パースの公共交通機関を徹底解剖

パースは"フレンドリーな街"とよく言われますが、なぜパースに住む人がこんなにリラックスをして、人に優しくできるのか?それは誰もが住みやすい環境が整えられた街だからです。

その整えられた住環境の一つは、公共の交通機関の便利さです。パースの公共交通機関はトランスパースという会社によって運営されており、どこへ行くにも電車、バス、フェリーなどが便利に利用できます。


●乗車料金が無料になる!

パースシティ、フリーマントル、ジュンダラップにはCAT(Central Area Transit)バスと呼ばれる無料のバスが巡回しています。シティ内だと、レッド、ブルー、グリーン、イエローと4つに色分けをされたルートがあり、乗り方はとてもシンプルで、それぞれのバス番号のバス停でバスがきたら乗り、降りたいところで降りるだけです。

またパースシティの中には、Free Transit Zone(FTZ)という区間があります。FTZの区間は、必ずバス停のタイムテーブルにFTZというマークがついており、乗り場も降り場もFTZエリア内であれば、お金はかかりません。

そして1度支払った乗車料金は、Zone1〜4区間内だと2時間有効、Zone5以上だと3時間有効なので、時間内であれば行き帰りが一度の乗車料金で済んでしまいます。

●スマートライダーの利用

その名の通り、小銭を用意したり、行き先までいくらかかるかを調べたりしなくても、カードをタッチ!するだけで、スマートにバスや電車に乗れるスマートライダーは、パースでほとんどの留学生が利用をしています。スマートライダーの購入は、駅の入り口にあるInfo Centre(インフォセンター)で発行してもらえ、一般料金での発行は10ドル、学生割引での発行は半額の5ドルです。

使い方はこちらも簡単!乗るときにタッチ(Tag on)、降りるときに(Tag Off)をします。OnとOffがしっかりできていないと、無賃乗車を疑われる場合があるので、必ずOnとOffは忘れないようにしましょう!


●コンセッション(学生割引)の利用

パースは学生にもフレンドリーな街です。語学学校(フルタイムで6週間以上)、専門学校、大学、大学院に通う学生は、コンセッション(学生割引)が適用になり、一般料金の半額以下で利用する事ができます。(※学生割引のスマートライダーの発行方法は、弊社生活オリエンテーションで詳しくご案内しています。)

また切符を買うよりも、スマートライダーを利用した方が10%も乗車料金がお安くなります。そして、銀行口座から自動料金チャージにすると、なんと割引率は20%!長期滞在で、現地で銀行口座をお持ちの方は、自動チャージだとかなりお安くなりますね!
(2018年8月改定)

●ルートバスの乗り方

バスには2種類あり、一つは無料で乗れるキャットバス、そしてもう一つは乗車料金が必要なルートバスです(ルートバスでもFTZ内は無料)。ルートバスの乗り方は、バス停で待っている時にバスがきたら手を上げて、運転手に合図をしてバスを止めます。(手を上げないとバスが行き過ぎてしまう事も)降りる際は、バス内での停車案内などはありませんので、外をみて降りたい場所が近づいてきたら、降車ボタン(Stop)を押します。

あとパースの人は必ず乗るときにGood morning!、Thank you!、そして降りるときにもCheers!、Thank you!などと、ドライバーに挨拶をして乗り降りをします。素敵な習慣ですね。また車椅子の人や、赤ちゃん連れの人、杖をついたお年寄りなどが乗り降りされる時は、必ずドライバーが車体の高さを下げ、下から自動スロープがでてきます。(トランスパースのバスの機能は素晴らしい!)日本ではベビーカーも乗車時は降り畳まないといけないと聞いた事があるで、パースは本当に全ての人にフレンドリー♪

パースがフレンドリーな街だと言われるのは、きっと住みやすい環境をみんなで作ってきたからですね!人にやさしくしようという精神がいたるところで感じられる街、そこがパースの魅力だと思います。

photo by Takashi Ohashi

辻井 麻衣 / Mai Tsujii

オーストラリア、パース在住。外国語大学を卒業後、さらに生きた英語を学ぶため、アメリカでの長期留学を決意。留学先では、机上で学ぶ英語との違い、異文化、価値観の違いなど、毎日が驚きの連続で、自身の人生観が変わりました。帰国後、大手旅行会社、英会話学校に就職。2014年、結婚を機にパースに移住し、現在に至ります。思い返せば、人生の半分以上は語学に関わってきました。そんな自分の経験を、少しでも役立てたいという思いから、現在パース支店で留学カウンセラーとして、多くの留学生のサポートを行っています。このカウンセラーに質問する