留学にたくさんの洋服は必要ない

日本で流行ったこの本、皆さんは読まれましたか?

「フランス人は10着しか服を持たない」


「フランス人は各季節ごとに10着の洋服をタンスに用意していて、その10着で着回しをしている」というもの。
質の良い洋服を10着だけ。

女子は特に買い物好きの方が多いですが、「買ったら満足」「結局1回しか着なかった」「すぐ飽きた」「いまいちだった」「着ずらい」なんてことありませんか?

私自身も、高校生や大学生の時によく、「クローゼットにはたくさん服があるのに、今日着て行く服がない!!!」とイライラした経験があります。洋服があればあるだけ、着ていく服が見つからないんです。

あの感覚、不思議ですよね…。
でも、最近になってやっと「いっぱい買うのはもうやめよう。この洋服を大事にしよう。」と思うようになりました。
それでも先日セールに飛びついたけど

オーストラリアで出会った私のフランス人の友人は、決して10着だけの服ではありませんでしたが、同じ服を色んな着方で着ていて、いつもスタイリッシュでした。


ビーチリゾートや小さな街に留学しようかなと考えている方は、ブランド物のバッグや、ヒールはいらないかもしれません。イケてる洋服を持って来たつもりなのに、オーストラリアでは着れなさそう…という経験をするかもしれません(経験済)。

私がオーストラリアに留学中、こんなことが起きました。
イギリスのロンドンで買った、ヴィヴィアンウエストウッドのイケてる(と思ってた)靴をオーストラリアに持っていって、部屋に置いておいた時、遊びに来ていた友人たち(南アフリカ人、メキシコ人、マレーシア人)に、「そんな靴どこで履くの!?いつ履くの!?」と大笑いされたことがあります。今でも思い出して笑いそうです。

センスはもちろん人それぞれですが、笑われて恥ずかしかったことと、「あ、ここではこうゆう靴は履かないのか~。なるほどね。」と思ったことを今でもよく覚えています。

各季節で10着ずつとはいかなくても、もう少し減らしても良さそうだなと思う方、いらっしゃいませんか?
是非オーストラリアに渡航する際は気にかけてみてください。

気候が素晴らしいオーストラリアに行くなら、たくさんの洋服よりも、水着とスニーカーが必須ですよ!!

樋口 優 / Yu Higuchi

東京オフィス勤務。豪政府認定教育エージェントカウンセラー(QEAC登録番号 H310)。大学4年の時、アメリカに留学中の弟を訪れた際、海外の大学のキャンパスや留学生活を垣間見て「私も留学したい!」という思いが爆発。即座に手続きを進め、短期留学でイギリスへ。その後も、海外への興味はさらに増し、今度は長期留学をするため、治安と気候が良いオーストラリアへ。自身の留学経験から「これから留学する人たちが、オーストラリアで充実した留学生活を送れるようお手伝いしたい」との思いを抱き、現職に就く。このカウンセラーに質問する