メルボルンからアデレードへ小旅行

先月、友人を訪ねに初!アデレードへ行ってきました。アデレードはメルボルンからは一番近い主要都市の1つで、飛行機で1時間半程度で行くことができ、チケットも安ければ$60前後で買えるため、メルボルンっ子の小旅行に最適です。

街の規模は小さくまとまっており必要なものはたいてい揃っていて、とても暮らしやすそうです。入り込んだ狭い路地やそこにひしめくカフェ、みたいなメルボルンによくある風景はありませんが、居心地のいいカフェや美味しいお店もたくさんありました。

たとえば短期の語学留学なんかで、短い滞在期間をフルに使って街で朝から晩まで遊びまくろう!と考えている人や、派手なクラブやバーが好きな人にとってはもしかしたらちょっと退屈な場所と感じるかもしれませんが、大学留学やTAFE留学などで長く住むにはなかなか快適そうです。

丸3日観光をして、私は特に州立図書館南オーストラリア州立美術館、その周辺のエリアが気に入りました。州立図書館は綺麗な新館と、落ち着いた雰囲気のいい旧館からなり、どちらも静かで人もあまり多くなく、勉強しやすい環境といえます。また、南オーストラリア州立美術館は展示物のラインナップがとてもユニークで見応えがありました。私は美術館では模写をしたり展示の説明を読んだりしてひとつひとつじっくり観るので、3日間毎日通ったのですがそれでも足りないくらいおもしろかったです。


街中では電動スクーターをいたる所で目にし(ブログ記事参照)私もチャレンジしたかったのですが、二の足を踏んでしまい叶わず。

街中では、時期的にちょうどフリンジフェスティバル(ブログ記事参照)が始まったばかりで、街の中心で大道芸をしているのを見かけたり、東側にある広々とした特設会場では朝から晩まで様々なショーが行われていました。食べ物の屋台もたくさん出ていて、軽い食事をそこで取るだけでも雰囲気を味わえて楽しめます。(私は豚の丸焼きを食べました!)


他にもアデレードでいいな〜!と思ったのは、なにより、海!です!砂浜が白い!熱くない!岩じゃない!波が早くないから泳いでてわけわからないところに流されずにすむ!と感激。グレネルグビーチの周辺は雰囲気のいいお店もあって、週末はかなりの賑わいをみせていました。


メルボルンから近すぎて逆にあまり縁のなかったアデレードですが、次回行くときは市内だけでなく近くのエリアも周ってみたい!と思わせるとても素敵な場所なので、機会のある方はぜひ訪れてみてください!

渡辺 麻里菜 / Marina Watanabe

留学を考えたきっかけは、日本で仕事をする中で英語を使う頻度が徐々に上がってきたと感じたこと。学生時代は英語が一番の苦手科目だったため、まさか自分が海外留学を本気でするとは思っていませんでした。2019年8月までメルボルンオフィスで働いていました。