オージー彼氏はMr. パルミジャーノ

私のシェアハウスにはオージー(男)×ブラジル人(女)のカップルと、もう1人オージー(男)が住んでいるのですが、たまに、カップルの彼女が彼のことを

Mr.パルミジャーノ

と呼びます。(ちなみに普段はネイサンって名前で呼ぶか、ベイビーと呼んでいます)

パルミジャーノといえば・・・

パルミジャーノ・レッジャーノ(Parmigiano Reggiano)
イタリアを代表するチーズのひとつ。イタリアチーズの王様とも呼ばれる。

parmigiano reggianoHarrods Charcuterie, Fromagerie & Traiteur, cheese
(photo by Dèsirèe Tonus/ nikoretro)

見てるだけでよだれが出そうなコイツです。

私は、彼がめっちゃくちゃチーズが好きという理由でMr.パルミジャーノってあだ名をつけているのだと思っていたのですが。。。。(Mr.インクレディブル的な感じで)

このカップルはつき合って2年。現在婚約中で、「ディファクト」と呼ばれるパートナービザを申請する為、書類に記入ミスがないかダブルチェックを頼まれてチェックしていたら

彼氏の名前:ネイサン・パルミジャーノ

本名だったんかい!(◎_◎;)

どうやら、彼のお父さんはギリシャからの移民で、パルミジャーノはギリシャで使われている苗字だそうです。彼女はただ単に、ふざけてMr.パルミジャーノと呼んでたみたいです。(SATCのキャリーが、Mr.Bigって呼ぶ感じ)

ちなみに、もう1人のオージーは父方がポーランド/母方がロシアからの移民で、ボルシチみたいな苗字でした。←あまりにも読めなのでニュアンスだけ

オーストラリアは建国してたった二百数十年の新しい国。
Uluru (Ayers Rock)
by FatPassport
元々植民地として流刑者が集められるところから歴史がスタートしたので、現在"オージー"と呼ばれる人たちも、ルーツをたどれば”外国人”だったんですよね。
そのため、"Nationality(国籍)"の話になると、「おじいちゃんがオランダ出身」とか、「お母さんがイタリア出身」という具合になり、全く読めない苗字の人、たっくさん居ます。

また、私のシェアメイトの彼女の方も、両親はルーマニア出身/ブラジル育ちなので育った国と国籍が違い、苗字はブランシャル?ワインみたいな感じなので、←発音難しすぎて、これまたニュアンスのみ

「ユリヤのバックグラウンドはどこの国なの?」

と”自分のルーツに色々な国が混ざっているのが当たり前”のように聞かれてしまいました。

彼らにとってはそれが当たり前なんでしょうが、日本は鎖国文化の国なんだよ!と突っ込みたくなりつつ(関係ないか)、なんとなく日本×日本/日本育ちっていうのが悔しい気持ちになったので
とりあえず「おじいちゃんが東京、おばあちゃんが九州」って言ってみたんですが、まぁ見事にスルーです。(一応北海道だって、屯田兵が集まった島だもん!)

オージーとの生活は英語の勉強だけでなく、”日本では当たり前”と思ってることが見事に覆される経験が、凄く面白いな〜と思います。
短期の方はホームステイ、長期の方はホームステイだけでなくシェアハウスも、オージーとのシェア生活をぜひ体験してみて欲しいです!

IMG427
チーズとワインとボルシチと毎日楽しく生活している、シェアハウスのリビング。

ちなみに私がシェアハウスを見つけたのはこちらのウェブサイト:Gumtree au
シェア探しはこちらを参考にどうぞ♪:シェアハウス探しが10倍スムーズになる秘訣 〜Vol.1〜/Vol.2

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する