パース野鳥の会〜パート3〜

最近、ほぼ毎朝5時に目が覚めます。寝不足とか、健康的に早起きとかではなく、家の前の公園の大きな木をテリトリーにしておられる、この方↓のせいです。(注釈:写真は、以前マーガレット・リバーで撮ったものなので、うちの家の前の物ではありません)


クカバラ様(日本名:ワライカワセミ、英名:Kookaburra)です。オーストラリアでは、かなり親しまれているクカバラ様、オーストラリアで生まれ育っている人に『クカバラの歌、歌って!』といえば、必ずみんな歌える歌まであります。私が、クカバラ様とお呼びするのは、実物を見ればわかりますが、この威風堂々感、近づいても微動だにしないこの自身ありげな雰囲気からクカバラ様とお呼びしています。


このクカバラ様が、家の前の公園をテリトリーにしていて、毎朝必ず5時前に1番高い木で朝の美声を披露されます。その声といえば、『クワーカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ!!!!』という大絶叫ですから、どんなに眠りの深い人でも起きれてしまう程の大音量です。この特徴的な鳴き声は、なかなかの迫力があります。

オーストラリアに来たばっかりの頃は、インコやオウムがそこら中を飛んでいる事に驚きました。今でも珍しいインコやオウムが飛んでいたら写真を撮りますが、インコやオウムは警戒心が強いので、近づくとすぐに飛んで行ってしまいます。


望遠なのでぼやけてしまいますが、家の近くを散歩していると黒オオムの群れに遭遇しました。松ぼっくりのような実を一生懸命食べています。この黒オオム、日本でペットショップで買うと、数百万とか・・・かるく2000万円以上はいましたね。


公園にはよくいる、Galah(ガラ)モモイロインコです。大抵、集団で公園の地面をつついています。草?か虫?を食べているのでしょうか。やっぱり近づくと逃げてしまいます。


今朝、家の前の木にテンジクバタンの群れがいました。木の実をつついているようです。通常インコやオオムは群れで行動しているので、大群で見ることが多いですが、こんなにたくさん木に登っているとびっくりしました。


オーストラリアでは、日本ではペットショップや動物園でしか見ることができない鳥、動物が家のすぐ近くで見れます。鳥に興味がなかった私も、こちらに来てから野鳥観察をするようになりました。週末も、クカバラ様のアラームで5時起床の予定です。

過去のブログは、こちら↓
『パース野鳥の会〜パート1〜』
『パース野鳥の会〜パート2〜』

辻井 麻衣 / Mai Tsujii

オーストラリア、パース在住。外国語大学を卒業後、さらに生きた英語を学ぶため、アメリカでの長期留学を決意。留学先では、机上で学ぶ英語との違い、異文化、価値観の違いなど、毎日が驚きの連続で、自身の人生観が変わりました。帰国後、大手旅行会社、英会話学校に就職。2014年、結婚を機にパースに移住し、現在に至ります。思い返せば、人生の半分以上は語学に関わってきました。そんな自分の経験を、少しでも役立てたいという思いから、現在パース支店で留学カウンセラーとして、多くの留学生のサポートを行っています。

※ 2019年7月〜2020年6月まで産休/育休を頂いていますこのカウンセラーに質問する