センスとやさしさ溢れるタスマニア・ホバートのマーケット♡

こんにちは!
東京支店杉原と、オーストラリア各都市の語学学校やワクワクできるスポットを巡り、皆さんに有用な情報や私の感じた都市の魅力をお伝えできたらと思っています!

私にとって愛する第二の故郷、アートに溢れるメルボルンを離れ…
※メルボルンでのブログはこちら♡:アートの街、メルボルンでバスキングしちゃう?♡
杉原ブログ:人生のスパイスにメルボルン留学はいかが?

次に向かうはタスマニア、ホバート!



オーストラリア南東に小さく浮かぶ島、タスマニア。「オーストラリアにいるうちに絶対行ったほうが良いよ。」と再三言われていながら機会を逃し、今回初上陸となったのでした。
世界遺産・クレイドルマウンテン、可愛いくせに獰猛なタスマニアンデビル

Photo by Daiki Oshiro / Wikipedia

イメージとしては”自然豊か”、”田舎ながらのまったり・のんびり”だったのですが…
半分正解。半分は…意外な面を見せてくれました。
それだけじゃなかったです!! ホバート。
降り立って、街に散策に出て第一に思ったのは…”洗練されている”でした。
高い建物などなく、こぢんまりとはしていますが、レンガ造りの家、石畳の通り、おしゃれなカフェやお店…生活に必要なものはもちろんなんでも揃う、センスに溢れた街だったのでした。

交通機関はバスがメイン。色んな方面に出ているので移動も困りませんでしたよ。

何より、街だけではなく、歩いている人たちがす〜っごくオシャレ。素敵な街に住んでいるからなのか…寒い冬に合った、何枚もレイヤードを重ねたスタイルはが素敵…。おじいちゃんおばあちゃんまでがオシャレに映りました。

今回私たちはホバートで生まれ育った女の子、Ellaちゃんの家に泊まらせてもらっていましたが、おうちもとっても素敵でした‥♡

そう、ホバートの建物や家は新しさはないのですが、古き良きをしっかり大切に継いでいて、さらに街の人のセンスで素敵にクリエイトされているというか‥そんな印象です。

さて、こんなハイセンスなホバート。私が胸を撃ち抜かれてしまったマーケットをご紹介したいと思います。


サラマンカマーケット Salamanca Market

毎週土曜日に、街の中心部、サラマンカプレイスという通りで開催されている「サラマンカ・マーケット(Salamanca Market)」は1972年から続く伝統のあるマーケットです。




タスマニアで採れたフルーツ、野菜に花。ローカルのクリエイターによって作られたアート作品や小物、お土産品など…様々なものが販売されています。


私は大のマーケット好きで、オーストラリアにいる間もメルボルンを中心に色んなマーケットに訪れては心打たれていたのですが…
今まで見たマーケットの中で、オシャレ度第1位、興奮度第1位、印象度第1位、お金を使ってしまった度も…第1位(笑)となりました。
ホバートを訪れた全ての人に是非行ってもらいたい、おすすめ度★5のサラマンカ・マーケット(と私の散財記w)をご紹介。

マーケットに入るやいなや、こんなに可愛いベーグル屋に出逢います。木でできた蝶ネクタイなんて、なんてオシャレなの…。


散策開始3分で見つけた…オーストラリアンアニマル・ウォンバットの絵本…なんてかわいいの。可愛いウォンバットの絵を見ていたら…手放せなくなりました… 購入。$5


マーケットではタスマニアン・デビルを始めとする、オーストラリアン・アニマルたちが登場する絵本やグッズたちに沢山出逢いました。


別店舗で出逢った絵本売りのおじちゃんは、絵本を前に「さすがに荷物重くなるか…」と悔しい思いを頭の中でめぐらす私に、小さな紙のタスマニアン・デビルちゃんを手渡してくれました。涙。優しい。


マーケットではアンティークグッズも多く見かけました。


コインの収集癖がある私。オーストラリアのコインってデザインコインがい〜っぱいあるの気付いていましたか?
私の小さな趣味、コイン集め
この記事を書いた時はまだほんの駆け出しだったのですが笑、結局この記事を書いてから約8ヵ月でほとんどのデザインコインを集めることができました。(地味!?)
興味のある方は東京支店でお見せしますね♪:)
今回ゲットしたのは今はなき、1964年まで作られていたAustralian PennyHalf Penny


こちらはカンガルーのデザインが。年数によってレア度が違うんですって。その話はまた今度。
1枚$2(1枚はお店のおじちゃんがくれました)

他にも集めているのが…ご当地スプーン。マーケットやアンティークショップでこのスプーンの山を見かけますが、安価で種類豊富!自分で訪れたもしくは住んでいた地名の入った可愛い絵柄のスプーンがないかいつも山を探ります。今回はPerth、Brisbane、Sydneyを購入。


思い入れのある地のものがきっと見つかると思うので、是非お土産に探してみてくださいね。1本$3×3本

オーストラリアにはいつの年代の物なのかわからないような美しいアンティークグッズが多いです。そういうものに出逢うと、私はそれがどんなふうに人の手に渡ってきたのかなど空想してしまいます。

旅好き×コインコレクターな私をくすぐってきたのがこちら。


方位磁針× Penny1930年発行のPennyってオーストラリアではちょっとした有名な話で、すっごくレアコインなんですって。

ね?このPennyを使ったキーホルダーも1930年のものってないですよね!(その秘密はまた今度…)


方位磁針の中には ”Waltzing Matilda”のタイトルと一緒に文章?詩?が書いてある…調べてみるとこれは歌詞で、「ウォルツィング・マチルダ」はオーストラリア国家とならぶ程有名なオーストラリアの曲でした。
耳にしたこともある人もいるかもしれません。



もうこの機会を逃したら一生出逢えないな‥という気持ちとサラマンカマーケットの不思議な魅力にやられて買ってしまいました笑。おじちゃんに値切りの交渉をしたら快諾してくれました:)$70→$65

カラフルな石の入った小瓶…$5

ヒューオン・パイン(Huon Pine)というタスマニア固有の針葉樹で作られた小物入れ
…これ、買ってから気付いたのですが、ふぁっとすーっごくいい香りがするんです…$20

マーケットではバスキング(路上音楽)をしている場所がありました。ギターにデジュリドゥ(アボリジニの民族楽器/世界最古の管楽器!?)、ウィンドチャイムを足元に…とにかく身体全部を器用に使って一人で音楽全開で演奏している学生に出逢いました。

彼に釘付けになり…どんどん引き込まれて「これは人間業なのか…」と感動してしまいました。彼は学費をCDを売ることでも稼いでいるらしく、「彼の勉強のためにもなる、私もずっと聞く!」と、え〜い。$10

オーストラリアで生活していく中で「ビビッ」ときたコーヒー用のマグカップがあったら日本に持って帰りたいと思っていましたが、なかなか買える範囲の値段とデザインがマッチするものに会えずここまで来てしまいました…が、その夢もこちらで叶えられました。
陶芸家のおじちゃんが一つ一つ丁寧に作ったマグカップ。一瞬で目を奪われましたが、「いや〜この後もまだ飛行機やバスで沢山移動するのに持っていけるか…さすがに無理か〜」なんて思いながら一度は諦めたものの…ずっと心に引っかかっていて‥

結局マーケットが閉まる10分前にダッシュで戻る。
「ぜぇぜぇ…おじちゃん!これ、忘れられなかった!」$20×2

この他にも「孔雀の羽 $5」「絵本」「動物の置物」など迷う迷う…

私・杉「このマーケット、全然進めない!ww」
そう、素敵なものがありすぎて、全然前に進めない。あっちをみてこっちを見て、お店の人としゃべり、音楽を聞き…おしゃれな町の人達を眺め…本当に全然進めなかったです。
マーケットが閉まる寸前まで堪能してしまいました。

このマーケットでは、世界で一つの手作りのもの、心のこもったもの、ここでしか手にはいらないようなセンスの良いローカルグッズが沢山売られています。
そしてなんとか手が出そうな価格帯のものばかり…う〜ん、くすぐられる。ずるいぞサラマンカマーケット!

このマーケットが大のお気に入りになってしまったのは置いてある品物が素敵だったから、というのもありますが、もう一つ人の素晴らしさがありました。目の前にいるクリエイターさんや販売スタッフさんたちはがとってもフレンドリーであたたかい。そんなホバートの方たちとの気さくなやりとりがさらにマーケットを楽しいものにしてくれるのでした。

ということで今回の戦利品はこちら。
TOTAL:$174
ひゃ〜。でも、全部一生大切にします!

サラマンカマーケットでは、きっとそんな風に思える、オーストラリア/タスマニアならではのものに必ず出逢えます♡
そして街の人たちとのあたたかい交流ができるはず…♡
是非ホバートに行った際は必ず訪れてみてください:)
きっとあなたも、一生大事にしようと思える素敵なものに巡り会えますよ!

ホバートに今回滞在してみて、率直な感想は「住みたい」でした。
この洗練された小さな街の他、優しく気さくな人々。広い空。そしてまだ見ていない自然もいっぱいあり…。
期待の何十倍も魅力的でした。ホバート!
そして、ここでの数日、日本人を一人も見ませんでした(いたのかも知れませんが…)。
英語環境に思う存分浸かってこんな素敵な街に住めるなんて…いいなあ♡

またホバート、レポートさせてください♪

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

昨年はTAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する