アデレードを州都とする南オーストラリア州は、オーストラリアワインの一大産地なのは有名です!(知らなかった人はぜひこの機会に覚えてくださいね)
オーストラリアを代表するワイナリーも数多く有するアデレードでは、もちろん ワイン産業の将来の担い手たちへの教育の場として、アデレード大学でブドウ栽培学と醸造学が開講しています。
ワイン?ぶどう?醸造学??と聞いてピンとこない方もいらっしゃるとは思うのですが、実は弊社ご利用の日本人留学生で現在、アデレード大学の醸造学にお二人ほど在籍しています。 同分野で進学を考えている方にとって、フランスのボルドー大学、アメリカのカリフォルニア州立大学、そしてこのアデレード大学が選択肢になるほど、有名なのです!
そんな アデレード大学の 醸造学のキャンパスでは、アデレード大学ワイナリーがあります。
大学で所有するブドウ畑と醸造施設があり、学生が毎年、このアデレード大学ワイナリーでワインを作るんですね。
で、その作ったワインを実際に販売しているのです!
今日、11月30日が、そのワイン販売会があるという噂を聞きつけ訪問してきました!
アデレード市内のオフィスからバスNO 170 に乗って約35分。バス停23番で アデレード大学のWaite Campusに到着です。
午前10時から販売会の開始ということで 10時15分くらいに到着。バス停からキャンパス内を少し歩くこと10分。目的の販売所に到着しました。
(平日の午前中からワインのテイスティングなんて、、と仕事してるのか?と言われそうですが、これも立派なキャンパス訪問です!)
Waite Campus の畑だと、そんなに多くの種類はないだろうなぁ、、と思っていたのですがワインリストを見てビックリ!
アデレード・ヒルズの シャルドネ、バロッサのシラーズ、クレアのリースリングあたりは定番ですが、グリューナー・ヴェルトリーナー、サンジョベーゼとかも扱ってました。
たしかに、ブドウ品種で醸造も変わるでしょうし、それぞれの産地の特性をいかしたブドウからいろんなワインを造れるようになる、、と考えれば、これぐらいは大学では普通なのでしょう。
赤、白、それぞれテイスティングさせてもらい4本購入させて頂きました。
それにしても安い!! そして全然悪くない!笑
1ボトル 15ドルという値段を考えれば素晴らしいクオリティのワインだと思います。
リカーショップで20ドル前後のワインを買うくらいなら、間違いなくアデレード大学ワイナリーのワインを買うと思います。
ちなみに午前10時オープンで、30分くらいにテイスティングさせてもらったのですが、マクラーレンベールのシラーズはSold Out でした。
自分は、全部テイスティングさせてもらって、気に入ったのをそれぞれ1〜2本買うスタイルですが、オーストラリアの人は気に入ったワインだけを「箱買い」はよくあるスタイルで、12本入のダースで 3〜4箱買ってく人がたくさんいましたよ。
このテイスティングと販売会ですが、年に2回ほど行われいて、地元民には結構知られているようです。
アデレード滞在中でワイン好きな方(毎日お酒は買えないよーって方、笑)、機会があればぜひ販売会に訪問してみてくださいね。
そして、ブドウ栽培とワイン醸造学に興味の有る方、ぜひこの恵まれた環境で学んでみてください。
(キャンパスの写真を少しご紹介。コアラが歩いてますよマーク!)
(Micro Brewery ビールの醸造もしてました。今度はビールを試してみよう。笑)
アデレード大学醸造学の様子はインスタグラムからも確認できます。
University of Adelaide Winery
https://www.instagram.com/uniofadelaidewinery/
醸造学ってどんなこと学ぶの? って方は 下記ページも参照してみてくださいね。
アデレード大学でブドウ栽培とワイン醸造を学ぶ
https://www.aswho.com/university-adelaide-viticulture-oenology