地元の人と関わるアクティビティに参加!〜ピザ教室編〜

長期留学やワーホリの方から良く聞かれる質問の1つが、「地元の人と関われるアクティビティ、コミュニティ、イベントについて」です。
今まで、昔ブログでも紹介したゴールドコースト市が開催する無料・格安ヨガレッスンや、スポーツサークルなどをご紹介していたのですが、留学生の方全員がスポーツがお好き/得意な訳ではないんですよね。(私も含めて)

何か面白いアクティビティはないかな〜と探していたところ、サーファーズパラダイスにあるイタリアンレストランで、毎週日曜日に”ピザ作り教室””パスタ作り教室”が開催されているのを発見。食べるの好きだし、イタリアン美味しいし、最高じゃーん!ということで、現在長期留学中のお客様をお誘いし、早速参加をして来ました。

イタリアンレストランが入っているのは、サーファーズパラダイスにある商業施設・ THE 4217。グレイハウンドやプレミアムなどの長距離バスの乗り場にあった空きビルを改装し、数年前に完成しました。
ここには、地元のオージーで賑わうバーガー屋・Brooklyn DEPOや、ゴールドコーストで美味しいコーヒー屋さんとして有名のParadox、他にもTea shop、コールドプレスジュース、ベーカリーなどが入っていて、週末にはマーケットなどが行われることもあります。

この4217の中にあるイタリアンレストラン・Salt Meat Cheeseで、毎週ピザもしくはパスタ作りの教室が開催されています。
私たちはピザが作りたかったので、ピザの週に予約しました。どれだけ需要があるのかわからなかったので、お客様と「私たち2人だったら面白いですよね〜」と話していたのですが、お店に入ると結構な人数分が用意されています。
参加者は10名程度。私たち以外はオージーでしたが、年齢も性別もバラバラ。男性が多かったのも意外でした!

ピザ作りを教えてくれるのは、ここのレストランでシェフを務めるイタリアーノ!(名前忘れたのでイタリアーノと呼んでいきます)そしてテーブルの上にはレシピと、必要な材料がすでに計量されて準備済み。
※余談ですが、なんで海外の男性はティータオルを肩からかけるのでしょうか・・・。私の知る限り、ホストファミリー&歴代のシェアメイトたち、みんなこのスタイル。

具体的なレシピやコツは是非レッスンに参加して学んでもらいたいので割愛しますが、基本的には「混ぜる、こねる」を繰り返せば、出来上がります。


ボールの中で、混ぜる、こねる・・・

ボールから取り出して、混ぜる、こねる・・・

英語が不安な人も大丈夫です。イタリアーノがまず全体に説明した後、作業中に各自の状況を見て回ってくれるので、わからないことはその時に聞けます。また隣同士で「これどうすればいいの?」「もうこれ入れていいの?」などやり取りもしていました。英語で会話をする良い機会ですよね☆

こねたDough(生地)を2つに分けて、丸く形成すれば、できあがり。

作ったピザ生地は発酵させなければ使えません。ということで、今回自分で作ったものはお持ち帰り用として包んでくれて、これから食べる分はすでに準備されていた生地を使います。(キューピー3分クッキングのように、ささっと準備済みのものが出てきました)

さぁ、ここからが楽しいところ、ピザ生地を伸ばして、丸く形を作っていきます!
途中で、定番の「ピザを空中で投げる技」も取り入れながら、うすーくまるーく伸ばします。そうです、うすーくまるーく・・・

あれっ、全然丸くならない。

私の左側のオージー男性。今回のピザ教室に参加した理由は「環境が大きく変わって、自分で料理をしなくちゃいけなくなってね・・・」とのこと。察するに、彼女or奥様とお別れになったのでしょう。そんな、傷心で全く料理ができない彼よりもいびつな、私のピザ。

イタリアーノがみんなのピザを「ブラボー!」と褒めながら、回ってきました。そして私のピザを見て絶句。「なんで三角なんだ〜?!」とイタリア訛りの英語で驚かれる。
別に三角にしようと思ってしたわけじゃ・・・とちょっぴり落ち込んでいると、「そうか、君が作りたかったのはこれだね!」と私の生地をささっと触っていきました。

は、ハートになってる〜!!

とりあえず「そーそー、ハートにしようと思ってわざとこうしたのよね〜ありがとね〜」と強がっておきましたが、心の声は「イタリアーノ!天才!ブラボー!」です。(今見返すとかなり無理矢理なハートですね。。。)
ピザの形を整えたら、トッピング。この日はトマトベースで、具材はズッキーニー、マッシュルーム、モッツァレラチーズ、パプリカ、オニオン、サラミ、ハムなど色々用意されていました。

トッピングが終わったら、高温のピザ窯で一気に焼き上げます!
焼きあがった後、最後の仕上げ用に各種オイルやバジルなどで飾り付けをし・・・

ついに完成〜!

自分で作ったピザ・・・ハートのピザを真ん中から真っ二つに切っていただきましたが、お味は格別でした♡

さて気になるお値段ですが、レッスン、持ち帰り用のピザ生地2枚分、今回食べた分、ドリンク1杯(ワインorビールも可)で、お値段は69ドルでした。私は全て含まれてこのお値段だったらリーズナブルかな〜と思ったのですが、いかがででしょうか♪

ピザ作り自体も楽しかったのですが、やはりイタリアーノを始め、周りの参加者とのコミュニケーションがとても楽しかったです。私の横の傷心オージーは兄弟で参加していたのですが、実は3月に初日本に旅行をし、満員電車で迷子になったことやご飯がとっても美味しかったなど、オージーからみる日本について色々語ってくれました。まさかピザ作りに行って、日本の話ができるなんて思わなかったです。
ただ、どんなアクティビティでも参加するだけではコミュニケーションは弾まないもの。特に日本人はシャイで、"話しかけないでオーラ"が出ているとよく言われるので、、「Have you been here before(ここのレストランは来たことあるの?)」「Have you done piza making before?(ピザ作りは初めてですか?)」など、一言でもいいので、会話を始めるきっかけを自分から作ってみましょう!

あ〜食ブログ書いたらお腹すいちゃった。

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

【育休中/2024年12月ごろ復帰予定です】豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する