シドニーから東京 

15年(正確には14年と11ヶ月)暮らしたシドニー、12年間お世話になったシドニー支店から日本へ拠点を移し、3月6日より東京オフィスでの勤務がスタートしました。
シドニーオフィスでの、最後の2週間にはたくさんのお客様がオフィスまでご挨拶にきてくれました。
時間をつくって会いに来てくれたみなさんありがとうございました!!

そしてこれから東京オフィスでいろいろな出会いがあるのを楽しみにしています!

さて、今まで出会ったお客様たちの中で、オーストラリア留学を永住権に繋げて10年以上ものお付き合いになる方もいらっしゃいます。
ブログでの掲載を快諾していただいたのでご紹介したいと思います。

大串 亮児くん


最初にご相談にこられたのは、なんと2005年まで遡ります。
ワーキングホリデーでの1年が終了する前に、「英語で何か専門的なことを学びたい!」と、学生ビザへ切り替えて、英語学校(6ヶ月)+ビジネスの専門学校(6ヶ月)のトータル1年プランで進学となりました。

いざビジネスの専門コースが始まると英語で苦戦・・・・これじゃ何の意味もないと再び英語コースに戻るという決断をします。
(あの時英語やっておいて、次の調理師のコースでも余裕をもって勉強できましたとのこと。)

英語を鍛えあげて、次に調理師専門学校へ挑戦、そしてワーキングホリデー時代からのアルバイト先のオーナーからビジネスビザのスポンサーをしてもらい、そこから見事永住権取得となりました。

永住権を取得した後に2年ほど日本へ帰国、ご結婚。
日本のレストランで経験をさらに積み、その間にワインの知識も蓄えて今度は奥様と一緒に再度シドニーへ。
シドニーにあるレストランでお仕事をしながら、今ではオーストラリアのライセンスを取得して日本のワインをオーストラリアに輸入するビジネスをご自身で立ち上げています!

ワーキングホリデーから学生ビザへ切り替えた時には、「何か資格をとりたいな」と、永住権のことは全く考えてなかったそう。
その時に自分が出来ることを続けてきたら、永住権に繋がったと亮児くんはさらっと言いますが、キーワードは
「英語力」「スキル」「努力」「人との出会い」。
学生ビザで英語力をしっかり上げて、調理師専門学校で身につけたスキルに加えて、ワーキングホリデー時代から働いたレストランでの仕事ぶりが評価され、かつ出会った周りの人たちとの繋がりがうまく実を結びました。

亮児くん曰く、「永住権をどうして取りたいのかを、きちんと考えておくのは大切。あとは永住権にこだわりすぎないことですね。」とのこと。

大好きなワインのビジネスを立ち上げ、いろいろなレストランのワインリストのコンサルタントもするなど、オーストラリアで学んだこと、自分のスキルを活かしてプロフェッショナルとして活躍中。

お仕事もバリバリこなしながら、お休みの日には趣味のサーフィンを楽しむ!!
仕事とプライベートのバランスを上手く保って、自分らしい人生をさらに充実させていってくださいね。



来月4月には日本へホリデーで帰国されるそうなので、またその時にお時間があれば東京で会えたら嬉しいです!

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する