2026年度版 8月11日は「Census Night(国勢調査)」

オーストラリアに滞在中の皆さん、こんにちは!アデレードオフィスの齋藤です。

2011年、2016年、2021年と5年ごとにご紹介してきたオーストラリアの国勢調査「Census(センサス)」の時期が、今年もついにやってきました!

2011年、2016年、2021年の 国勢調査について書いたブログは↓
[2011年]2011年の国勢調査の結果を見てみる
[2016年]5年に1度。8月9日にセンサスナイト(国勢調査)がやってきます!
[2021年]2021年度版 5年に1度の Census(国勢調査)

「私は留学生だから関係ないよね?」
「英語だからよくわからない…」

と放置してしまうのは絶対にNGです。なぜなら、オーストラリアの国勢調査は「8月11日の夜、オーストラリア国内にいるすべての人」に回答義務があるからです。

2026年の最新情報と、留学生が知っておくべきポイントをどこよりもわかりやすく解説します!

📅 2026年の「Census Night」はいつ?


今年の国勢調査の基準日(Census Night)は、2026年8月11日(火曜日)です。

この日の夜、オーストラリア国内に滞在している人は、オーストラリア国籍(市民権)やビザの種類(永住権、学生ビザ、ワーホリビザ、観光ビザなど)に関わらず、全員が調査の対象となります。

日本と違い戸籍や住民票の登録制度がないオーストラリアでは、この調査日である8月11日(火)の夜に「オーストラリア国内に滞在している全ての人」を対象に調査が実施されます。

オーストラリア統計局(ABS)による案内レターの郵送はまさに今始まったばかりで、地域ごとに順次ポストへ投函されています。
7月下旬〜8月上旬に各家庭(世帯)宛に届きます。

💡 どのように申告するの?


オーストラリア統計局(ABS)の特設サイトのオンラインフォームから申告します。
https://start.census.abs.gov.au/

レターが届かなかった場合や紛失してしまった場合などは、上記の特設サイトから SMS認証で センサス番号を入手してオンラインフォームから申告できます。


💡 なぜ留学生も回答が必要なの?


国勢調査は、オーストラリア統計局(ABS)が国内の人口や生活実態を正確に把握するために実施していますが、集まったデータは、皆さんの留学生活に直結する公的サービスの計画にも使われているんです。

* 通学で使う公共交通機関(電車やバス)の路線計画
* 地域ごとの病院や医療施設の配置
* 留学生も利用する公的サービス(通訳サービスなど)への資金配分

つまり、皆さんが回答することは「オーストラリアでの生活をより良くする」ことにつながっているのです。
⚠️ 注意:正当な理由なく回答を拒否したり、嘘の申告をしたりすると、罰金が科される可能性があります。


🚀 2026年国勢調査の「3つの大きな変更点」


2026年のセンサスでは、現代の多様なオーストラリア社会を反映するために、いくつかの大きなアップデートが行われました。

■1. 性別とジェンダー、性的指向の新しい質問
今回から、従来の「性別」に代わり、「出生時に記録された性別(Sex recorded at birth)」を尋ねるように文言が変更されました。さらに、16歳以上を対象に「ジェンダー(Gender)」や「性的指向(Sexual orientation)」に関する新しい質問項目が追加され、LGBTQIA+コミュニティの実態をより正確に把握できるようになります。

■2. ルーツ(血統)の選択肢が4つに拡大
これまでは自分のルーツ(Ancestry)を2つまでしか選択できませんでしたが、今回からは最大4つまで報告できるようになりました。ミックスのルーツを持つ人や、多様なバックグラウンドを持つ移民のリアルなデータが反映されます。

■3. myGovからの回答アクセスが可能に
これまで同様、各家庭に届く案内レターからオンラインで回答できますが、2026年からは新たに「myGovアカウント」を通じてシームレスにアクセス・回答できるようになりました。日頃からmyGovを使っている人にとっては、より手続きがスムーズになります。


🏠 シェアハウスやホームステイではどうする?


基本的には、「1つの家(世帯)ごとに1つのフォーム」を提出します。そのため、滞在先によって対応が異なります。

* ホームステイの場合:ホストファミリーが世帯主として家族全員分をまとめて回答します。皆さんの名前、生年月日、ビザのステータスなどを聞かれるので、正確に伝えましょう。

* シェアハウスの場合:フラットメイトの代表者(オーナーなど通常1人)が、その家に住む全員の情報をまとめてオンラインで入力します。

* 一人暮らし(Student Accommodationなど)の場合:自分宛て、または部屋宛てに届く案内レター(アクセスコード付き)を使って、自分でオンライン回答します。


🔒 「プライバシーが心配…」という方へ


国勢調査で提出した個人情報(名前や住所)は厳重に保護され、警察や移民局(Immigration)を含む他の政府機関に共有されることはありません。
ビザへの影響なども一切ありませんので、安心してありのままを回答してください。


🛠️ 英語が不安なときのサポート


国勢調査の質問票自体は英語で回答する必要がありますが、オーストラリア政府は手厚いサポートを用意しています。
■多言語ガイド:ABSの公式サイトでは、26の言語で国勢調査の解説ページ(日本語版)が用意されています。

■無料の通訳サービス:英語での回答にどうしても困った場合は、政府の通訳翻訳サービス「TIS National(131 450)」に電話して「Censusの回答を手伝ってほしい」と伝えれば、日本語の通訳を介してサポートを受けることができます。

📌 まとめ


8月11日の夜は、案内レターが届いたら放置せず、シェアメイトやホストファミリーと確認し合って、必ず期限内に回答を済ませましょう!
オーストラリアの滞在している一員として、私たちの声をしっかりとデータに届けましょうね。

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I009)。経済連を退社しニュージーランドへの留学を決意。留学を終え、今後は ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。語学留学、TAFE専門、大学・大学院留学への留学相談、アデレードオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生の進学相談とサポートを行っています。このカウンセラーに質問する