幸いな事に健康体の私はオーストラリアで病院や薬局などにお世話になった事は殆どありませんが、今朝起きたら目に違和感が、、、。
鏡を見たら微妙に左目の下瞼が腫れているではないですか!!! お仕事柄、生徒様や学校のスタッフの方々に直にお会いする機会が多いので、これ以上腫れて醜態を晒すわけにはいけないと思い、急いで氷で冷やしてみたりしました。
実はこの忌々しいものもらい、数年に1度と忘れた頃に急にやってきます。さほど酷くなる事もなかったので今までは自然に治していたのですが、今回は嫌な予感がするので薬局で目薬を買おうと思い、出勤前にお店に立ち寄りました。
お店に到着し、店内奥にある薬剤師さんがいるカウンターに直行したのですが、誰もおらず、、、棚卸し中の白衣を着た薬剤師さんに話しかけ「ものもらい用の点眼薬が欲しいのですが」と申し出た所、
「そんなものは無いわよ! ホットタオルで目を温めればそのうち治るわよ♪」 と、、、、
「へっ??」日本で暮らしていた頃はものもらい用の目薬を使っていた記憶があるのですが、オーストラリアには無いそうです。オーストラリアでも”ものもらい”になる人はいるでしょうが、おおらかな人が多いオーストラリアでは自力で治すのが普通なのかと久しぶりにカルチャーショックを受けてしまいました。
ここでも食い下がる私は「抗菌目薬だったら少しはましになったりする?」と控えめに聞いたのですが、ここでも薬剤師さんからぴしゃりと、
「気休め程度ね」とはっきりと言われてしまいました。
さて”ものもらい”の事を英語でスタイ(STY/ STYE)と言います。
そもそも「Chemistケミスト」と「Pharmacyファーマシー」の違いってなんなんでしょう? ネットで調べた所、
Pharmacyファーマシー
主にアメリカで使われる英語、調剤薬局のことで、薬剤師さんが常駐して処方箋を扱う薬局(調剤薬局)のこと。
Chemistケミスト
主にイギリスで使われる英語、調剤薬や市販の薬の他に、化粧品やシャンプー、サプリメントなども扱っている。いわゆる日本の「マツキヨ」みたいなお店の事。
オーストラリアでは主にイギリス英語を使っているのでケミストが主流かと思いきや、ファーマシーと書かれたお店があります。
ただオーストラリアの有名なチェーン店”Chemist Warehouseケミストウェアハウス”や”My Chemistマイケミスト”では確かに化粧品やサプリなども置いてますよね。お薬系のみ専門的に扱うPharmacyもある事から、一概にアメリカ英語だから使われないという事も無いようです。
私の”ものもらい問題”に関して薬剤師さんの見解なのか、オーストラリアでは当たり前の事なのかは分かりませんが、素直に週末にホットタオルでなんとか治まるように頑張りたいと思います。また後日にホットタオルでの自力治療の成果を報告したいと思います。