大きな目標と小さな目標を立てよう

最近、数名の方から「オーストラリアで何をしたらいいのか分からない」「学校がつまらない」という話を聞きました。

特にワーキングホリデーだと、学校が終わった瞬間、○時にどこに行く、という縛りすらないので、どう生活したらいいのかわからないようです。

学生ビザの場合は、毎日学校に行っているものの、家と学校の往復。授業に慣れてきたこともあり、毎日を惰性で過ごしてしまうそう。

じゃあ、どうして学校がつまらないのか?

それは目標が無いからじゃない?と言いました。

渡航する前は、留学に行くことが目標になっているけれど、いざオーストラリアで留学生活が始まると、何を目標にしていいのかわからないという方は意外と多いものです。

「英語が上手くなりたい」という目標は漠然としすぎて、かえって何をしたらいいのかわかりません。

そこで、、、大きな目標と小さな目標を立てましょう!!

大きな目標は、「帰国時にどんな自分になっていたいか」という目標。例えば、英語を学んでいるのなら「どのレベルまで到達したい」「○○の資格を取得して帰国したい」という留学の最終目標です。

小さな目標とは、1ヶ月先や2ヶ月先の目標で、その目標の積み重ねが、大きな目標を達成する助けになります。例えば「2ヶ月後にスタートするケンブリッジコースに入りたい」という目標を立てたら、その目標を実現するために、この2ヶ月間の計画を立てます。

この大きな目標と小さな目標の立て方が上手だなあと思ったのは、パース、Milner International College of Englishに通われていたこちら、「9ヶ月で初級からIELTS6.0に到達」の体験談の学生さんです。

10年後、20年後にこの留学がどんなに大切な時間だったか実感する日がくるかもしれません。その時に「あの時こうしていればよかった」と後悔しないように、大きな目標と小さな目標を立ててオーストラリア留学を過ごして下さいね。

早川 真由 / Mayu Hayakawa

オーストラリア、パース在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 I005)。オーストラリアにワーキングホリデーで渡航したのが、私の初めての留学でした。そこで感じたことは「留学は生活」。留学には、短期の観光とは違う「日々の生活」があります。一人で海外生活をすることは、初めての日本での一人暮らしを数倍タフにした感じ。日本を出発する前は分からなかったけれど、最初の一年で最も学んだことは「ライフスキル」だったかもしれません。でも、このライフスキルは人生においてどんなに役立つことでしょう。留学の醍醐味は、勉強だけでなく、自分の人生を強く、豊かにしてくれるところにもあります。

留学はチャレンジを止めたらおしまいです。学校に通って勉強するだけなら誰にでもできます。でも「勉強プラス何ができるだろう」と考え、積極的に行動することで、人と違う経験ができるチャンスがあるのです。いつもフレッシュなチャレンジ精神を持って、考えて行動する留学生活を送れば、きっとFruitfulな結果が待っていることでしょう。このカウンセラーに質問する