Sausage Sizzle な週末

オーストラリアで週末ホームセンターでよく目にするのが、アツアツホットドッグ屋台です!週末になると、大手D.I.YショップのBunningsやMastersの前を通ると、ジュージュー焼きたてのソーセージのいい匂いがします。


売っているのは、本当にホットドッグと飲み物くらいですが、ランチタイムになるとたくさんの人が行列を作っています。オーダーをして、通常『オニオンは入れますか?』と聞かれるので、私と主人は『たっぷりお願いします』と伝え、ホットドッグバンズにあつあつのソーセージとよく炒められたキャラメライズドオニオンを挟んでもらい、ケチャップとマスタードはお好みでかけます。これで、1個2.50ドルです。


このホットドッグ、実はお店の人が売っているのかと思いきや、大手企業のローカルコミュニティサービスの一環で、店舗のある地域をサポートするために、資金を必要としている地域団体に場所を貸し出しているのです。たまに、若い学生さんのような方が多いなと思ったら、ボーイスカウトの団体だったり、がたいのいい人が多いなと思ったら、地域のスポーツクラブだったり、ご老人チームのおじいさんがソーセージを焼いておられたり、様々です。(おじいさんが焼いておられるソーセージはなぜか、老舗店のような味わいがあり、見るからに美味しそう)なんでもこの場所の無償提供、とても人気のようで半年前に予約しないとだめだそうです。


地域団体のサポートにもなり、お腹がすいた私たちのお腹も満たされ、お財布にも優しく、なんて素敵な週末でしょう。皆さんも屋台を見つけたら、地域サポートの一環として、ぜひホットドッグを買ってみてください。

辻井 麻衣 / Mai Tsujii

オーストラリア、パース在住。外国語大学を卒業後、さらに生きた英語を学ぶため、アメリカでの長期留学を決意。留学先では、机上で学ぶ英語との違い、異文化、価値観の違いなど、毎日が驚きの連続で、自身の人生観が変わりました。帰国後、大手旅行会社、英会話学校に就職。2014年、結婚を機にパースに移住し、現在に至ります。思い返せば、人生の半分以上は語学に関わってきました。そんな自分の経験を、少しでも役立てたいという思いから、現在パース支店で留学カウンセラーとして、多くの留学生のサポートを行っています。

※ 2019年7月〜2020年6月まで産休/育休を頂いていますこのカウンセラーに質問する