散歩したくなる街、アデレード

こんにちは!東京オフィス、Yumiです。

オーストラリア留学、オーストラリアでの生活を通して「変わった」と感じる人は多いと思います。それは内面的な成長だったり、ものの見方だったり・・人によって様々です。私が変わったことのひとつは習慣。めちゃめちゃ歩くようになりました!

オーストラリアの交通の便が悪いからではありません。むしろその逆。オーストラリアの公共交通機関はとても便利です。都市同士が離れているため、インター・シティの移動は飛行機か長距離バスが主になり、選択肢は少ないかもしれません。でも、大きな都市及びその郊外はバス・トラム・電車などが縦横無尽に走っていてとても便利です。なので、よくインスタなどで見つけた気になる景色やカフェなどいろんな場所へ行って、その周辺を探索していました。また、オーストラリアは散歩に行きたいと思える気候の時期も長いと思います。

というわけで、アデレード出張中もたくさん歩きました。2020年まで住んでいたので、よく知っている街ではあるのですが、久しぶりに訪れるといろいろなものが新鮮に映るし、ワクワクします。

今は夏の終わりなので、わさっとプラタナスの街路樹が飾っている大きな通り。大きな葉っぱのキラキラしたこの漏れ日の下を歩くのも気持ちがいいです。
エルダー・パーク北側の歩道はユーカリがたくさん植わっています。流石に街に近すぎて野生のコアラはいませんが、ほのかにスッとする香りがする気がします。枯れたユーカリの落ち葉を折って擦ってみるとしっかり香りがしますよ。また、川岸にはたくさんの茂みがあり、固有種の野生の水鳥たちを観察することもできます。大切にされているので人を怖がらず、かわいいです♡
建物やアートもたくさん。新しい町並みの中に美しい装飾の古い建物があったり、足元にユニークなアートがあったり。
有名なメルボルンのHoiser Laneのようにまとまった場所にあるわけではないですが、アデレードの街中でも素敵なウォールアートを見つけることができます。スプレーアートというよりは、しっかりと構図が練られたアートが多い印象です。
「バラの街」とも呼ばれるアデレード。「City of Adelaide Rose」というオーストラリアの都市で初めてバラの名前になったという品種もあるくらいです。ラウンドアバウトの中や公園、住居の庭先まで様々な場所で色とりどりのバラの花を観ることができます。

今回は、アデレード・シティ中心の散歩でしたが、ジャカランダやアーモンドの開花時期には郊外の道路が綺麗だし、ちょっと大きな公園を散歩していると野生のコアラに出会えたりもします。波が穏やかでエメラルドグリーンの海を眺めながらの散歩も気持ちがいいですし、夕日の時間帯もオススメです。

オーストラリアに留学したら、まずはその都市を歩いてみてください。たくさんの刺激があると同時に、新しい街で頑張ろうという気持ちがが湧いてきますよ。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

日本の大学で経済学を学び、金融業界で働いた後、2012年にオーストラリアへ渡りました。ワーキングホリデーで大自然の中での仕事を経験し、「やりたいことは全部やる」をモットーに過ごした1年間は、私の人生観を大きく変えました。

その後、IELTS6.5を取得し、**サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)**を卒業。現在は、会計業務に携わっています。

「英語で学ぶのは難しそう」と躊躇しているあなたも大丈夫。私も同じ不安を感じていました。英語そのものよりも、英語“で”考え、英語“で”問題を解決することの難しさは、経験した人にしかわかりません。

だからこそ、あなたの「やってみたい!」という気持ちを、全力で応援します。”Where there is a will, there is a way”!!