トラムに大きな犬は駄目なんだぜ
先日、トラムに乗っていると、おじさんが乗ってきました。大きめの犬を連れて。。。って、これ駄目なんですよね。メルボルンの公共交通機関(電車、バス、トラム)を利用する場合にはいくつかのルールがあって、その一つがこの"動物"です。
まず、トラムとバスに小動物を載せる場合、必ず扉が閉まるタイプのケージに入れなければなりません。カバンでもOKですが、身動きが取れないようなカバンじゃないと駄目。突然飛び出して、他のお客さんに噛み付いたら困りますからね。あと、当たり前ですが盲導犬はそんな必要はありません。
そして、先に書いてしまいましたが、小動物であることが原則です。大きな動物と、小動物の区分けはちょっと微妙だとは思いますが、まぁ10kgぐらいなんですかね?個人的にはパグは小動物な気がします。もし、このルールを破ると罰金の対象になります。捕まった時に「犬とは何事だ!私の家族だ!」作戦も、100%通じません。「いや、家族だろうけど犬でしょ?」とバッサリいかれます。
これが、電車だとちょっと違います。曹操をしたら飼い主が処理することは当たり前として、電車はリードさえ付けていれば、大きな犬でも一緒に乗ることができます。ただ、もう一つの決まりとして、実はマズル(口輪)が必要なんですよね。噛み付かないように、犬の口にはめるアレ。しっかりマズルコントロールが出来ていれば、また話は別かもしれませんが、犬と一緒に電車に乗る皆さん。お気をつけください!
あと、動物ではありませんが、折りたたみ自転車はトラムの持ち込みOKですが、通常の自転車は駄目です。電車であれば問題ありません。
他にしてはいけないこと
そのほか、メルボルンの公共交通機関でしてはいけないことは以下があげられます。括弧は罰金額(2014年7月1日現在)ですよー。
- 有効なチケットを持たずに乗っている←これが一番多い(217ドル)
- 電車のプラットホームや、トラムのシェルターなど、公共交通機関施設での喫煙(217ドル)
- タバコ及び、ゴミのポイ捨て(217ドル)
- 椅子などに足を乗せる(217ドル)
- 相手が不愉快に思う行動、振舞い、言葉(289ドル)
- ドアなどの開閉を妨げる行為。もちろん蹴っ飛ばすのもアウト(289ドル)
- 運行中の乗り物から、体の一部を出す行為。走っているトラムから顔出して「あああーうううー」とか言っていると罰金です(289ドル)
- ルールに準していない動物の持ち込み(217ドル)
この中で最も多いのは、1番の無賃乗車ですね。特に他都市から来て、よくわからずにトラムに乗り、罰金をもらっている生徒さんがいます。トラムに限ったことではありませんが、よくわからないうちは、乗らないようにしましょう!
ちなみに、メルボルン支店で毎週月曜日に実施している「到着時オリエンテーション」では、トラムの乗り方の注意点やチケットの購入方法も、バッチリお伝えしています。
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