オーストラリアの大学・卒業式に参加してみた

以前ブログに大学院で学んでいることを書きましたが、先日無事に大学院を卒業しました!
当日はまさかのハプニングに見舞われつつなんとか式を終えることができましたが、今後卒業を控える留学生のみなさんがスムーズに・かつ後悔なく卒業式を終えられるようにこのブログを書いてみました。ぜひ参考にしていただき、思い出に残る式にしてくださいね。

1.卒業式の登録を忘れずに!

最終学期になり、成績も問題なく卒業がほぼ確定すると、卒業式の案内メールが届きます。そこから自分が出席する予定の回を選び、卒業式の出席登録を行います。

オーストラリアの大学の卒業式はフルタイムの学生だけではなくパートタイム&オンラインも全員出席するため、毎回膨大な数の卒業生がいます。そのため卒業式も数週にわたり、さらに1日に複数回開催されます。
(私は土曜日朝10時部門でしたが、この後2時、6時と合計で3回!)

ウェブサイトで自分の回を確認し、間違いないように登録しましょう!

また登録画面には、自分の名前をどう発音するか、説明をする箇所があり、多国籍の学生が在籍するオーストラリアの大学ならではだなと思いました。


2.正しいローブ&帽子の購入orレンタルはお忘れなく!

海外の卒業式といえば四角い帽子とローブですが、こちらも卒業式の登録時に合わせて予約ができます。学位によってスタイルが若干異なるので、こちらも間違いないように選択しましょう。

グリフィスの場合は購入かレンタルかを選ぶことができました。(帽子はセレモニー終了後そのままプレゼントされました)

3.参列者の席は有料

グリフィスの卒業式はゴールドコースト・ブリスベンとともにConvension Centreという大規模なイベント会場で行われます。そして卒業式の参加者はTicketekという、チケット販売業者のウェブサイトで購入しなければなりません。(1席25ドルでした)

良い席は早い段階で埋まってしまったので、ご家族がくる場合など、早めにチケットを確保しましょう。

4.会場の近くにステイしよう

卒業式の集合時間は開始時間の2時間前でした。(リハーサルのため)そのため私は朝8時集合。さらに私の学部はブリスベンでしか開講がなかったため、卒業式も自動的にブリスベンに。流石にゴールドコーストの住まいからブリスベンまで朝8時はきついので、前乗りして一泊しましたが、これが大正解でした!

前日は家族でブリスベン散策

卒業式には日本からご家族が来る方も多いと思うので、ご家族全員で会場にアクセスの良いところに前泊というのもありですね。

5.会場へはなるべく早く行こう

思い返せば、ここからトラブルが始まったのですが・・・
卒業式の案内には「8時集合、9時リハーサル」と書かれていました。ここで素直に8時にいけばよかったのですが、「だったら9時までに着けば良いのでは?」と思ってしまい、ホテルをでたのが8時15分くらい。徒歩5〜6分で、まぁ8時30分に着けば良いだろうという計算だったのですが・・・・

会場に近づいても、卒業式参加者のような方は一切見当たらず。おかしいなと思って中に入るも、卒業式の案内も1つも書かれておらず、誰一人いません。ふと気がつくと、もう時間は8時30分をすぎていました・・・

言われた通り8時を目指していれば・・・
時間が迫り焦る中、予想外の出来事が起こります


6.絶対に壊れない靴を!!

会場周りをうろうろしている時、足元からブチッという音がしました。下を見ると、サンダルのストラップ部分が壊れてしまいました・・・

ゴールドコーストというビーチ沿いに住み、さらに2人のヤンチャBoysのお母さんをしている私は、フラットシューズかスニーカーがデフォルト。今回卒業式では久々にドレスアップをするため、ほこりを被ったヌードカラーのハイヒールサンダルをクローゼットの引き出しから掘り出してきたのですが、見事に劣化していたようで、靴が壊れてしまったのです(涙)

時間のない靴なし迷子になってしまった私は、フルメイク&ドレスに裸足で、サウスブリスベンを猛ダッシュ。やっと歩いている人を見つけ「グリフィス大学の卒業式を探しているんだけど!」と聞いて、やっと会場へ辿り着くことができました。
(私は会場入り口の反対側をうろうろしていたようでした・・・)

半泣きで会場に入って、すぐに目に入ったサポートデスク。そこには裁縫セットやヘアピン・文房具などの一式が置かれていました。
とりあえずは黒いガムテープで貼り合わせてその場をしのぎ、ローブと帽子を着せてもらって、ギリギリリハーサルへと滑り込みました。
ヌードカラーの靴が、黒とヌードのバイカラーに大変身?

卒業式は、ステージの上を歩いて卒業証書を貰わなければいけません。ボロボロのガムテープ貼りの靴でステージを歩くのか・・・ステージのど真ん中で靴が壊れたらどうしよう・・・と途方に暮れていたのですが、このニュースを聞きつけた夫は子ども2人を連れ、近所にあった朝9時開店の靴屋へ走り込み、新しい靴を調達!
リハーサルが終わって会場を出ると、靴と花束を手に待っていてくれました!!!(大感謝)お陰で無事に新しい靴でステージを歩くことができました。

7.写真は卒業式の前に撮っておこう


卒業式前のアクシデントにより、ほぼ写真を撮っていなかった私。式が終わってからゆっくり撮ろうと思っていたのですが、終了後は会場全体が人でごった返しており、大学が用意してくれた有料&無料フォトブースはどちらも長蛇の列。(式の前はどこも空いていたので、油断していました・・・)

私たちはプロのカメラマンに家族撮ってもらうために並びなんとか撮ってもらいましたが、家に帰ってカメラロールを見ると、全身の写真が1枚もない・・ちゃんと写真を撮っておけばよかったと、ちょっと後悔しています。

家族や友人が来る場合も、ぜひ卒業式前に早めに来てもらって、人が少ない時に写真をたくさん撮ってくださいね!


そんなこんなでなんとか終わった卒業式ですが、参加者を見て気が付いたのは、オーストラリアの大学には本当に様々な年齢層やバックグラウンドを持った方がいるということ。明らかに私よりご年齢が上の方も沢山いましたし、人種も本当に多様でした。

日本だと大学や大学院は「就職前に通う教育機関」というイメージがまだ強いですが、オーストラリアでは自分の人生を豊かにするツールの一つとして大学が使われているなと感じます。


これから大学進学を控えている方、在学中の方、海外大学での勉強は生半可なものではありませんが、終わった時の達成感は何者にも変えられません。ローブと帽子を着る日を目指して、ひとつひとつ課題をクリアしていってくださいね。そして卒業式では思いっきりドレスアップして、一度きりの経験を楽しんでください!!


P.S.
余談ですが、グリフィス大学の学生ポータル・My Griffithの一部は、卒業式の日を持ってアクセスが不可になります。特にLearning@(オンラインクイズや課題の提出・録画されたレクチャーやWeeklyトピックビデオなどが上がっている場所)はアクセス権を失うので、卒業日までにビデオや教材をダウンロードしておくことをオススメします。

関川 祐利弥 / Yuriya Sekikawa

豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I094)。ゴールドコースト在住。北海道出身。中高時代、海外の学園ドラマの影響を受け「私もあんな生活がしてみたい!」と16歳でアメリカへ交換留学。ところが現実は理想とは異なり、公共交通機関一切なしのド田舎でのサバイバル生活。1年後、人として、また体型もひと回り成長して帰国。その後、日本の大学を卒業。人材コンサルティング会社勤務を経て、留学業界へ転職。…をしたつもりが、勤務支店が本社に吸収され職を失う。しかしピンチの時には、過去の留学で培ったサバイバル精神が役立つもの。「これは、もう1度海外へ行けということか!」とポジティブ思考で南国オーストラリアへ。現在は、ビーチから徒歩3分のゴールドコーストオフィスで留学カウンセリングと現地サポートを行う。このカウンセラーに質問する