お休みを頂いて日本に帰っていたのですが、復路乗り継ぎのシドニー空港でのこと。アデレード便に乗るため搭乗口へ行くと、テレビカメラがいっぱい!選挙期間中のため到着便に有名な政治家でも乗っているんだろうと興味なく出発を待っていましたが、何やら様子が違います。


機内でも説明アナウンスが流れましたが、機内で出された廃棄物をコンポストで堆肥にする、再利用する、リサイクルするなどし、埋め立て廃棄物をゼロにする取り組みを行うとのこと。そのために、機内で提供されるランチボックス、カトラリー、カップなどがそれに対応可能なものに変わっていました。また、それぞれにあった廃棄処理をするため、廃棄物の回収は1つ目のカートでコンポスト用、2つ目で再利用&リサイクル用、と分けて行われていました。


「これって地上ではみんなやってるよね?何が目新しいのだろう?」と思ったのですが、調べてみると、航空機は重量が増えるとその分燃料が必要になり、もしスペースがあったとしても廃棄物をそのまま積んで別の空港へ向かうのは本末転倒。つまり、それぞれの到着地に処理施設を確保しないと実現は難しく、廃棄物ゼロの商業フライトを実施するのは画期的なことだそうです。カンタス航空のフライトで出される1年間の廃棄物の量はジャンボジェット機約80機分(゜o゜;途方もない量ですね!カンタス航空は2020年末までに1億個の使い捨てプラスティックを無くすこと、2021年末までに75%のフライトを廃棄物ゼロフライトにすることを掲げています。他にもできるだけデジタル搭乗券の利用を促したり、預け入れ荷物のタグを電子タグにしたりする取り組みも行っていくようです。
興味がある方はこちらの記事(英語)を読んでみてください。

オーストラリアのごみ処理は埋め立てが中心です。広い国土があり、コストが安いからというのが理由ですが、現在は環境を守るために様々な取り組みが進められています。昨年からはオーストラリア全土で使い捨てビニル袋の使用が禁止になりました。弊社でも「使い捨てカップ卒業!プロジェクト」を実施していますので、留学をきっかけに一緒に環境についても考えてみませんか?
