2011年の国勢調査の結果を見てみる

Qvb1

写真はQVB(当社オフィス前のYORKストリートから撮影しました)。

昨年(2011年8月)に実施されたオーストラリアの国勢調査(census)の結果が発表になりました。オーストラリア全体の人口は 21,507,717人。前回の調査(2006年)から5年で 8.3%増です。

各州で言うと・・・
NSW州で 6,917,656 +5.6% (シドニーは4,391,673 +6.6% )
VIC州で 5,354,040 +8.5% (メルボルンは3,999,980 +9.7% )
QLD州で 4,332,737 +11.0% (ブリスベンは2,065,998 +11.5% )
WA州で 2,239,171 +14.3% (パースは1,728,865 +14.3% )
SA州で 1,596,570 +5.4% (アデレードは1,225,235 +5.9% )
NT州で 211,943 +9.9% (ダーウィンは120,586 +13.8% )

西オーストラリアが増加率が一番高い。コレは昨今の鉱業ブームの影響なのかな。

言語では、オーストラリアの人口の76.8%が自宅で英語のみ。
マンダリン(1.6パーセント)、イタリア(1.4パーセント)、アラビア語(1.3%)、広東語(1.2パーセント)とギリシャ語(1.2%)が英語以外で話される言葉として多く、2006年以降の移民のうち33.5パーセントは家庭で英語のみを話し、54.1%の家庭が英語と別言語をそれぞれ話し、11%近くの家庭では英語以外の言葉を話し英語は殆ど話さない、と言う結果です。
オーストラリアの人口の4分の1は海外で生まれた移民たちで、シドニーについて言えば約3分の1が海外で生まれた移民で、37%以上の移民のメイン言語が外国語(英語以外)です。なるほどね。

オーストラリアは「必要」な外国人を積極的に受け入れています(誰でも良いわけじゃないですよ。基準はあります。)。2~3年前のエントリーでも書いてますが、その移民パワーが豊かな文化と経済を担っているといっても過言ではない国がオーストラリア。まさにグローバリゼーションではないかなと。

その点から見ても、シドニーは異文化の坩堝で、その中で異文化コミュニケーション能力を磨くには最適なんじゃない、と思うのです。コミュニケーション能力を磨かずに言語スキルだけに注目したって、結局の現場では役に立たないし。おおげさかも知れないですがグローバリゼーションにおいて体験学習の都市、それがシドニーだと思うのです。だって、こんだけ人種が坩堝ってるのに治安面で見れば、安全っしょ。それに対応する政府の苦労もあるんでしょうが、オーストラリアって良い国だよ。ホント。俺でも住んでいられるんだから。

国勢調査について詳しくはコチラから!( Australian Bureau of Statistics:
http://www.abs.gov.au/census

齋藤 新 / Arata Saito

オーストラリア、アデレード在住。豪政府公認留学カウンセラーPIER認定資格保持(QEAC登録番号:I009)。1999年、経済連を退社し、ニュージーランドに留学→2000年、ワーキングホリデーでオーストラリアへ。現地の旅行会社勤務などを経て、2002年より現職。クイーンズランド州、ニューサウスウェルズ州、南オーストラリア州の主要都市を移り住み、現在に至る。オーストラリア留学センターウェブサイトの管理人、留学カウンセリング、アデレードオフィスでのサポートと様々な形で留学生と接する日々。このカウンセラーに質問する