年齢は気にしない!飾る事なく自分らしく生きる

こんにちは、メルボルン支店の長谷川です。

私は2001年にオーストラリアに来てから、未だにこちらの文化や人々の気質などの違いに驚く事が多々あります。以前にも「多少の遅れは気にしない!メルボルンの公共交通機関」などでも電車が遅延しようが、キャンセルになろうが、メルボルン/オーストラリアの方は怒らない平和主義という内容を記載しましたが、国民的にもおおらかな方が多い印象です。

さて今回は私がオーストラリアに住んで「生きやすいな」と感じた内容をご紹介したいと思います。


年齢は気にしない

生徒様からたまに下記の様な質問を頂戴します。

私●●歳なのですが、語学学校いけますか??
●●歳なのですが、大学で更に勉強しようか復職する関係もあるので悩んでいます。

日本では高校を卒業したらエスカレーター式に就職、専門や大学へ進学し、同じ世代の方とお付き合いする環境が多いかと思います。 初めて人と出会った場合も挨拶の様に年齢を聞いたり、35歳以上は転職/復職が難しいという考えも確かにあります。

ただオーストラリアでは年齢を聞く/聞かれる事は殆どなく、私もよくよく考えてみると友人達の年齢は一切把握していません。
また就職の際には年齢を聞かれる事も履歴書に記載する必要も無く、ましてや年齢で就職や転職しにくいというような事などもありません。

なので語学学校や専門/大学などでは様々な年齢の方が修学していますので、生徒様へは「年齢は全く気にする必要はありませんよ!」とお答えしています。

日本での復職が出来るか否かは別として、オーストラリアでは自分自身に年齢で制限を設ける必要性もなく、いつまでも自分らしく生活する事が出来ます。

人と比べない

私の周りには様々な友達がいます。

①政府関連の機関でバリバリ働いている
②家のスタジオにこもって作曲活動をしている
③仕事は以前にしていたけど大学に入り直して勉強している学生
④ファッションが大好きで自身のアパレルのお店を持っている
⑤まだまだバリバリ働けそうなのに既にリタリアをして趣味や旅行など自由を謳歌されている方など

私とは全く違った人生を歩んでいる方ばかりなので、彼らの話しを聞いていても全く飽きません! また社会でのステータスや価値観などで人をジャッジする人も居ないので非常に心地がいいんです。


英語で「Age is just a number(年齢はただの数字にすぎない)」という言葉がありますが、たしかにそうだなと感じられる瞬間が沢山あります。

ただ日本のような上下関係を重んじ、相手を敬う文化も素敵だと思うので、2つの文化の素敵な部分を尊重しながら自分らしくいられたらなと思います。

長谷川 由華 / Yuka Hasegawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 N1067)。オーストラリアのメルボルン在住。大学時代、自分より成績や英語が堪能な人が沢山いる中で、自分が就職競争の波に乗れるのか自信が持てず悩む。英語試験の結果で勝てないのであれば「使える英語/コミュニケーション能力を身に付ける」ことが重要という考えに至り、就職活動にいそしむ友人たちをよそ目に、留学計画を開始。かねてより夢であったツーリズム(旅行学)を学ぶため、大学卒業と同時にケアンズへ。日中は専門学校、朝&夜は現地旅行代理店でのアルバイトに精を出し、睡眠不足になりながらも2年後に無事卒業する。その後、アルバイト先の代理店でビジネスサポートを受け、2008年に永住権を取得。このカウンセラーに質問する