去年のクリスマス休暇にシドニーへ行ってきました。とはいっても、シドニーで過ごしたのは1泊だけだったのですが…
オーストラリア経済&観光の中心地シドニー。そこには国内外から多くの企業が集まり、人が集まるため、教育機関や雇用を含め様々な機会に恵まれている都市です。でも、今回の訪問で「シドニーって都会なだけじゃない」と思いました。少しシティから離れるだけでのんびりした素敵な場所もあるのです。
今回私が滞在したのはシティから少し離れた北側の静かなエリアです。
私の人ごみ嫌い(←田舎者なので ^ ^;)を知っているシドニー在住の友人Mちゃんが今回案内してくれたのはマンリービーチ(Manly Beach)。 まっすぐな海岸線のゴールドコーストのビーチとは違い、湾になっています。丘の上には有名女優が結婚式を挙げたお城も見えます。
まずはビーチに突き出したオシャレカフェでブランチ。ガラスから差し込む日光がギラギラ暑いのですが、心地いい風がクールダウンしてくれます。
腹ごしらえが済んだら、ビーチを散歩。クリスマス休暇シーズンとはいえ、込み合っているというほどでもなく、いい感じのビーチ日和。犬と一緒にジョギングしている人、サーフボードを抱えて海へ向かう人。やっぱりどこに行ってもビーチがそこにあるだけで幸せになれちゃいます♪残念ながら、この後空港へ向かうためビーチで泳ぐことは叶いませんでしたが、次回は水着持参&ビーチでのんびりしたいなと思いました。
さて、名残惜しいマンリーを離れ、空港に向かうのですが、利用するのはフェリー。マンリービーチからフェリー乗り場(Manly Wharf)までは徒歩5分。マンリーからシティのサーキュラー・キー(Circular Quay)まではフェリーで行けちゃうのです。所要時間30分。費用はOPAL Card利用で$7.35。しかも、とっても素敵なおまけ付き♪バスや電車を使ってマンリーからシティへ行くこともでき、その方がコストは抑えられるらしいのですが、この「おまけ」のために今回Mちゃんが選んでくれたのがこのフェリーで向かうルートです。
じゃーん!
サーキュラー・キーに到着する直前のこの景色。Mちゃん曰く、シドニーの観光名所であるオペラハウスとハーバーブリッジが一番きれいに見えるのがこのフェリーの先端なのだそう。シティの高層ビルも一望できます。
やはり、その都市の素敵なところはその都市に住んでいる人に訪ねるのが一番ですね!
今回感じたのは、シドニーって実は生活スタイルの選択肢がたくさんある都市だということ。活気が好きな人ややりたいことがある人はシティ中心の生活をして、休日はのんびりビーチで過ごすこともできます。都会雑踏が苦手な人はマンリーなどにも語学学校などはあるので、そこをベースに生活することもできます。もちろん、シティまではフェリーですぐ。またMちゃんは、仕事はシティ、居住を郊外の静かなエリアにすることで通勤に時間はかかりますが、1日の中でオン・オフをしっかり切り替えるという生活スタイルを選んでいました。
オーストラリアは日本の20倍もの国土を持つ大きな国です。各都市まったく違う顔を持っているので、大好きな一つの都市を思う存分楽しむのもありですが、いろいろな都市を訪れてみるのもいいですね。
さて、サーキュラー・キーから空港へは電車で1本。というわけで、短いシドニー滞在を終え、次の目的地へ向かいます!