エアーズロックが登山禁止に

オーストラリアを代表するものといえば「コアラ、オペラハウス、エアーズロック(ウルル)」だと思っている自分ですが、その中で唯一「登る事」が許されていたエアーズロックが登山禁止となるようです。

エアーズロックは人気の観光地であるものの、先住民にとっては「聖地」になるため「観るのはいいけど登山はしてもらいたくない」というのが現状でした。

そこで、エアーズロックを含む国立公園の役員会が「登山希望者が観光客全体のうち、20%を下回った場合は登山を禁止しよう」という基準を2010年に設けたようで、2017年10月の段階で登山者が16%ほどに下回ったため、2019年10月26日度以降の登山禁止が決定しました。

実は自分もエアーズロックには登ったことがありませんが、「オーストラリアで生活していれば、いつかは登るのかな?」と思いつつ、すでにオーストラリアで15年ほどが経過しています。

ただ、自分はそれほどエアーズロックが好きということでもないので、今回のニュースはそれほどショックでは無いのですが、「生きている間のTODOリスト」にエアーズロック登山が書き込まれている人は、是非禁止前にチャレンジしてほしいと思います。

また、コアラについては登る事はできませんが「抱っこ」は出来ます。下の写真は、当社スタッフ坂本が、ブリスベン地区にある「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ」で撮影した一枚。向かって左が坂本です。

坂本の笑顔に対して、あまりにも愛嬌のないコアラがジワジワ来ますが、定期的に抱っこ担当のコアラは入れ替わるので、ご心配なく!

ということで「エアーズロックより、まずはコアラでしょ」という方は、是非ブリスベンにお越しください!

林 真生 / Hayashi Masuyo

オーストラリア、ブリスベン在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I008)。日本では販売業、IT関連業に携わり、海外といえば旅行でヨーロッパやアメリカを訪れる程度。そんな中、友人のススメもあり、2002年ワーキングホリデーでゴールドコーストへ。右も左もわからない中、留学代理店(現職)のWEBサイト制作をする機会に恵まれ、1年間夢中で専門知識を身につける。その後、勤務先のサポートを得て2006年に永住権を取得。2年後、新オフィス開設に伴いメルボルンに転勤、約7年間をメルボルンで過ごす。しかし、QLD州の暖かさが忘れられず(?)、 2015年7月にQLD州に戻り、現在ブリスベンオフィスの留学カウンセラーとして、全力で留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する