間違いと戦うブリスベン支店

ブリスベンに引っ越してから、早5年。ブリスベン支店で仕事をしていると、またかと思う「間違い」が起こります。今回は、そんなお話です。

間違い電話はスタンフォードホテル

まず、圧倒的に多いのはスタンフォードプラザホテル宛の間違い電話。

ちなみに、スタンフォードホテルとはこちら、ブリスベン中心地に位置する、5つ星ホテルです。

もう、「ブリスベン支店あるある」になりつつありますが、電話をとった途端、名前を名乗られ「部屋番号〇〇のだけど、ウンタラカンタラ」的なことを言われます。「あー、またスタンフォードか」と。

この間違い電話は、自分がブリスベン支店で働き始めてから、かれこれ10回はかかってきています。
ただ、理由はわかっていて、当社ブリスベン支店の電話番号が「07-3221-9999」に対して、スタンフォードプラザホテルの受付電話番号は「07-3221-1999」なんです。まさかの1つ違い。

きっと、1を押し忘れ9連打をしたら、ブリスベン支店にかかったということなんでしょう。

間違い電話が来る度に、「次回は 話を全て聞き終わったあとに『予約を承りました。お気をつけてお越しください』」と言おうと思うのですが、次の電話の時には忘れていて、「Wrong numberですよー」と優しく伝えてしまいます。


会社名の間違い

当社は「オーストラリア留学センター」として長年運営しているわけですが、他社様の中には

  • オーストラリア留学センター・〇〇〇〇
  • オーストラリア留学サポート 〇〇〇
  • 留学センター〇〇

などなど、当社に酷似した会社名の留学エージェントがあります。どことは言いません。とにかく似たような名前のところは沢山ありますので。

たとえば、以前で言えば「見積もりをお願いしたのですが来ないんですが!」と少しお怒りモードの電話を頂くことがあり、自分も「まさかメールのチェック漏れか」と、一瞬ドキッとするのですが、名前を聞いてみると、全く登録が無いわけです(当社は社内データベースでお客様の状況を把握するようにしています)。

よくよく聞いてみると「オーストラリア留学センター・●●●(違う会社)って所ですが、担当の方は●●さんです(当社にいないスタッフ)。え?違うんですか?」と。

違いますよ。ええ、違います。全然。

最初に「担当して頂いている、〇〇さんいますか?」と言われれば、すぐに当社のスタッフではない→会社間違っているな。とこちらも気がつくわけですが、いきなりお怒りモードで電話がくるとドキッとしてしますので、心臓に悪いです。

それでも「同じような名前で、紛らわしいです!ガチャン」なんてこともあるのですが、そこは勘弁してください。会社名が悪いわけではないです。

ただ、現在ご自身が利用されている留学エージェントは、きちんと確認頂いた上で問い合わせいただければ助かります。というか、絶対そうしてください。


荷物も間違う

これはブリスベン支店というよりも、自分の話。先日あるものをオーダーしたのですが、これがなかなか届かない。10日ほど経過して届いたのは、何故か箱いっぱいの”スーパーマリオのLEGO”でした。
おいおい、勘弁してくださいよ。このCovid-19の状況を鑑みて、家でスーパーマリオのレゴを作れって事なんですかね。

ということで、お店に連絡すると以下のメッセージが。

Hi,

We are so sorry! It looks like we have put the wrong label on the wrong box which means another customer will have received yours, and not their Mario.

We’re currently trying to work out who this is and have inquired with a few customers. We are just waiting to hear back, no doubt it will be soon!

We will get this resolved and you will both receive the correct orders.

Thank you for letting us know, we appreciate it.


ラベルの貼り間違いとは、シンプルかつ致命的な間違い!

どうしましょう。一度作ったあとに、もとに戻したらばれないとは思いますが、そこは立派な大人。組み立てるのは我慢し、とりあえず先方からの連絡待ちとしてます。

しかし、自分の荷物とスーパーマリオのLEGOを間違えるなんて、どうやったらそんな事おきるのか。

あー、早く来ないかな−。ハリーポッターのLEGO。ロンとハー・マイオニーが必要なんです。

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する