツボ刺激、体内循環、睡眠の質を上げる‥などなど、健康なマインドや体づくりにとっても良い効果を生むという研究結果があるんですって。



太陽・海空を満喫しよう

島のいいところ。なんの高い建物もなく、空も海も景色が広いこと!!島は日帰り旅行ができるくらい気軽な距離ですが、時間があれば泊りがけで行くことをおすすめします。というのも、サンライズ・サンセットがとっても美しいから!!


・サンライズ
東の空がどーんと見える、Point Lookoutエリアがサンライズを見るのにおすすめ。最高の「おはよう」ができます。


・サンセット
西の空がどーんと見える、Amity Pointがサンセットのベストスポット。海にザブンと沈む夕陽はダイナミック。



キャンプの何が良いかって

Vanキャンプ生活を1週間してみて、良かったことをいくつか振り返ってみます。

・自然帰化!心の解放

寝ても覚めても自然の中。山に海、風や動物の鳴き声、巨木に花、大きな空に、太陽、星空…
クイーンズランドの自然ってすごいんです。自然ってでっかいなぁ‥を目の当たりにすると、余計な考えや複雑な気持ちがボーン!と飛び去って、心が軽く、穏やかになります。


・生きるのに荷物は少なくて良いことに気づく

最低限の所持品でも、楽しんで暮らせることに改めて気づきます。ないならないで頭を使って工夫します。荷物が多いといざという時に動きづらいですよね。荷物は少なく、思い出は多く。シンプルライフ最強。


・小さなことがスペシャルに

青空のもと、時間をかけてお湯を沸かし、コーヒーを入れて飲む。
たったこれだけのことですが、特別な瞬間に感じます。


散策疲れの日、自炊の力が残っておらず、即席ラーメンと野菜ソテーを簡単に作って食べました。ラーメンでさえ、信じられないくらいものっっすごくおいしく感じました。

普段の生活の便利さって、当たり前過ぎてあんまり考えることがないけれど、適度な”不便さ”はものごとを特別にしてくれる気がしますし、いろんなことを気づかせてくれます。普段の生活、食べ物、水道、水、電気…ありがとーーーー!!って思わせてくれます。


・自然大切って思う

オーストラリアはキャンプ大国であり、自然を大事にする文化や制度が進んでいる国です。上手に自然と遊ぶオージーたち。私も自然を愛してやみませんが、自然に寄り添うことで、さらに大切にしよって思うようになります。我が家ではプラスチックの使用をなるべく少なくするように取り組んでます。



キャンプ旅を通して、いろんなことに気づけました!クイーンズランドの溢れる自然は大事なことを教えてくれるような気がします。暖かないい季節もやってきてます。是非キャンプの計画を立てて、思いっきり心の解放しに行ってみてください!

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する