裁判所見学に行ってみよう(コミュニティワーク編その2)

みなさんこんにちは、メルボルン支店の渡辺です。
前回のブログに引き続き、今回もメルボルンのコミュニティワーク編です!

私は今TAFEに通っているのですが、先日提出課題の一環で(半ば自主的に)裁判所見学に行ってきました!こういった機会はTAFEに通っているからこその経験だなあと最近しみじみ思います。

さて、私が行ったのはブロードメドウズ チルドレンズ コートという場所で、日本でいうところの家庭裁判所にあたります。
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厳重な持ち物検査を入り口で受け、中へ入るとそこはちょっとシリアスな雰囲気。
もちろん、基本はなにか問題が起きてここまで足を運んでいる人たちばかりなので、私達見学者もそれを尊重して、大きな声での会話や楽しそうな雰囲気というのは慎みます。

建物内にはいくつか裁判を行う部屋があり、大体午前10時くらいから法廷が一斉スタートします。大きな病院の待合室に似て、館内放送で次にどの部屋で誰の裁判が行われるかの案内が流されます。印象的だったのは、法廷が行われる部屋以外に、訪問者がカウンセリングなどを受けられる部屋がいくつもあるところ。
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具体的な様子など、セキュリティの都合上ほとんど写真を取ることができなかったため皆さんにお見せできないのが残念ですが、コミュニティワーカーはこういったところでも働いています。

私がこの日見たのは、家庭内暴力についてと飲酒運転についての調停でした。とくに家庭内暴力については、私が現在勉強しているコミュニティサービス分野とも深い関わりがあるため、聞く機会に恵まれてよかったです。

留学という限られた滞在期間の中、どれだけオーストラリアや地元メルボルンのコミュニティに入り込んでいけるかは、個人の積極性に大きく関わってきます。日本にいたときと比べると信じられないほどフットワークの軽い今。これもオーストラリア留学の成果かな?と感じています。

裁判所見学というのは基本的に誰でもすることができますし、事前の登録なども一切いらないので、興味のある方は行ってみてくださいね。

渡辺 麻里菜 / Marina Watanabe

留学を考えたきっかけは、日本で仕事をする中で英語を使う頻度が徐々に上がってきたと感じたこと。学生時代は英語が一番の苦手科目だったため、まさか自分が海外留学を本気でするとは思っていませんでした。2019年8月までメルボルンオフィスで働いていました。