こんにちは!アデレード支店、Yumiです。
アデレードのイメージで一番よく挙げられるのが"ワイン"。バロッサバレー、マクラーレンベイル、クレアバレーなどメジャーなワイン生産地へもシティから車で45分~1時間半で行けちゃいます。都市からこんな近くにワイナリーのセラードアがたくさんある場所って世界中を探してもあまりないそうです。
アデレードに来て季節が一周しようとしているのにまだワイナリー巡りに行ったことがなかった私。先週の土曜日、アデレード支店斉藤をはじめワイン好きのお友達にワイナリー巡りに連れて行ってもらいました。今回訪れたアデレード・ヒルズはシティから車でたったの30分!
なのですが…ワインのことはまったく詳しくないので、今回はワイン以外のワイナリー巡りの楽しみ方を紹介したいと思います。テイスティングやワインそのものについて知りたい方はぜひアデレード支店斉藤のブログを読んでみてくださいね。
★おしゃれなアート★
ワインのエチケット(ラベル)ってオシャレですよね。和紙みたいな紙だったり、手書きのものだったり、カラフルだったり、まさに小さなキャンバスです。そんなセラードアや地域のレストランのロゴ、飾ってある絵画、建物やインテリアもとてもオシャレで可愛い♡
DEVIATION ROADのエチケットは名前の通りヴィンヤード(ぶどう畑)がある場所の地図がモチーフ。セラードアの場所を示すポイントの数字はヴィンテージ(収穫年)。
★インスタ映えな景色★
とは言ったものの、残念ながら今はぶどうの収穫&ワインの仕込みが終わった時期。ぶどう畑はこの通りなのですが、整然と並んだぶどうの木、緑の芝生…ぶどうの葉っぱが青々と茂っている時期はとても美しいだろうことは想像できます。ちなみに収穫間近になると鳥避けのネットを張るそうなので、景色的には夏場が一番綺麗とのことでした。
また、テイスティングのためにグラスに注がれたワインもいろんな色があってキレイです☆
★美味しいランチ★
ワインそのものを楽しむのも素敵ですが、美味しい料理との組み合わせも欠かせません。なので、セラードアが集まる地域には決まって美味しいレストランがあります(セラードアに併設されているレストランもあります)。今回訪れた”The Summertown Aristologist”はアデレード・ヒルズで生産されているナチュラルワインのみを取り扱うレストランとあって、食事も地産地消が中心。シンプルに素材の味を十分に引き出したものでした。特に自家製のバターとそれを使ったソースの魚料理はとても美味しかったです♡
★ぶどうの木の話★
今回、ワインの生産に携わっている方が一緒で、いろいろな話を聞くことができたのでひとつご紹介しますね。
ワインづくりの次の作業は剪定となりますが、今はぶどうの葉が全部自然に落ちるまで待っているところだそうです。自然に葉が落ちてしまうまで待つのは、そうしないとぶどうの木が「えー!まだ準備できてないっ!」とびっくりして翌年の収穫に影響が出てしまうんだとか。本当に自然と対話しながらじっくり向き合って作っているんですね!
また、ぶどうの木の剪定は、冬のうちに栄養を十分に溜めることができるように毎年分け目からでている枝のうち、来年のための枝を1本だけ残して後は切り落とすのだそうです。だから、古いぶどうの幹と、毎年剪定して新しいものを残していく枝とでは色が全然違うというのも、幹と枝がはっきり見えているこの時期だから知ることができました。
前述のとおり、ぶどう畑は寂しい感じでインスタ映えとはいきませんでしたが、動植物が作り出す景色っていつでも何か教えてくれるので飽きないし、大好きです(*^w^*)
と、いろいろ見たり聞いたりして美味しいワインをちゃんと飲みたくなったので、訪れたセラードアでストロベリーみたいな甘い香りがしてみんなが美味しいと言っていたワインを買ってホームパーティしながらいただきました(๑´ڡ`๑)
ワインが好きな方もそうでない方も、アデレードに留学したらぜひ一度は出かけてみてほしいなと思います。ワインがいつも身近にあるアデレーディアンの生活を感じられると思いますよ。