ローカルカフェで働いてよかったこと〜お給与編〜

私がワーホリ中に働いていたカフェはパースの美しいビーチ沿いにありました。
観光客が来ることが少なく、近所に暮らしてる人たちで賑わうお店。そんなローカルなお店が私は大好きでした。
働いてるスタッフは現地の大学専門学校に通うオーストラリア人ばかりで、日本人は私だけ(!)の英語環境でした。(彼らとは今でもSNSを通して連絡取り合ってます♡)

仕事をゲットするまでの経緯は下記ご参考ください♪
日記で振り返るワーホリライフ〜仕事探し編〜
日記で振り返るワーホリライフ〜トライアル編〜
↑オージーの友達がお店にコーヒーを買いに来てくれた時の1枚♡
私が実際にローカルカフェで働いて良かったなぁと思うのは…

①しっかりと収入が得られた
②英語力が鍛えられた
③素敵な出会いがあった
④オーストラリアの文化に触れられた

せっかくオーストラリアで生活するなら、絶対絶対ローカルジョブをみなさんにオススメしたい!!
今回は一つ目の「しっかりと収入が得られた」をワーホリ当時の実際の給与明細を公開して(!)お伝えしたいと思います。
(メールで給与明細が届いていたので、全て残ってました⭐︎)
photo by Mei

オーストラリア留学、ワーホリでの特権はアルバイトができるということ!
学生ビザでも2週間で40時間、ワーホリビザではフルタイムで就労が可能です。(同一雇用主のもとで最長6ヶ月までという制約があります)
現地で収入を得ながら滞在できることは本当にありがたかったです。

2020年10月23日現在、オーストラリアの最低賃金は1時間あたり19.84ドル(1,500円程)になります。また雇用形態によっても時給は変わり、カジュアルという形態だと25%上乗せの1時間あたり24.8ドル(1,860円程)に!
詳しいお仕事事情はこちらの記事を是非ご確認ください。
オーストラリアの仕事事情(2020度版)

 

雇用形態はカジュアル!平日と土曜日の時給

平日時給:23.6ドル(1,770円程)
土曜日時給:28.3ドル(2,120円程)
※日本円レートは75円で換算していますが、変動します。

私は平日に日本語教師アシスタントをしていたので、働けるのは平日授業の空き時間と週末。
自由度の高いシフトを希望していたので、勤務時間数とうの保証が一切無い雇用契約であるカジュアルで働いていました。

突然店長から「今日はお店空いてるから、入りの時間2時間遅らせて来て〜」ということもあれば、「今めっちゃ忙しいんだけど、来れる?!」なんて連絡が来ることもありました。

雇用形態についてはこちらをチェック!
2016年ワーホリ当時の最低賃金はもちろん守られていましたし、週末は時給が上がります!

 

土曜日より時給がいい日曜日

日曜日時給:32.3ドル(2,400円程)
※日本円レートは75円で換算していますが、変動します。

時給30ドル越えは嬉しい!もちろん高い分、日曜日は忙しかったです。
でも他のスタッフ達とチームワーク良く働くのはとても楽しかったし、お店を閉めた後にみんなで飲む一杯がまた格別でした♪アップルサイダー大好き〜!

 

祝日の時給は平日の2倍?!チップも?

祝日時給:47.5ドル(3,500円程)
※日本円レートは75円で換算していますが、変動します。

祝日はお店が閉まりがちなオーストラリア。オープンしてるお店を探すのに一苦労です。
なんてたってお店側は2倍の時給を支払わなければいけないから〜!
働く側としては祝日シフトはボーナス!と思ってました♡

またこれ以外にボーナスと思っていたのが、チップ
私が働いていたお店は週末にディナータイム営業していたのですが、ディナーだとたまにお客様からチップが貰えるんです。
(チップは1人5ドルから多い方は20ドル頂いたことがあります)
一緒に働いていたホールスタッフとその日のチップを集め、均等に分け合ってました。
多い時で1日チップのプラス50ドルくらいだった気がします。

 

お給与は週払い


オーストラリアでは家賃、語学学校の料金、アルバイトの支給など週単位で考えられてることが多くあります。私のバイト先も例外なく、お給与は週払いでした。
画像の2016年7月18日〜24日の収入は税金が引かれ、21時間働いて490ドル(36,750円程)。
祝日もあった週の収入は28時間で723ドル(54,000円程)
当たり前ですが、シフトの入り方でお給与は大きく変わって来ます。

シフトも1週間毎に作られてたのですが、自分の希望や店長からの仕事での信頼度でシフトの入り方は変わりますよ〜!大学生のみんなが試験時期になると、私のシフトは増え、数回遅刻した南米の友達は店長からの信頼を失い、全然シフトを入れてもらえなくってました!

シフトは学校や自分のスケジュールとバランスを取り、しっかり働く姿勢をお店にアピールすることが大事です。


お金が全てではありませんが、お金の心配がないのは心に余裕をもたらしてくれます。
あまり贅沢をせず、節約生活を心がけることが大切ですが、現地で出来た友達とお出かけしたり、オーストラリア国内を旅したり…
素敵な思い出づくりも是非みなさんにして欲しいです!

悲しいことにオーストラリアにはキャッシュジョブといって、お給与が手渡しで、最低賃金を下回ってる仕事もあります。
限りあるオーストラリアでの時間を使って働くので、ぜひキャッシュジョブではなく、ローカルジョブをゲットして、しっかり収入を得てほしい。そして有意義な時間を過ごしてほしいと願ってます…♡!

杉原 由里 / Yuri Sugihara

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 S021)。高校時代のパース留学は毎日が新しい発見の連続でした。文化、人種もさまざまな環境に身を置くことで、相手を理解し、自分の意見や考えをしっかり伝えるには英語力にプラスして人間力も必要だということを実感。
また、その時に抱いた「世界をもっと見てみたい!自分の足で歩き、いろんな人や物に出会いたい!」という気持ちを大切にし、12年後。専門学校のスクールカウンセラーの仕事を辞め、友人と2人で世界横断の旅へ!

旅から帰国した私が再び向かった先は、自分の原点であるパース。インド洋に面する美しい町、パースで生活を送る中で、楽しいこと、悔しいこと、さまざまなことがありました。でもひとつずつ壁を乗り越えていくことで、自信がつき、どんなことも楽しめる自分に。
「人生を思いっきり楽しむ」ということを教えてくれたパースは私にとってかけがえのない場所になりました。

「やってみたい」という気持ちを大切にし、行動にうつすこと。そして一生懸命になることで、見えてくる景色があります。人生の絶景、見てみませんか?

パースで生活してきたからこそ、日本で生活していて感じることや思うこと、留学に役立つ情報を発信していきたいと思います。このカウンセラーに質問する