街が緑に染まった日

3月17日は、セントパトリックデイ。
司教としてキリスト教布教のためアイルランドに送られたセント・パトリック、461年に亡くなるまでアイルランド中を旅しながらキリスト教を広め、各地に修道院・学校・教会を建てたと言われています。
そんなセント・パトリックを記念してアイルランドでは、彼の命日である3月17日を「セント・パトリック・デー」という祝日として、何世紀にも渡って祝ってきたのです。

今年2013年の3月17日は丁度日曜日だったこともあり、シドニーでもセントパトリックデイのお祝いで大々的にパレードが催されました。
市内のメインストリート、George Streetもこのパレードのために封鎖。
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QVBの前には、消防車が待機していて、ファイヤーマン達はトラックの上からパレードを眺めるという特等席!
お仕事中でも気楽に楽しんでしまうなんてさすがオージー、大らかです。

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装飾が施されたトラックが連なって日本のお祭りの山車みたいな感じですね。


シティ中心からハイドバーク、聖メアリー協会、ハイドパークの噴水を廻り、またシティ中心へと戻ったのですが、ちょっと風は強かったものの、空は快晴、気温も高くなくとても気持ちのよいお散歩日和。
ハイドバークではアイルランドビールの「ギネス」を初めとする黒ビールが飲めるお店や食べ物のお店がでてイベントも行われていました。
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アイリッシュパブはこの日はどこももの凄い人混みになる大盛況です。
私は飲みませんでしたが、パブにいる人たちの手は、もちろん「ギネスビール」。

ギネスビールの泡には、三つ葉のクローバーのようなものが書かれています。
(写真を取り忘れたので、参考画像で)
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by kahvi,kiitos

この三つ葉のクローバーに似たものはシャムロックといって、緑色のアイルランドの国花。
シャムロックにちなんでセントパトリックスデーは、緑色の物を身につけてお祝いをするのです。
街中も緑一杯であふれてました。


オーストラリアは移民国家だからこそ、その国ごとのイベントも行われて楽しむ事が出来ます。
各国のイベントだけではなくシドニーでは毎日数々のイベントが催されています。

イベントのチェックはCity of Sydney WHAT'S ONのこのリンクからどうぞ。
http://whatson.cityofsydney.nsw.gov.au/

大越 麻結 / Mayu Okoshi

オーストラリア、シドニー在住。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 G175)。高校2年の時に、ノースシドニーのカソリック系女子校へ2週間の短期留学。当時、Appleという単語すら聞き取れなかった私を温かく迎えてくれたホストファミリーとの出会いを通じ、またオーストラリアへ来る事を心に決める。その後、アパレル業界勤務、実家家業を経て、2002年ワーキングホリデービザで渡豪。1年の滞在が終わりに近づく頃、何かを得てから帰国したいと考え、専門学校へ進学。Diploma of Public Relationsを修了する。留学業界との出会いはワーホリ時代に遡る。その後、英語学校スタッフとしての勤務、オーストラリア留学センターシドニーオフィスで12年の勤務を経て東京オフィスへ異動。2021年から再びシドニーオフィス勤務。このカウンセラーに質問する