サーフクラブに行ってみよう!

ハーフパンツのサンタクロースがカンガルーの引っ張るボートでやってくる夏真っ盛りのゴールドコースト。今日は、そんなゴールドコーストのビーチライフを楽しむのにオススメのスポットサーフクラブをご紹介します。
サーフクラブ(SLSC: Surf Life Saving Club)とは地区ごとのライフセーバークラブとそのクラブ支援のためのレストラン・パブからなる施設で、ゴールドコーストにはビーチ沿いにたくさんあります。サーフクラブの歴史は長く、1902年にウィリアム・ゴーチャー氏が近所のサーファーを集めて行った海のルールを守るためパトロールに始まります。Surf Life Saving in Queensland (SLSQ)はそれから6年後の1908年に発足。以降100年以上もの間、多くのライフセーバー(ボランティア)がトレーニングを重ね、ライフガード(市の職員)と共にビーチの安全を守る活動に励んでおり、その資金は個人からの寄付とレストラン・パブの収益で賄われています。

さて、そんなサーフクラブのレストラン・パブですが、ビーチ沿いということもあり、どこも眺めが最高!ほとんどの場合、レストラン・パブは2階にあり、お天気のいい日には広いテラス席は人でいっぱいです。ステーキやフィッシュ・アンド・チップスなどオーストラリア定番の食事が$10~$20くらいで提供されているし、アルコールを含むドリンク類も比較的安いので、地元の人にも人気です。

値段も手頃だし、広いので大人数で行っても大丈夫。大学時代、テストの打ち上げなどでクラスメイトとよく行っていました。大学のあるクーランガッタにはキーラビーチ、クーランガッタ、グリーンマウント、レインボービーチと4つもサーフクラブがあるので、天気や混み具合をみていろんなサーフクラブを利用していました。
前述のとおり、サーフクラブの利用はライフセーバーなどの活動をサポートする意味合いもありますので、ビーチに行ったら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。ビーチを眺める一等地にあるレストラン・パブですから、お気に入りの景色も見つかるかもしれません。

天ヶ瀬 有美 / Yumi Amagase

会計業務などを担当しています。

日本の大学で経済学部を卒業後、金融関係の会社での勤務を経て、2012年にワーキングホリデーで渡豪。「1年しかないなら、やりたいことは全部やる!」を目標に、大自然の中でのローカルの仕事などを経験。翌年、就職活動で英語力を証明するためのIELTSを学びに語学学校へ入学し、卒業時にIELTS6.5を取得。もっと学びたいと、サザンクロス大学会計学修士課程(Master of Professional Accounting)へ進学。2015年11月に同大学を卒業し、現職。

趣味は旅行、散歩、カフェ巡り。これまでに23カ国を訪問。オーストラリアでもたくさんの都市に出かけました。オーストラリアで出会ったコーヒーも大好きです。