【気づいた?】コインに“キング”が登場してる!

こんにちは!ブリスベンオフィスのメイです。

7月も下旬。ブリスベンは冬が訪れていて、セーターを着る機会が増えていますが、日中は結構あったかいです♪

クイーンズランドの晴れた冬空はとっても綺麗です。

近所にワトルが咲き始めていて、かわいい:)
春の訪れを知らせてくれる花で、オーストラリアの国花なんですよ〜

さて話は変わりますが、オーストラリアはキャッシュレスがかなり進んでおり、現金を使う機会がほとんどありません


10年前、私がワーホリをしていた時はまだまだ現金もあったな〜。

オーストラリアの数々のデザインコインに心奪われ、コイン集めをしていたのが懐かしいです。

私の小さな趣味、コイン集め

あのクォッカも!
【かわいい!】期間限定AUS$1 新デザイン

※気合いでほぼ全てのコインを集め、現在は日本の実家で保管してます。



先日、久しぶりにキャッシュでお買い物をして、お釣りでもらった2ドルコイン。

"あ、ラッキー♪デザインコインだ"


と思い、キラキラしているのでよく見てみると…

「え!!!顔が変わってる!!!!︎」



そう。クイーンではなくキングになっているのです!衝撃。


みなさん気づいてましたか?


2023年末からキングデザインのコインが発行されていたようなのですが、私はなんと1年半以上も気づきませんでした。笑

それだけキャッシュレスが進んでいるんだな〜…ともびっくりしました。


ということで、今日はいつの間にかキングにデザインが変わっていたコインについて、お伝えします♪


なぜキングに変わったの?

2022年にイギリスのエリザベス女王が亡くなられた後、チャールズ3世が国王に即位しました。
これを受けて、イギリスのコインはのデザインが変わりました。

オーストラリアは「英連邦」という、イギリスと歴史的につながりのあるという国の一員なので、コインのデザインがイギリスに連動しています。


なので、オーストラリアだけでなく、同じく英連邦のニュージーランド、カナダなどのコインも、クイーンからキングに変わっていっています!

キングがコインに登場するのは約70年ぶりなんだそう。


いつから変わってたの?

2023年末から1ドルコインより始まって、その後順次2ドル、50セント…と続き今では全ての種類のコインで国王バージョンが作られています。

もちろん一気にデザインを変えることはできないので、今後徐々に入れ替えをしていきます。


むしろ今はまだまだクイーンのコインの方が多く、どちらもも混ざっている状態


顔の向きにも意味がある!

クイーンは右向きだったのに、キングは左向き!

◾️何か理由があるの?


実はこれ、17世紀から続く王室の伝統に従ったもので、 「新しい君主は、前の君主とは反対方向を向く」という決まりから来ているんですって。

諸説あるようですが、顔の向きを変えることで、“新しい時代のはじまり”を表現しているんだそう。


$2コインの裏側、あの長老は誰?

ところで2ドルコインの裏面にいる長老は誰だか知っていますか?


1998年にオーストラリアで初めて$2硬貨が発行されたときから、この長老デザインは変わらず使われてきています。

◾️彼は誰?

ノーザンテリトリーのWarlpiri-Anmatyerre族の長老、
Gwoya Tjungurrayi(グォヤ・チュングライ)さん

◾️デザインに選ばれた2つの理由

①アボリジニの長老を採用することで、先住民文化へのリスペクトを示したいという背景

②Gwoyaさんは切手に初めて登場したアボリジニの人物
1950年に発行された切手に彼の横顔が描かれたことで、全国的に有名になったから


2ドルコインには南十字星とグラスツリーも小さく描かれていて、まさにオーストラリアの自然を象徴するデザインになっています♪


やっぱり!デザインコインがかわいい!

話の脱線が進みますが、オーストラリアではカラーのデザインコインがたくさんあります!

オーストラリアの文化を楽しむABCシリーズ


MとSがわかった方…素晴らしいです!

Yがわかった方は…オーストラリア上級者!

かわいいですよね。見つけたらいつもちょっと嬉しくなって、いつもの癖で使わずにと取っておいてしまいます。

みなさんも是非、キングはいないか、かわいいコインが混ざっていないか、お財布の中や、お釣りをコインでもらった時にチェックしてみてください♪

小林 芽衣 / Kobayashi Mei

「自分のやりたいことを後悔しないようにやろう。」

友人とアテネに飛ぶということだけを決め、世界横断の旅にバックパックを背負い飛び出し、そのままオーストラリア、メルボルンへワーキングホリデーへ。

人の温かさ、自然にときめき、メルボルンでは大好きなアートとコーヒーに囲まれ、毎日何をしようかとワクワクしながら過ごしていました。

語学学校にてケンブリッジ検定試験にチャレンジ、セカンドビザ取得のため多国籍な仲間たちと一緒にファームジョブ。その後オーストラリアを1周し、各都市の魅力を体感しました。


現在はブリスベンオフィスにて豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録No.S618)としてみなさんのサポートをしています。

TAFE Queenslandにてずっと勉強したかったビジュアルアートを学びました。


世界中から集まる人たちと、日本とはまったく違う環境での生活。きっと自分の”意外な面”を発見できます。きっとその自分は”前より成長した自分”。

そんな自分を見てみませんか?

みなさんにも素敵な経験をしていただけるよう、ワーホリ・留学実体験を踏まえ有用な情報をお伝えしていきます!このカウンセラーに質問する