シドニーのバス

Two ticket validators in simultaneous use on Sydney local bus
by joshuadf

シドニーの公共の交通機関のメインは、バス!
その他、電車、フェリーもありますがやはり路線も多く様々な場所へ行くにはバスが一番の交通方法になってきます。

私自身、通勤はバスですが、バスに乗るときには、入り口と、運転手席近辺にあるグリーンのチケットマシーンにバスチケットを入れて乗車します。
チケットを差し込んでから乗車日、時間などが印字されてまた出てくるまで暫くかかることもあるのですが、チケットを差し込んでからずーっと動かずにチケットマシーンの前で立ち止まる人たちが多いのです。

日本の電車の改札ではSuicaもあって、ピっとタッチしたら歩くスピードを落とすことなく、改札のゲートも開くようにタイミングが合っていてとっもスムーズですよね。

その感覚に慣れている日本人の私にとって、チケットマシーンのところでチケットが出てくるまでガンとして動かないというのが、慣れないのです。
バスが混んでない時は問題ないのですがラッシュ時など、乗車する人達がずらっと並んでいる時にはチケットを差し込んでから、数歩でも前に進んで少し手を後ろに延ばす感じでチケットを受け取るようにするだけで、後に並んでる人たちもスムーズにバスに乗り込めるのに。。。と思うのです。

やはりオーストラリアの人達はのんびり、日本の感覚と比べると時間の流れはゆったりなんですね。

日本の「Suica」や「ICOCA」などでおなじみの、公共交通機関で利用できるチャージ式ICカード。
オーストラリアでは、WA州(パース)のSmart Rider Card、VIC州(メルボルン)のMyki、QLDのゴールドコーストやブリスベンのGO CARD、と各州でそれぞれ電子交通カードシステムが導入されていて、NSW州は他州に比べて遅れをとっていましたが、2012年からNSW州でもOpal Card(オパールカード)のトライアルがスタートし、今年中にはすべての電車、フェリー、バスで利用可能になる予定だそうです。

594 Opal Card Bus Trial IMG_5392
by BeauGiles

Opal Cardがバスでも利用可能となれば、もう少し乗車時にスムーズになるでしょうか。。。


Opal Cardサイト

https://www.opal.com.au/

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する