久々のワインブログですが、アデレードシティから約40分ほどのマクラーレンベールへ行ってきました。
実は近場のアデレードヒルズのワイナリーには、かなりの頻度で行っているのですが、マクラーレンベールはとても久しぶりです。去年のブログでは「1番好き!」と言いながら、なかなか機会がなかったのですが、当日は天気もよく、とても気分良く楽しめた(飲めた)ものになりました。
去年のシリーズはこちら↓
ワインを楽しむためにアデレードヒルズへ
ワインを楽しむためにバロッサ・バレーへ [前編]
ワインを楽しむためにバロッサ・バレーへ [後編]
ワインを楽しむためにマクラーレン・ベールへ[前編]
ワインを楽しむためにマクラーレン・ベールへ[後編]
ワインを楽しむためにクレアバレーへ
今回は3つのワイナリーで、往復のドライブ時間(片道40分)もあわせて約4時間ほどの滞在です。
お気に入りのd'Arenberg (ダーレンバーグ)と、なかなか機会がなく試飲できなかったPaxton(パクストン)、そして注目のYangarra Estate(ヤンガラエステート)に行ってきました。
それでは例によってワイナリーの写真と一緒にご紹介したいと思います。
Yangarra Estate Vineyard(ヤンガラエステート)
このYangarra Estate Vineyardは、James Halliday Australian Wine Competitionで Winemaker of the Year 2016 を受賞した作り手 Peter Fraser 氏が手がけるワイナリーです。※ James Hallidayといえば、オーストラリアを代表するワイン評論家です。
Winemaker of the Year 2016: Peter Fraser
http://www.winecompanion.com.au/wineries/winemaker-of-the-year-2016
このヤンガラエステートに行く途中、Yangarra Estate 敷地内の畑に羊が!もしかして??
前回マクラーレンベールに行ったときに学んだ農法(除草はひつじさんの役割)のバイオダイナミック農法でした。
こちらのセラードアでは暖炉の前でソファにくつろぎながら、ゆっくり試飲できます。
(テイスティング料 10ドル)
白ワインがすべて売切れのため、赤ワインのみの試飲でした。
こちらのヤンガラエステートでは、Ceramic Egg という名前がついた品種グルナッシュのワインがありましたが、名前どおり、写真中央↑のタマゴ型のセラミックの中で熟成されるそうです。面白いですね〜〜
ちなみに↑写真は 2012 Yangarra Eatate Vinyard Iron Heart Shiraz でお値段 一本 $100!た、たかい・・!
普段は試飲はできないそうですが、例によって特別に試飲させてもらいました。
d'Arenberg(ダーレンバーグ)
設立から100年以上の歴史あるワイナリー(1912年に設立)で、ブドウ品種の特性を生かした日常的ワインからプレミアム・シラーズまで造っているワイナリーです。
ダーレンバーグはワイナリーの中でも、ワインリストの中の試飲できる数が多いのが特徴なのですが、こちらのセラードアは 3回目なので試飲もピンポイントです。
我が家の中ではスパークリングの評価が高いダーレンバーグなので、スパークリングとセラードアオンリーのものを2つ試飲です。
スパークリングはなかなか酒屋で見つけることができないのですが、昨年は購入できた 100周年の DADDでしたが、今年からはPollyに名前が変わってました。スタッフに理由を尋ねたところ、中身は完全に同じだけどヨーロッパのマーケットではDADDよりもPolly の方がウケが良いのだそうです。厳格なお父さんより優しいお母さん、と言ったところでしょうか。面白いですね。
セラードアオンリーの赤・白それぞれ。
Paxton(パクストン)
ここは昨年イベント中につきティスティング不可で断念した、次回の訪問を楽しみにしてたワイナリーです。
パクストンはバイオダイナミック農法と取り入れているワイナリーとして有名! オーガニックワイン分野では抜きん出ています。
期待度が高かいと残念な結果が多いのですが、ここは期待に応えてくれました。4本の大人買い!
赤も色々試し、最後にデザートワインも頂きました。2015年は涼しい夏(冷夏)だったということで、出来上がったレイトハーベストワインは口当たり軽めでゴクゴクいけるタイプになってました。収穫年の違いで味わいに変化があるのもワインの楽しみの一つですね。
小洒落たセラードアですし、値段のレンジも高くないので、また訪れたいところです!
今回購入したワインたち! どれから空けようかな〜笑