ストレスフリーな通勤

デイライトセービング(夏時間)が終わり、夏の頃は午後9時を超えても明るかったメルボルンが、今では午後6時には暗くなります。気温も下がってきましたが、皆さん風邪など引かれてませんか?

さてメルボルンは電車、バス、路面電車(トラム)などが充実していて、通学や通勤に公共交通機関を利用される方は非常に多いかと思います。
因みに私も電車通勤をしているのですが、最近郊外に引っ越しをして現在は片道1時間半かけてオフィスに来ています。

何故もっと交通の便が良い場所に引っ越しをしなかったという理由が

①海の近くに住みたい
②閑静な住宅地が良い、
③ペットを飼っているので一軒家が良い


とこの3つの条件からするとどうしても遠くに住むしかないのです。

実は日本にいた頃の私は大の電車嫌いで、高校も自転車で1時間掛けて通学をし、大学は大学の横のアパートを借りる位、出来るだけ電車通学をしない様に生活を心がけていました。と言うのも日本の電車は大変混んでいる事が多く人に酔ってしまう事があるため、苦手なのです、、、。


オーストラリアの電車は日本の様に激混みになる事も余り無く、席の譲り合いや隣の方とお話が弾んでしまったり、また私が利用している電車の窓から海が見えるので電車通勤=苦になる事は殆どないのです。さらにこの通勤時間が家モードからお仕事モードに切り替えたり良い気分転換にもなります。



まず家を出てから1.5キロ離れた駅まで歩いて行きます。実は家の前から駅行きのバスが出ているのですが、そこは運動と決めてバスは使いません!少し急ぐ位のスピードで約15分

人とすれ違う事も結構珍しく、今日は道端の木に色彩豊かなインコ(レインボーロリキート)を発見。急いでいたので写真は撮れませんでしたが、次回はちゃんと撮影したいと思います

また駅から約50分ほどでメルボルン市街地のフリンダース駅に到着します。電車を待っている間も潮風の匂いがしてとても気分が良いんです。

始発駅から直ぐの為、席はガラガラ。いつも海の見える左側の窓そばの席を陣取ります。海やのどかな景色が見えている時はボケーッと窓の外を見ながら過ごし、その後は本などを読んだりしています。

こんなに電車通勤を避けて生きてきた私が、意外にこの移動時間を楽しんでいる事に自分でもビックリしています。

朝の時間をどう過ごすかで1日の気分が大きく変わってくると最近実感していますが、今度は出勤前にもう少し早く起きて、家の掃除やしっかりと朝食を食べる位の余裕を持てる様になりたいと思っています。

長谷川 由華 / Yuka Hasegawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 N1067)。オーストラリアのメルボルン在住。大学時代、自分より成績や英語が堪能な人が沢山いる中で、自分が就職競争の波に乗れるのか自信が持てず悩む。英語試験の結果で勝てないのであれば「使える英語/コミュニケーション能力を身に付ける」ことが重要という考えに至り、就職活動にいそしむ友人たちをよそ目に、留学計画を開始。かねてより夢であったツーリズム(旅行学)を学ぶため、大学卒業と同時にケアンズへ。日中は専門学校、朝&夜は現地旅行代理店でのアルバイトに精を出し、睡眠不足になりながらも2年後に無事卒業する。その後、アルバイト先の代理店でビジネスサポートを受け、2008年に永住権を取得。このカウンセラーに質問する