オーストラリア版クックパッド

ワーキングホリデーや留学で長期で海外滞在していると、日本食がどうしても恋しくなりますね。
自炊をする方だと、日本のレシピ検索サイト、クックパッドを活用されている方も多いのではないでしょうか。

長期滞在で生活費をどう節約するか、となったとき自炊が出来ると出来ないとでは大きな違いが出てくるので、得意レシピを増やしておくのはオススメです。
みなさん最初の1ヶ月ほどはホームステイ滞在をされますが、平日2食、週末3食が含まれています。
ここで平日のランチを学校の近くで買うか、または自分で材料を買って、ホスト宅のキッチンで作って持って行くのか。

もし、購入するとなるとランチは1食あたりだいたい8ドルくらい。1週間で40ドル、1ヶ月で160ドル(およそ16000円ほど)かかる計算です。
自分でランチでサンドウィッチを作るとして、食パン1斤、野菜、チーズ、ハム、ツナ缶、卵、そしてヨーグルトなどを買ったとしても、おそらく1週間あたり20ドルもしませんから、約半額ほどで賄えることになります。

Everyday 100% Whole Wheat Sandwich Bread (4 of 5)
by rainydayknitter

実はオーストラリアにもクックパッドのようなレシピ検索サイトがあります。
taste.com.au

クックパッドとは違って、オーストラリアで刊行されているレシピ雑誌からのレシピが掲載されています。調理手順などの写真はなく、文字のみの説明だけですがレシピの数は圧倒的。
さらに、ベジタリアンやアレルギーの方向けのレシピは充実しているのは面白いところです。

たとえば、このサイトで「sandwich」と入れると日本のレシピではあまりみないような、いかにも「海外のサンドウィッチ!!」レシピが400近くヒットします。

オーストラリアで日本食を作るには、こちらではなかなか入手困難な食材があったり、売られていても日本と比べて倍以上の値段がしたりという事も多々あります。
多民族国家ならではのオーストラリアだからこそいろいろな国のレシピを楽しむことが出来るので、ぜひトライしてレパートリーを増やしてみてください。


大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する