Kerbside collectionで粗大ごみを処分

こんにちは、ブリスベンオフィスの林です。

今週、QUTのKelvin Grove Campusに足を運んだ方は、街中にゴミが散乱している状況をみて、「私は留学する都市を、間違ったんじゃないだろうか・・」と頭を抱えているのではないでしょうか。

安心してください。今週は年に一度の粗大ごみの日です!
オーストラリアは、日本ほどゴミの分別に厳しくありませんが、それでも、粗大ごみの捨て方に関しては、ルールを破ると厳しい罰金などがあります。その中で「粗大ゴミの捨て方」としては大きく下記の2種類があります。

Kerbside collection(カーブサイドコレクション)

まさに、今回のKelvin Groveで行われたサービスです。

各地区で年に一度「粗大ごみの日」が設けられており、不要な大型ごみを自宅前の道路脇に出すと、市が特別に無料で収集してくれるサービスです。

無料ということもあり、この日は各家庭から大量の粗大ごみが、道に出されます。

Resource Recovery Centresへの持ち込み。

ブリスベン地区に4箇所(Chandler, Ferny Grove, Nudgee、Willawong)ある、Resource Recovery Centresがあり、車等を使って、粗大ごみを持ち込むことができます。

また、持ち込みの際は、処分できる粗大ゴミのサイズや料金(無料の場合もある)などが変わってくるので市のウェブサイトで確認しましょう。

※ちなみに上記の罰金についですが、悪質な不法投棄や、危険な廃棄物等、罰金額は様々です。ちなみに罰金額はペナルティの数できまり、本日現在1ペナルティ154.80ドルの罰金です。

その中で、重大な犯罪レベルと判断された場合、最大で1000ペナルティ迄カウントするようですが、つまりは154.8ドルX1000=154,800ドルの罰金が課せられることになります。怖い!


Kerbside collectionの日程を調べる。

Kerbside collectionは、各Suburb(エリア)によって回収日が決められています。

いずれのSuburbも、基本的に年に一度しかこのサービスは行われませんから、回収日を知っておくこと重要です。また、各回収日は、Brisbane City Councilのサイト内から調べることができます。
ちなみに、粗大ごみといっても、何を捨てても良いということではなく、捨てられるものと、そうでないものがあります。
粗大ごみとして捨てられるもの 粗大ごみとして捨てられないもの
  • 洗濯機
  • 自転車
  • スポーツ用品
  • カーペット
  • テレビやパソコン
  • 冷蔵庫やストーブの白物家電
  • 家具
  • マットレス
  • 扇風機やトースターなどの小型家電
  • 1.5m未満の木製品

  • 電池(自動車用電池、充電式電池、リチウム電池を含む)
  • レンガおよびコンクリート
  • 車の部品とタイヤ
  • 商業用建設廃棄物(設備や工具など)
  • 土や石
  • ガスボンベ、ヘリウムボンベ
  • ガラスや鏡
  • 危険物および引火性廃棄物(化学薬品、油、アスベストなど)
  • 繊維シート(アスベストを含む可能性あり)
  • 液体(ペンキなど)

ちなみに、上記の「捨てられないゴミ」についても、B-cycleのサイトで、乾電池の廃棄場所を調べられますし、ペンキやパッケージの処理には、Paintbackで確認できます。

その他のリサイクル等の情報も、Resycling near youから調べられますから、ゴミとして処分する前にこのようなサービスを利用することを検討するのも良いと思います。

実際、今回の粗大ごみの日に廃棄されていたものを見る限り、家具系のゴミが最も多かったのですが、意外と使えそうなものも大量に捨てられていました。

留学中に、大きなゴミが出ることはそうそうありませんし、できる限りみなさんには、”身軽”に来てほしいと思います。ですが、「スーツケースの車輪が壊れてしまい、使えなくなった」「日本から炊飯器を持ってきたが、完全に壊れてしまった」など、予想していない形で処分しなければならないことも多々ありますから、そんなときは、今回のKerbside Collectionなどを利用してみてください。

ちなみに、一般のゴミの捨て方については、以前小林がまとめたこちらの記事をを参考にしてください!

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する