オーストラリアの新型コロナ規制、3段階で緩和へ

先日、モリソン首相からの発表があり、今後オーストラリアでは各州で実施されている制限措置を段階的に緩和していくことになりました。

この、規制緩和のスケジュールはステージ1,2,3の3段階を予定しており、州によって若干日程及び緩和される内容は変わります。例えば、SA州についてはアデレード支店の斎藤からのお知らせを確認いただくのがわかりやすいです。

もちろん、1週間ごとの感染者数を見ながらスケジュールを再度検討するとのことですから,今後変更が加わる可能性はあるものの、現在のオーストラリア国内の新規感染者数はほぼ収束に向かっているため、「現在のペース」を踏まえれば、とても現実的な予定とされています。

そして下記がクイーンズランド州の予定表「ロードマップ」です。
https://www.covid19.qld.gov.au/__data/assets/pdf_file/0016/127150/DPC7309-COVID-19-Restrictions-roadmap-v21C.pdf

ステージ1は5月15日〜6月11日、ステージ2は6月12日〜7月9日、ステージ3は7月10日以降として予定が立てられています。

ちなみにブリスベンですが、まず、5月10日(日)より、同世帯の5人までが他の家庭を訪問することができるようになりました。つまりお友達の家に遊びに行けます。

また、本日5月11日からは現地の小学校にてPrepとYear1及び、Year11、Year12の学校がスタートしました。今後25日に向けて全学年の登校が可能となりました。

我が家で言えば、子供は約7週間ほど学校には行けず、ほぼ自宅学習の毎日でした。学校からオンラインで配布される資料があるのですが「親御さんのサポート必須」的なものが多く、いざスタートしてもなかなか予定通りに行かないことも。小学校の先生は大変だなと感じる機会でもありましたが、実際どういう勉強をしているのかも知ることができたので、これはこれで良かったのかなと思います。とにかく今日からまた学校なので、友達と仲良く勉強してほしいです。

と、話脱線しました。

また、今後の予定でしたが、5月15日(金)からは1としてレストランやカフェが再開される予定で、やはり飲食店が再開するとまた活気がでてくるのかなと思います。

ちなみに、一度に最大10人まで食事を楽しむことができるようになりますので、屋外でお友達との食事も可能になります。また、上記はクイーンズランド州の都市近郊の規則となりますが、遠隔地についてはほとんど感染が見られなかったこともあり、最大20人までとされています。としています。

その他、図書館や、野外の運動施設、公園の再開も予定されており、屋外で人を見る機会が一気に増えそうです。

自宅からの移動可能距離は、いままでの50km→150kmに拡張される為、ブリスベンからゴールドコーストはもちろん、ヌーサヘッズまでもいけます(ブリスベンからヌーサまで140KMでした。ギリギリセーフ!)。

更にステージ2では、スポーツジムや映画館、美術館の営業再開が認められ、各州間の一部移動が認められる予定です。

また、ステージ3では最大100人の集会やオフィススペースへの通勤が認められる予定です。移動については、州をまたぐ全ての移動が可能となり、まずはニュージーランドなど海外渡航も一部許可されます。このステージ3の段階で、留学生がオーストラリアへ渡航する許可も出る予定ですが、2週間の待機が義務付けられる予定のため、この点は今後の政府発表を注視したいところです。

ブリスベンの町並み


当社ブリスベン支店は、3月23日から自宅勤務とさせていただいており、現在は自宅から生徒さんのサポートをさせていただいています。ただ、本日は生徒さんの預かり荷物受け渡しもあり、ブリスベンCBD(オフィス)にきました。
定期的にシティには足を運んでいますが、まだまだ人は少ないです。カフェは引続きテイクアウェイのみオープンが許可されていることもあり、その殆どはお休みで、朝6:30〜11:00までの時間限定としているオープンしている場所や、明らかに働いているスタッフが少ないカフェがほとんどでした。

またアップルストアは先週末からオープンし、感染対策のため、入場者は体温を測り、熱がないことを確認した上で入店できます。また今まで長らくお休みだったユニクロも今日からオープン。こちらも同じく体温確認があります。しっかり体温はかって、Airlism購入して帰りました。

引続き、Social Distanceとなる「1.5mの厳守」や、「不要不急の外出を控える」「体調が悪ければ自宅待機」という点は変わりませんが、少しずついつものブリスベンに戻ってきた感じです。まだ先は長いのですが気を引き締めながら生活したいと思います。

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する