2021年8月10日(火)は5年に1度のオーストラリアの「Census(国勢調査)」の日です。
日本と違い戸籍や住民票の登録制度がないオーストラリア。
それゆえ調査日である8月10日(火)までに「オーストラリア国内に滞在している全ての人!」を対象に調べます。
ですから、オーストラリア国籍、永住者、ビジネスビザ、長期留学生、ワーキングホリデーの人で現在オーストラリアに滞在中の方は、滞在中のビザに関係なく全員に提出の必要があります。
前回同様、我が家にも国勢調査の Letter が届きました↓
下記、前々回(2011)、前回(2016)の 国勢調査の結果について書いたブログ
[2011年]2011年の国勢調査の結果を見てみる
[2016年]5年に1度。8月9日にセンサスナイト(国勢調査)がやってきます!
レターにはこの CensusへのアクセスURLとログインナンバーが書かれていますので、2021年8月10日までにアクセスして入力しなければなりません。
この国勢調査から、人口推移、言語や宗教、経済などオーストラリア国民の実態が見えてきます。
2016年、前回の結果から見ると、2011年までは 海外生まれでオーストラリアに滞在中の人の割合が、24.6%でしたが、2016年には、26.3%を超えています。今までは4人に1人弱が海外生まれでしたが、2016年以降は 4人に1人以上が、海外生まれ、ということになります。
オーストラリア政府 海外出生地割合 トップ10 は下記から参照
Top 10 countries of birth for the overseas-born population since 1901
それ以外にも、人口の25%が少なくとも親のどちらかが外国生まれ、世界140ヵ国以上からの移民、などマルチカルチャリズムを標榜するオーストラリアならではの数字がこの国勢調査から垣間見ることができます。
なお、オーストラリアは 新型コロナの流行により2020年3月末より現在(2021年8月2日執筆時)まで、オーストラリア国籍、永住権保持者以外の入国を禁止しています。そのため、今回の国勢調査は今までと違った数字を示すことは間違いないとは思いますが、、、
最後に、この調査は法律で義務となっており、調査に協力しなかった場合、警告と罰金の可能性もありますので、現在、オーストラリアに滞在中の大学生、専門学校生、ワーホリの人は忘れずに提出してくださいね。