雨漏りと写真

最近、リビングの窓の入れ替え工事がありました。
窓枠に雨よけのサンなどがないため、大雨が降ると窓に直撃、隙間から雨が部屋に振り込むという状況だったのです。

シェアメイト曰く、オーストラリアの建築基準に則ってない工事だったようで、ユニット全体の管理会社と何度もミーティングをして、やっと窓枠と窓の取り替えに着手となりました。

早朝から家の中に大工さんが入り、数日間窓枠と窓の撤去、その後、枠と窓の設置。
工事中に剝げた室内のペイントなどのリタッチなどでかなり長期に渡る工事が完了したのが、5月中旬。

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その後、シェアメイトが3週間の旅行に出たのですが、その間になんとシドニーは2度もストーム(暴風雨)に見舞われるということになりました。

新しい窓枠になったにも関わらず、なんと「雨漏り」です。

あまりの暴風雨で見事に雨漏り、雨が吹き込んで床に水たまりという惨状でした。

ここで私がしたこと。
「写真を撮る!」

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今後また大工さんや管理会社とのやり取りとなる時に、絶対証拠となるものが必要だからです。

シェアメイトが旅行から帰って来て、写真と動画を見せて早速報告をし、やはりその後の管理会社とのやり取りで私が撮った写真と動画を見せて欲しいとリクエストがあったそう。

ワーキングホリデーや、留学生の皆さんの多くがホームステイの後にはシェアアコモデーションへ移動されますが、シェアアコモデーションでは最初に、ボンドという保証金を最初にオーナーへ払います。
ボンドはシェアを退出する際にカーペットの汚れや備品の破損などがなければ全額返ってきますが、もし部屋を汚していたりするとその分がボンドから差し引かれる事になります。

まずは自分が入居するときに既にあった「汚れ」「キヅ」などは予め写真などに撮っておくと、退出時にそれが基で本来返金されるべきボンドから差し引かれたりということも未然に防ぐ事が出来ます。
気になる部分があれば、きちんと写真を撮っておくように心に留めていると、後々シェアオーナーと気まずい思いをしたりすることもせず、気持ちよくシェア先を後に出来ると思いますよ。

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する