シドニーに戻ってきました

こんにちは。オーストラリア留学センターシドニー支店、麻結です。
2017年にシドニーから日本に戻り東京支店での勤務を経て、4年10ヶ月ぶりにシドニーに戻ってきました。

ボンダイビーチから少し北に上がった、Dadly Page Reserve。小高い丘からシドニー市内を見渡せます

2017年当時はまだシドニー市内はトラム工事中だったのが、すっかり出来上がり市民の交通手段の一つに。
そして、コロナ禍もあり閉店となってしまったお店もありますが、以前と同じように残っているお店もたくさん。街を歩き昔を思い出しながら「戻ってきたな」と実感しています。

とは言っても長らく日本の生活に慣れていたこともあり、久々のシドニー生活では改めてワーキングホリデーや留学で到着したばかりの方と同じ目線で、現地生活を感じることができています。

これからまたシドニー情報を現地からお伝えしたいと思いますので宜しくお願いいたします!
今回は11月に日本を出国から到着までのステップ、準備しておいた方がいいなと思ったことをお伝えしますね。

【出発前準備】


海外渡航用ワクチン証明
各市町村で申請方法が異なるので、お住まいエリアでの申請方法を確認の上、入手しておきましょう。
原本のほかに、プリントアウト、スマホにも保存!

出発72時間前PCR検査予約
私は羽田空港から発だったので、第3ターミナルにある東邦大学海外渡航者PCR検査センターを予約。
検査から結果受領までの時間を踏まえ、出発時間逆算して7時間前の予約が必要でした。
予約時に必ず検査時間について検査センターへ確認をしてくださいね。

Australia Travel Declaration(ATD)オーストラリア渡航申請書の申請
出発7日前から申請がスタートできます。
ATD申請
https://atd.homeaffairs.gov.au/
申請を終えると移民局よりQRコードが掲載されたATD受領お知らせのメールが届きます。日本出国時、オーストラリア入国時にこのメールの提示が求めらる場合があるので、プリントアウトし、そしてスマホにも保存しておきましょう。

ビザ
自分のビザ証明もプリントアウト、スマホ保存して用意しました。

Service NSWのダウンロード
NSW州で必要となるアプリです。
お店やレストランなどなど、QRコードのチェックインがあり、万一感染者が出た場合でもすぐに追跡ができるようになっています。
出発前にダウンロードしておきましょう。
Service NSW Mobile App

【出発当日】

空港到着
午後3時のPCR検査時間に間に合うように、午後1時すぎには羽田空港到着。
PCR検査結果の受け取りが午後7時。フライトは10時。とほぼ空港内待機。空港内のお店もほぼ閉まっており時間を潰せるところがありませんでした。

飛行機チェックイン時
事前にオンラインチェックインは完了させておきましたが、慌てないよう、早めにチェックインカウンターへ行くことをお勧めします。
ATD、ワクチン接種証明、PCR検査結果証明、パスポート、全て提出するように指示がありました。
ファイルに大切な書類をまとめておき、機内持ち込み手荷物に入れておくと便利です。

【オーストラリア到着後】


オーストラリア到着時
到着者の人数も少なく、すぐ入国審査へ。オンラインゲート故障中だったので有人での対応でした。
パスポートと航空券、入国カードのみチェック。ATD、ワクチン接種証明も提出なしでした。
荷物を受け取り、特に申告するものもなかったのですぐに到着ロビーへ出ることができました。

携帯SIMカード
シドニー空港の到着ロビーにはいくつか携帯ショップがあります。
OPTUSショップにスタッフらしき人がいたので、プリペイドSIMが欲しいとつたえると「ごめんね、営業していないの」と!
すぐ真向かいにある携帯ショップのブースでもSIMを販売していることを教えてもらい、そこで無事プリペイドSIMを購入。
すぐに使えるようセッティングしてもらえました。所要時間30分弱?

シドニー空港タクシー乗り場へ
タクシー乗車時もQRコードのチェックインが必要でした。
到着してから慌てないよう。日本からService NSWのアプリダウンロード必須です。
アプリで乗車時(チェックイン)降車時(チェクアウト)をします。

海外渡航用ワクチン証明は使える?
日本から持参した海外渡航用ワクチン証明は、原本、コピー、スマホ保存、で準備しました。
実際、シドニーのお店などでワクチン証明提示が求められた時には、スマホ保存の画像を見せればほとんどのところで受け付けてもらえました。
唯一、近所のタイレストランでは、オーストラリアのデジタル証明以外は受付できないと断られてしまいましたが。。。
外出時には念の為、パスポート、ワクチン証明原本は持っておくと安心です。

上記は私が永住権保持者としてオーストラリアに入国した11月時点での情報となります。
12月15日からは海外留学生に対して国境も再開となりましたが、必要手続きなども変わっている部分もあります。
必ず最新情報を確認されてくださいね。
International travel to and from NSW

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する