原因は道路に入っていた亀裂。工事がずさんだったのか劣化なのかわかりませんが、ぱっくり開いた30cmほどの亀裂に前輪が挟まり、自転車前転+手のひらと、肘、膝を擦りむきました。
転んだ時は怒りと恥ずかしさでいっぱいでしたが、起き上がってからは身体への打撲がじわじわと襲い、気力もダウン。そのまま、よろよろしながら自転車を押して帰ったことがあります。
この時は「もしかするとあの溝にはまって前転した人は自分だけでは無いかもしれない。」そんなことを考えていたら眠れない・・なんてことはなく、思いっきり爆睡しました。頭きてたし。
ただ、ああいう亀裂は、どこに言えばいいのかわからないですよね。警察でもなさそうだし、消防署でも違う、もしくは、どこかの公共事業を取り扱う機関なのか。かと言ってSNS上で愚痴っても、問題解決にはなりません。
そんなオーストラリアで生活する皆さんが、「あれが直ったらもっと生活しやすいのに!」という悩みを解決してくれるのが、「Snap send solve」です。
Snap Send Solveで、撮って、送って、解決
今回紹介する「Snap Send Solve」は、地域の問題点を解決するスマホアプリです。https://www.snapsendsolve.com/
道路の亀裂をはじめ、ここを直してほしいと思う問題点をみつけた際、適切な連絡先を自動的に判断し連絡をしてくれるアプリで、App Store と Google Playでダウンロードが可能。現在オーストラリアとニュージーランドで利用でき、利用者からの評価も高評価なアプリです。
また、対応してくれる地域の問題点についても様々で、道路のひび割れや陥没、落書き、不法投棄されたゴミ、無断駐車、放置されたスーパーのトローリーなど「地域で対処が必要」と思うものは、ほとんど受け付けています。使い方は簡単でSnap Send Solveで写真をとって連絡するだけ。
と、早速見つけました。自転車ロードにある陥没。これは勢いよく突っ込んだら、一回転ではすまなそうです。
早速、Snap send Solveを使ってみます。
まずはSnapボタンをタップ。
スマホのGPS位置情報で現在置を判断し、撮影箇所のピンを置いてくれます。もちろん、微調整も可能。次は該当する項目を選びます。
今回だとRoads & Signageが良さそうです。
Damaged Roadを選びます。あってますよね。ダメージ受けてますから。
ここで写真を撮影し、簡単なコメントを加えます。最大5枚までアップできるようなので、周辺写真も含めパチパチ。Nextへ
この時点で、報告する行政機関を自動で判断してくれます。今回はBrisbane City Councilのようです。内容を確認してSend。
無事、送信されました。
Brisbane City Councilも、すぐに修理をしてくれるわけでもないと思いますが、街の声(というか、自分の声)は届いたはず。これ、素晴らしいアプリだと思いませんか?日本にも同じようなアプリはあるかわかりませんが、もし無かったら、是非誰かに作ってもらいたい。使い勝手はもちろんですが、誰でも簡単に地域貢献できるというのが、とても良いです。
今回の報告で、ケルビングローブの安全が守られ、さらに住みやすくなる気がします!オーストラリアに滞在中の方は、是非このアプリを利用してみてください。
もし十数年前に戻れるなら、よろよろ歩いている自分に「くじけるな、あと数年で良いアプリがでるよ」と伝えてあげたいです。そして「その膝の傷は当分残るから、早めに病院行っておけ」と。
※後日確認
無事、穴が埋まっていました。ありがとう、Brisbane City Council!