今週、QUTのKelvin Grove Campusに足を運んだ方は、街中にゴミが散乱している状況をみて、「私は留学する都市を、間違ったんじゃないだろうか・・」と頭を抱えているのではないでしょうか。
安心してください。今週は年に一度の粗大ごみの日です!
オーストラリアは、日本ほどゴミの分別に厳しくありませんが、それでも、粗大ごみの捨て方に関しては、ルールを破ると厳しい罰金などがあります。その中で「粗大ゴミの捨て方」としては大きく下記の2種類があります。
Kerbside collection(カーブサイドコレクション)
Photo credit: Lord Mayor Adrian Schrinner/Facebookまさに、今回のKelvin Groveで行われたサービスです。
各地区で年に一度「粗大ごみの日」が設けられており、不要な大型ごみを自宅前の道路脇に出すと、市が特別に無料で収集してくれるサービスです。
無料ということもあり、この日は各家庭から大量の粗大ごみが、道に出されます。
Resource Recovery Centresへの持ち込み。
Photo credit: Brisbane city councilブリスベン地区に4箇所(Chandler, Ferny Grove, Nudgee、Willawong)ある、Resource Recovery Centresがあり、車等を使って、粗大ごみを持ち込むことができます。
また、持ち込みの際は、処分できる粗大ゴミのサイズや料金(無料の場合もある)などが変わってくるので市のウェブサイトで確認しましょう。
※ちなみに上記の罰金についですが、悪質な不法投棄や、危険な廃棄物等、罰金額は様々です。ちなみに罰金額はペナルティの数できまり、本日現在1ペナルティ154.80ドルの罰金です。
その中で、重大な犯罪レベルと判断された場合、最大で1000ペナルティ迄カウントするようですが、つまりは154.8ドルX1000=154,800ドルの罰金が課せられることになります。怖い!
Kerbside collectionの日程を調べる。
Kerbside collectionは、各Suburb(エリア)によって回収日が決められています。いずれのSuburbも、基本的に年に一度しかこのサービスは行われませんから、回収日を知っておくこと重要です。また、各回収日は、Brisbane City Councilのサイト内から調べることができます。
ちなみに、粗大ごみといっても、何を捨てても良いということではなく、捨てられるものと、そうでないものがあります。
粗大ごみとして捨てられるもの | 粗大ごみとして捨てられないもの |
---|---|
|
|
ちなみに、上記の「捨てられないゴミ」についても、B-cycleのサイトで、乾電池の廃棄場所を調べられますし、ペンキやパッケージの処理には、Paintbackで確認できます。
その他のリサイクル等の情報も、Resycling near youから調べられますから、ゴミとして処分する前にこのようなサービスを利用することを検討するのも良いと思います。
実際、今回の粗大ごみの日に廃棄されていたものを見る限り、家具系のゴミが最も多かったのですが、意外と使えそうなものも大量に捨てられていました。
留学中に、大きなゴミが出ることはそうそうありませんし、できる限りみなさんには、”身軽”に来てほしいと思います。ですが、「スーツケースの車輪が壊れてしまい、使えなくなった」「日本から炊飯器を持ってきたが、完全に壊れてしまった」など、予想していない形で処分しなければならないことも多々ありますから、そんなときは、今回のKerbside Collectionなどを利用してみてください。
ちなみに、一般のゴミの捨て方については、以前小林がまとめたこちらの記事をを参考にしてください!