勉強やアルバイトも大切だけど、せっかくならココでしかできない体験もしたいですよね。
 今回は、アデレード市内から車で約1時間ほどで行ける、日帰り旅行にぴったりの「Monarto Safari Park(モナートサファリパーク)」をご紹介します。
今回は、アデレード市内から車で約1時間ほどで行ける、日帰り旅行にぴったりの「Monarto Safari Park(モナートサファリパーク)」をご紹介します。ここはただの動物園じゃない、広大な大地で生き生きと暮らす動物たちに出会える、特別な場所なんです。
モナートサファリパークって?
 モナートサファリパークは、1981年に絶滅危惧種の繁殖と動物福祉を目的とした施設としてスタートしました。
モナートサファリパークは、1981年に絶滅危惧種の繁殖と動物福祉を目的とした施設としてスタートしました。 最初は一般公開されていなかったのですが、その重要性とユニークな環境が認められ、1993年から一般公開されるようになりました。
最初は一般公開されていなかったのですが、その重要性とユニークな環境が認められ、1993年から一般公開されるようになりました。 アデレード動物園と同じ「Zoos SA」という団体によって運営されており、動物たちの生息環境を可能な限り再現し、種の保存(コンサベーション)に力を入れているのが大きな特徴です。
アデレード動物園と同じ「Zoos SA」という団体によって運営されており、動物たちの生息環境を可能な限り再現し、種の保存(コンサベーション)に力を入れているのが大きな特徴です。敷地面積はなんと1,500ヘクタール以上!
これはオープンレンジ(広大な放し飼い)動物園としては、アフリカを除いては世界最大!ということは、オーストラリアで最大の動物園!でもあります。
モナートサファリパークの魅力と見どころ
圧倒的なスケール感! まるでサバンナにいるみたい!
パーク内は広大で、動物たちは広いエリアでのびのびと暮らしています。
広い環境で飼育されているため、動物たちがより自然に近い行動を見せてくれます。キリンの群れが優雅に歩いていたり、サイが泥浴びをしていたり、運が良ければチーターが走る姿を見られます。
とにかくアフリカのサバンナを旅しているような気分になるくらいに広いです!(サバンナに行ったことはないので異論は認めます!)
無料の周遊バス「Zu-Loop」
パークのエントリーフィー(入場料)には、無料の周遊バス「Zu-Loop」代金も含まれているので、Zu-Loopに乗ってパーク内を一周できます。
Park Map は以下からダウンロードできます。もちろん入園時にももらえます!
https://www.monartosafari.com.au/wp-content/uploads/sites/3/2025/01/Monarto-Safari-Park-Map.pdf
周遊ルートには、バスストップは 出発地点のビジターインフォセンター含めて 7つあります。 ループバス車内では ボランティアスタッフによる「動物についての解説付き」で、バスストップ毎に下車したら見れる動物も教えてくれます。
Zu-Loopは、20分毎に各バスストップを廻ってくるので、一旦降りて高階から動物を発見し眺めたあと、またバスストップに戻って乗車可能です。
もちろん、ウォーキングトラックで次のポイントに向かうこともできます。
 そして パーク内の各ポイントでは Keeper(動物観察・飼育員)から無料で解説の聞ける時間が設けられています。その時間にあわせて各所を周るのもオススメ。
そして パーク内の各ポイントでは Keeper(動物観察・飼育員)から無料で解説の聞ける時間が設けられています。その時間にあわせて各所を周るのもオススメ。1日かけて全部を見て回ったワタシ的ポイントとしては、キリン、シカ(各種)、バッファロー、シマウマの生息区域内は、バスで通過して接近しますので、車内からで大丈夫!
Giraffe(バスに近づいてくるキリン)↓
バスストップで降りて ウォーキングトラックを歩いて見た方が良いのは、ゾウ、クロサイ、チーター、シロサイ、チンパンジーなどです。
ただ、ゾウの生息区域 は、メンテナンス中でした。
というのも、現在、モナートの アジアゾウ・プログラムが進行中で、1月にはパースから1頭、先月にシドニーのタロンガズーから2頭のゾウさんが このモナートに到着しています。ここモナートの環境が1番最適で アジアゾウの保護と繁殖のためです。そのために Elephant Habitat は拡大工事中でした。
ゾウさんは群れを造って生活する非常に賢い動物ですが、それぞれ到着したゾウさんとモナートにいたゾウさん1頭が群れをつくるには、もう少し先のようです。
双眼鏡で見れる奥の施設(それでもかなりデカいゾウ舎にいました)で、それぞれ過ごしていました。
Asian elephants(ゾウ舎に迎う後ろ姿をパチリ)↓
 Black Rhino ↓
Black Rhino ↓ 
チーターは 私が訪問したときは、木陰でゆっくり寝ていらっしゃいました。
Cheetah ↓
 
シロサイも、爆睡中でした。
Southern White Rhino ↓
 
あとは、タスマニアンデビル(そのためだけのバス停)は下車しないと見れません!
Tasmanian Devil ↓
 
サファリパークなので、他の動物園のように爬虫類などは少し限定的ですが、ミーアキャットなども放し飼いでいたります。
当然、カンガルーやワラビーは、あちらこちらにいます(笑)
ウォーキングトラックで歩いて発見!
全長 12キロで、各ポイント(6個)でそれぞれ1キロ程度のウォーキングトラックも整備されていて、各動物の生息区域ポイントを自分のペースで徒歩で周ることもできます。
 Walking Track
Walking Track標識にて各種動物の生息区域まで何キロの表示で確認して向かいます。
大迫力!ライオンに超接近「Lions 360」体験(有料オプション)
 モナートサファリパークの目玉の一つが、ライオンの群れの中に檻(ケージ)の中から入って観察できる「Lions 360」! 私もコレをメインで訪問してきました。ケージの中から、すぐそこにいるライオンたちの息遣いまで感じられるような大迫力の体験ができます。コレは 世界でも珍しい体験なので、ライオン好きには絶対にオススメ!
モナートサファリパークの目玉の一つが、ライオンの群れの中に檻(ケージ)の中から入って観察できる「Lions 360」! 私もコレをメインで訪問してきました。ケージの中から、すぐそこにいるライオンたちの息遣いまで感じられるような大迫力の体験ができます。コレは 世界でも珍しい体験なので、ライオン好きには絶対にオススメ!専用バスの車内から↓
 ケージの中からの風景↓
ケージの中からの風景↓ 
お食事タイムの動画↓
ガラス越しの若獅子↓
バスに追走するライオン↓
食後のライオン3姉妹
 
ライオンはネコ科の中でも唯一、群れを作って生活する動物とのことで、今回は、若獅子のよる若い群れ(プライド)でした。
スタッフに聞いたところ、たてがみの立派な大人ライオンの群れもいるようですが、そちらは別の生息区域に分けられているのだとか。
(縄張り争いで喧嘩になるから??かな。。聞けば良かった!)
ライオンのお食事はパーク内で用意されているのですが Keeper曰く「野生のネズミやウサギ、ワラビーなども狩りをして食べている(Extra Mealわはは!)」ということでした。
最後に・・・
モナートサファリパークは、多くの絶滅危惧種の繁殖プログラムに力を入れています。ここを訪れることは、そうした大切な保護活動を間接的に支援することにも繋がります。楽しみながら、地球の未来にも貢献できるなんて素敵ですよね。
チケットは事前予約がおすすめ
特に週末やホリデーシーズンは混み合うことがあるので、公式サイトからの事前予約がスムーズです。
現在、冬季シーズンは24時間以上前の正午までにオンライン予約すると、エントリーフィー(入園料)は25%オフです!
動きやすい服装と靴で行きましょう! パーク内は広いので、歩きやすい靴は必須!日差しが強い日が多いので、帽子やサングラス、日焼け止めもお忘れなく。
飲み物や軽食はカフェもありますが、持参すると節約にもなります。
双眼鏡があれば尚良し!
公式サイトも必ずチェックして、最新の開園時間、料金、イベント情報などを確認してくださいね。
いかがでしたか? モナートサファリパークは、動物が好き、自然が好き、日本ではできない体験ができる場所です。
ぜひ次の休日に、友達を誘って訪れてみてください。