英語と学歴はただのアクセサリー。

オーストラリアのGroup 8(日本で言う旧帝国大学)の1つであるクイーンズランド大学のエージェントセミナーに行ってきました。
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朝9時から始まり、各種セミナーと大学施設を巡るツアー。間でランチを挟み、またツアー。東京ドーム24.2個分の大学構内を、ひたすら歩き回る1日。

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ふらふらになって帰宅しましたが、美しいキャンパスにも癒されて、とても有意義な1日となりました。

学校のお話は学校最新ニュースでお伝えするとして、ブログではちょいとした裏話。

今回のセミナーは、オーストラリアにあるアジア系の現地エージェントを対象にしていて20社ほど参加していましたが、日本のエージェントはオーストラリア留学センターともう1社のみ。
あとは中国、台湾、香港、韓国、東南アジアを担当するエージェントで、国籍は様々。大学スタッフもオーストラリア、イギリス、中国、インドなど多国籍で、国籍がごちゃまぜの空間で1日を過ごすのは、とても良い刺激になりました。

いやー、みんな、英語が半端なく上手いですね。特に中国!!若干のチャイニーズアクセントは仕方ないとして、語彙力・英語での表現の豊かさが素晴らしい。
ほぼ全員が海外の大学/大学院を出ているということだったので、上手くて当たり前といえばそうなのですが、凄く勉強をしているんだろうな、という、インテリジェンスが伝わって来るんです。

そして、オージー組は、日本語が上手い(笑)初対面でHi!と握手をしようとすると、「どうぞ宜しくお願いいたします」と深々と頭を下げられ、私があわあわしてしまいました。

各国の教育事情、英語教育の重要性、オーストラリアで教育を受けるメリットなどを話すことが出来て、新しい視点をインプットすることが出来ました。

多国籍な環境で、外国語を武器に勉強/ビジネスをする

日本にいるとそういう環境を見ることがまだまだ少ないかも知れないけれど、これがどんどん当たり前になっていく時代なんですね。そして、他の国の学生はそこに対応を出来る「グローバル人材」になるべく、早い段階から準備をしているということもわかりました。

日本は、「英語が話せること」「学歴があること」がグローバル人材で、その2つさえクリア出来れば人生成功するみたいなものもあるようですが、、、

語学と学歴は、あくまでも自分の良さを引き立てるアクセサリーであって、大切なのはアクセサリーを身に着ける自分の中身だと、私は思います。

私はセミナーで会った「グローバル人材」と呼ばれる人たちは、ビジネスセンスもあり、業界(今回の場合は教育)の知識も豊富、そして他国のことを凄くよく理解して、その文化を尊重する人たちでした。だからこそ、「外国語が話せること」「海外で教育を受けていること」という事実も美しく輝いていたのだと。

アクセサリーが似合うように自分磨きをする。
その一つの選択肢として、海外の大学で気が狂うほど勉強をしながら色々な価値観を知っていくというのは、決して悪いチョイスではないと思います。

努力に終わりはないですね。

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

【育休中/2024年12月ごろ復帰予定です】豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する