世界初の廃棄物ゼロフライトでアデレードへ!

こんにちは!アデレード支店、Yumiです。

お休みを頂いて日本に帰っていたのですが、復路乗り継ぎのシドニー空港でのこと。アデレード便に乗るため搭乗口へ行くと、テレビカメラがいっぱい!選挙期間中のため到着便に有名な政治家でも乗っているんだろうと興味なく出発を待っていましたが、何やら様子が違います。
しばらくすると、搭乗口で会見が始まりました。聞き耳を立てていると搭乗するカンタス航空のQF739便 アデレード行きが「世界初!廃棄物ゼロの商業フライト」とのことでした。確かに、いつもなら行き先だけを表示しているディスプレイにもそう書いてあります。
"世界初"のフライトに乗れるなんて超ラッキー☆一体どんな取り組みがされているフライトなんだろう?とドキドキしながら乗り込みます。

機内でも説明アナウンスが流れましたが、機内で出された廃棄物をコンポストで堆肥にする、再利用する、リサイクルするなどし、埋め立て廃棄物をゼロにする取り組みを行うとのこと。そのために、機内で提供されるランチボックス、カトラリー、カップなどがそれに対応可能なものに変わっていました。また、それぞれにあった廃棄処理をするため、廃棄物の回収は1つ目のカートでコンポスト用、2つ目で再利用&リサイクル用、と分けて行われていました。
フォークの柄にうっすら「Compostable(コンポスト可能な)」と書いてあるのが見えますか?カップもいつもの赤いカンタスカラーのカップではないです。

「これって地上ではみんなやってるよね?何が目新しいのだろう?」と思ったのですが、調べてみると、航空機は重量が増えるとその分燃料が必要になり、もしスペースがあったとしても廃棄物をそのまま積んで別の空港へ向かうのは本末転倒。つまり、それぞれの到着地に処理施設を確保しないと実現は難しく、廃棄物ゼロの商業フライトを実施するのは画期的なことだそうです。カンタス航空のフライトで出される1年間の廃棄物の量はジャンボジェット機約80機分(゜o゜;途方もない量ですね!カンタス航空は2020年末までに1億個の使い捨てプラスティックを無くすこと、2021年末までに75%のフライトを廃棄物ゼロフライトにすることを掲げています。他にもできるだけデジタル搭乗券の利用を促したり、預け入れ荷物のタグを電子タグにしたりする取り組みも行っていくようです。

興味がある方はこちらの記事(英語)を読んでみてください。
機内サービス関連が中心のため、機内サービス中に狭い機体内を大きなテレビカメラが行ったり来たり(苦笑)

オーストラリアのごみ処理は埋め立てが中心です。広い国土があり、コストが安いからというのが理由ですが、現在は環境を守るために様々な取り組みが進められています。昨年からはオーストラリア全土で使い捨てビニル袋の使用が禁止になりました。弊社でも「使い捨てカップ卒業!プロジェクト」を実施していますので、留学をきっかけに一緒に環境についても考えてみませんか?

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

豪州会計キャリア歴13年。
ゴールドコーストのサザンクロス大学大学院 会計学修士課程(Master of Professional Accounting)卒業。

日本の大学(経済学部)卒業後、金融業界で働き、ワーホリでオーストラリアへ。
「海外で英語“で”専門知識を修め、結果を出す」その壁の高さも、挫折と不安、乗り越えた先の喜びも、全て経験しました。その道のりは、今でも私の一番の財産です。

”Where there is a will, there is a way”。
あなたの「やってみたい!」という気持ちとその挑戦を、全力でサポートします。